ロッタちゃんと赤いじてんしゃ

劇場公開日:

解説

スウェーデンの国民的作家アストリッド・リンドグレーンによる名作児童文学「ロッタちゃん」シリーズを映画化。5歳の女の子ロッタちゃんと彼女の相棒であるブタのぬいぐるみバムセが、北欧の豊かな自然と大人たちの愛情に包まれながら過ごす春から夏にかけての日々を描く。

ロッタちゃんは風邪をひいてしまい、買い物に行きたいのにママが許してくれない。我慢できない彼女は、黄色いレインコートを着て雨の中へ飛び出していく。春にはパパの運転する車で湖へピクニックに出かけるが、バムセが行方不明になったり、お兄さんのヨナスが溺れそうになったりと大騒ぎ。誕生日、三輪車を卒業して自転車が欲しいロッタちゃんは、隣人の大人用自転車に乗ろうとする。

日本では2000年6月に劇場初公開され、恵比寿ガーデンシネマでシリーズ2作あわせて37週のロングランヒットを記録。24年3月22日より、2Kリマスター版でリバイバル公開。

1992年製作/78分/スウェーデン
原題:Lotta pa Brakmakargatan
配給:エデン
劇場公開日:2024年3月22日

その他の公開日:2000年6月24日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

4.0わがままでよい子でもない、 地団駄踏んでるロッタちゃんがクール!

2024年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

萌える

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ITOYA

5.0ロッタちゃんの成長、喜怒哀楽が見られて楽しい

2024年4月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

萌える

ロッタちゃんシリーズは改めて面白いし、可愛い。
今回のシリーズはニシンが嫌いで反抗したり、自転車が欲しくて反抗しお父さんにロッタちゃんの誕生日プレゼントに買ってもらうなど喜怒哀楽がはっきり見られて一番良かった。
配信でも見れるのでおすすめします。

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ナベウーロンティー

3.5がーん!

2024年4月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

萌える

という効果音が笑える(ジャーンと聴こえるけれど)。兄姉たちが赤のレインコートを着てる中、黄色いコートのロッタちゃんが現れるのが色鮮やか、ハットまで黄色で揃って「早春」みたいな印象さえ受けました。今回はお父さんの失敗が少ない。自家用車やタクシー、汽車にも乗って田舎感は薄かった。お祖母ちゃんとお母さんがそっくりで芸が細かい、田舎だからニシンが良く出るのかな?

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トミー

5.0日本で見ることができるスウェーデン映画としては良い映画

2024年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年118本目(合計1,210本目/今月(2024年3月度)36本目)。
(前の作品 「ゴーストワールド」、次の作品「ペナルティループ」)

 もともとこの作品は2000年代に放映されていたもののリバイバル上映であるようです。

 とはいえ、スウェーデン映画が放映されるのは珍しく(さらに珍しいことに、シネマートではリトル・エッラ(新作)やこれに付随してロスバンドの復刻上映もある)、いわゆる「北欧の国特集」という概念でもあるのでしょうか?

 本映画自体はスウェーデン国内でも子供でも理解できるようにという趣旨から、字幕にもかなり配慮があるどころかストーリー自体がかなり平易で、ストーリーというストーリーがまるでないので(ほぼ平坦なストーリーだし、ストーリーの変化というものもない)、本映画の「積極的な」採点は難しいかなというところです(いわゆる現地での「学習映画」ないし「情操映画」という趣旨にもなっている)。

 ただ、この映画は1990年~2000年ころの「少し古い映画」で、それに伴い気になる点もあります。この点は以下に触れますが、採点幅がまるで不明で「減点幅すら不明」といった状況なのでフルスコアにしています。

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 (減点なし(?/減点0.5程度か?)/序盤の「お医者さんごっこ」で映る赤十字)

 いわゆる「お医者さんごっこ」の中で、看護師役の子が赤十字がうつった帽子をかぶっていますが、赤十字に関する条約は日本・スウェーデンも批准しているところ、この条約は国内で「赤十字の記号の目的外使用」を禁止するように求めています。日本では個別の法律で「みだりの使用」を禁止し、懲役刑もあります。

 「条約によるもの」なのでスウェーデンにも同じ趣旨の法律(懲役刑かどうかはともかく、勝手に使用するなというもの)はあるはずで、この点について、2023~2024年の復刻上映という点は理解しても「赤十字の記号について」について説明書きがなかったのは気になりました。

 ※ ただ、この条約で制定が求められる「目的外使用を取り締まる法律」は、日本でも「みだりに」とつくように取締り法規というより「みだりに使用しないでね」という趣が強く(なにせ、極論、赤い線を2つ書くだけでも触れうる)、表現の自由ほかで「取締りを厳密にすると無茶苦茶になる」という事情もあるので、「あまりにも無茶苦茶しない限り事実上スルー扱い」ではあります(コミケほかでも「使用しないでね」程度で、検挙例はまるで見当たらない)

 ※ 病院などでは赤十字病院以外では「緑・青十字」のように「赤十字」にならないようになっています。
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