劇場公開日 2004年8月7日

誰も知らないのレビュー・感想・評価

全99件中、61~80件目を表示

4.0切ない

2019年11月22日
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鑑賞方法:DVD/BD、試写会、映画館

泣ける

悲しい

こんな家庭が目立つようになってきた様に思う。
昔は無理やり関わりを持たされる村社会的なものがあった為、見つけやすかったのかもしれないが、見つけたからと言ってセイフティネットがある訳じゃない。
誰も知らないはそんな世界にいる子どもたちを乾いた目で見せる。

それにしてもYOU演じる母親がぶん殴ってやりたいくらい腹立たしい。
事情はあるのだろうけど、許し難い。

子どもたちの暮らしは危ういが故にこちらの目を惹き付けるが、崩壊の時が訪れると止まらない。
この展開は辛い。

埋葬する流れは幻想的に装っていたがどうにもできない無力感を感じるのがまた辛い。

私自身が当時は仕事で何度も観る機会があり、未だにBGMを聴くだけで苦しくなる。

作品としては魅せられる作品ではないが、子どもの危うさや結末まで淡々と見せる力(演出力)があると思う。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

3.0兄弟がすげーうまいな。きっと撮影の前にものすごく時間かけたんだろうなあ。

2019年8月11日
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鑑賞方法:VOD

兄弟がすげーうまいな。きっと撮影の前にものすごく時間かけたんだろうなあ。

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まるぼに

4.0子役の実在感

2019年7月28日
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子役4人と高校生の女の子の実在感がすごかった。家族とは何かというメッセージ性が強く現れていて、「万引き家族」の原点がこの作品にあるように感じた。

YOUが本当に最高で、こういう親いそうだわーって思った。
電話越しに苗字を名乗った瞬間、観ているこっちも何かが崩壊する感覚に陥った。

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アリンコ

1.0実話なんだ

2019年7月21日
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実話を映画化してるやつなんですね
観終わった後に知りました

やっぱりこの人が作る映画はあまり好きくないな
考えさせられる感じ??すごい苦手....

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わんわん

4.0日常的

2019年6月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

今この瞬間も、必死になって生る子ども達を感じさせるリアリティーがある。
素なのか演技なのか、力も凄い

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14waku

3.5心苦しくなる

2019年4月29日
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胸詰まる映画

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マルボロマン

5.0愛はすべてではない

2019年4月25日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

母からの手紙「愛している」…って怒りで言葉も見つからない。この母なりに愛しているのだろうけど、相手の幸せ考えない愛って何?自己満足でしかない。だからくず男しか掴めないんだ。
  やりきれないのはそういうのを愛と勘違いしている人がなんと多いことか。子供はその「愛している」にすがるしかない。

子どもから子どもである時間を奪ってはいけない。
  本当に心に衝撃を受けると涙も出ない。ただただ、胸の奥、みぞおち辺りがキリキリと傷み、ズシンと重くなる。そして明の、京子の、しげるの、ゆきの顔がリフレインする。

たくさんの「誰も知らない」が描かれ、考えさせられる。
  例えば公園の場面。ボロボロの服を着て洗濯している。その向こうでテニスに興じている大人。自分の趣味に集中して子どもの危機に気がつかない。この子らの母と一緒。
  紗希の親は何しているの?紗希が明の家に泊まり込んでも放置?
  万引きする中学生。親は子の行状知らずに放置。
  それに比べれば、万引きの冤罪晴らしてくれたコンビニ店員の顔を見て、多分、裏切っちゃいけないと、やっとできた友人からの誘惑に耐える明。かっこいいよ、明。よく我慢したねと抱きしめたいよ。ちゃんと心が繋がっている。

明達の母は恋に走ったけど、現実にこういう親はいるし、仕事を理由に子供の存在を自分の心から消している親もいる。生命の危機こそないけれど、存在をネグレクトされる子供達、親の都合のいい時だけかまわれる子供達は増えている。
  恋をしちゃいけなんじゃない。仕事をしちゃいけないんじゃない。いけないのは子の存在を心から消すこと、子の気持ちを無視すること。

「4人一緒に暮らせなくなる」子供にとっては家族=自分の基盤。引き離されて、未知の世界にたった一人で放り出されるのは怖い。この生活は私達からは悲惨だけど、彼らには馴染んでいる世界。大人から見れば、刹那的で、先の見通しなんて考えられない行為に見えるけど、それ以外の生き方知らないんだもの。それ以外の未来なんて知らないんだもの。
  『It』と違って、明達にはお互い思いやって喧嘩して経験を分かち合う兄弟がいた。
  その自分の分身と引き離される。その痛みを子供に強いるのか…。
  児相に通告して、自分の目の前から消してしまえばそれで終わり・メデタシなんかじゃない。

「リアリティを感じさせない」「深みがなくなっている」という映画レポートを読んだことがあるが、何を持ってリアリティだとしているのだろう?下書きとなった事件と違うから?子供達の生活が楽しそうで、現実感がない、ファンタジーのようだ、だからリアリティがないと?
 ネグレクトされた子供、自分を大切にされた経験がなくペットのように扱われた子供と関わったことがある方なら、この映画はそういう子どもたちのリアリティを描き切っていると言うはずだ。被虐待児の心理を多少勉強した人なら、この現状を「解離」「離人感」「スプリット」とかいう言葉で説明するかな?
  明達は生まれた時からこの生活で生きてきた。この生活以外は知らない。学校にも行っていないし。TVは観るけど、私達がTVのニュースで戦争を見るようなもので、そちらこそ現実感がない。その限られた生活の中で、楽しみを見つけ笑い、喧嘩し、生きている。その日常生活のリアリティがあふれている。
  映画なのだからドラマ化せよ?確かにね。ドラマにならないと注目されない。以前、ある国で虐殺が日常的に行われていることを取材してほしいと報道機関に持ちかけたことがある。その時言われた。「日常的な場面をニュースで流しても誰の目にもとまらない。なにか事件はないですか?」事件にならないと報道はされないし、注目もされない。
  この手のネグレクトだって日常ありふれている。でも「誰も知らない」気づかれない。そんな中でもこの子たちは一生懸命生きている。その存在を記録しておきたかったと監督はおっしゃっていたと思う。これは1つのメッセージだと思う。その辺をどうくみ取るかは観る側の感受性の問題なのかな?

音楽もとても良かった。彼らをこの音楽で胸に包み込みたくなる、そんな不思議な感覚。あえてゴンチチさんを起用したセンスに乾杯。

こういう作品を世に出して下さった監督他に感謝します。
  YOUさんにも感謝。初女優作品によくぞこの役を選んでくださった。子どもたちと真剣に向き合って、子どもたちが本気でYOUさんと楽しんでいるシーンがあったからこそ、その後の放棄が痛々しかった。

…何ができるのだろう。それを考え続けることが第一歩。

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とみいじょん

4.0驚くべきナチュラルな子役らとその演出

2019年4月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

悲惨な状況なのに大人がほとんど介在してくることのない悲しい物語。子役が画面の大部分を占めているにもかかわらず、非常にナチュラルな印象を受ける。台詞を言っているというものも、演技をしているというものも一切感じない。これぞまさに是枝監督の真骨頂というべき作品。
ただ、物語があまりにも悲しすぎて、見ていてつらい。それでも実際の事件などよりかなりマイルドにして、優しさも漂わせているところも感じる。現実はもっと過酷で残酷なものだろうと思ってしまうだけになおさら、この映画への哀しみが増してしまう。
リーダー的存在の柳楽優弥がカンヌの最優秀主演男優賞を取ったことも納得できる作品だった。

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SH

4.0虐待殺人が世を賑わせている昨今。これも充分殺人未遂ぐらいにはなろう...

2019年2月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

虐待殺人が世を賑わせている昨今。これも充分殺人未遂ぐらいにはなろうという育児放棄の話。実際にあった事件がモチーフというのが怖い。
母が子らへの愛情がないわけではない、そこがかえって悲劇的なのかもしれない。そして悪になりきれぬ長男。
途中、進まぬ話に不満も覚えたが、その分の衝撃もきちんとかえってきました。そしてことの顚末を敢えては描かぬラストも余韻が残った(あまり良い余韻とは言えないが)
本作が「万引き家族」につながっていくようにも思えました。こちらは気丈にも万引きには走らないところが面白いところではあります(笑)

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はむひろみ

3.0子供が不憫、、

2019年1月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

親が子供を捨てる映画って 意外とある
切ないのに見てしまうわ
「万引き家族」と同じ匂いよね、これだったんだ

しかしこれは撮影するのもつらい作業だったろぅな
荒れていく部屋・生活 子供だけの世界 心配するコンビニ従業員

想像力の働かない母親・・・今もどこかに「誰も知らない」

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mamagamasako

4.5現実世界でないと言えないことだからこわい。

2019年1月5日
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現実世界でないと言えないことだからこわい。

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みさみさ

3.5悲しい

2018年11月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

淡々と静かにゆっくりと進む感じが、
物語の重さを感じさせる。
実話が元になっていると思うと、
自分自身の生活がいかに幸せで
当たり前じゃないことを突きつけられる。
学校に通えて勉強できる。
運動ができて友達もできる。
家族がいてご飯が食べられる。
何より水を探すことなんてないんだから。
食料を調達してどうにか生きていこうだなんて、
兄弟を守って4人で暮らしていくことに
絶対的な責任を抱えて、
様々なことを犠牲にして、
それでも優しさと秩序を守って
生きて生きて生き抜こうとする長男と、
何があっても約束を守って、
ひっそりとあの空間だけに留まって
我慢を貫いていく子供達。
少しの光をも逃さないで
ただ純粋に未来を見つめて。
そんなことできないんだから。

氷のように枯れた瞳で
僕は大きくなっていく
なんて悲しいんだろう...

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Blue.

4.0なんとも言えない現実

2018年11月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

この世界にどれくらいのあぁいう家族がいるのか。

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you

3.0演技がすごい

2018年11月11日
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泣ける

子供達の演技が演技じゃなかった!
凄い

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い

3.0タイトルなし

2018年9月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

元になった事件の子供たちは今はどんな暮らしをしてるんだろう。

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亞

2.0誰も知らない

2018年9月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

ピッチとフィルムの導入は魅力的です。だから私は傑作の前にいると思う。大きな問題は、最初の四半期後に子供たちが自分のデバイスに放置されていることです。私も自分自身であることを認識しています。放棄された子供たちの怠惰を翻訳するためには、信念なくそれらを撮影する必要がありますか?これは、映画を咲かせた賞賛の雪崩での私の誤解を説明しています。どのような視点もないと、これは最終的には未形成であり、消化不可能である。

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Fayçal

5.0一番好きな映画

2018年7月1日
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一番好きな映画です。

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エマ愛里

3.5引き込まれた、育児放棄もの。柳楽優弥子どもだ。

2018年6月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

引き込まれた、育児放棄もの。柳楽優弥子どもだ。

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れお

4.0何故か終戦後の映画を思い出してしまった。

2018年5月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

何故か終戦後の映画を思い出してしまった。

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tsumumiki

4.0すごい

2018年4月16日
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柳楽優弥の表情が印象強く、丁寧な心理描写が秀逸

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夕暮れ