ゴーストワールド

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劇場公開日:

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ゴーストワールド

解説

ダニエル・クロウズのカルトコミックを原作に、疎外感を抱えて生きる少女2人の日常をポップかつユーモラスに描いた青春ドラマ。

幼なじみで親友のイーニドとレベッカは高校を卒業したものの、進学も就職もせずに気ままな毎日を過ごしている。そんなある日、2人は悪戯心から、新聞の出会い広告欄に載っていた中年男シーモアを呼び出して尾行する。イーニドは冴えないシーモアになぜか興味を抱き、彼の趣味であるブルースのレコード収集を通して親交を深めていく。一方、レベッカはカフェで働き始め、イーニドとレベッカは次第にすれ違うようになっていく。

「アメリカン・ビューティー」のソーラ・バーチがイーニド、「のら猫の日記」「モンタナの風に抱かれて」などで子役として活躍してきたスカーレット・ヨハンソンがレベッカを演じ、冴えない男シーモアを「ファーゴ」のスティーブ・ブシェーミが好演。「クラム」のテリー・ツワイゴフが監督を務め、原作者クロウズと共同で脚色も担当。

2001年製作/111分/PG12/アメリカ
原題:Ghost World
配給:サンリスフィルム
劇場公開日:2023年11月23日

その他の公開日:2001年7月28日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第59回 ゴールデングローブ賞(2002年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ソーラ・バーチ
最優秀助演男優賞 スティーブ・ブシェーミ
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映画レビュー

4.0浮遊せよ、乙女

2024年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

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abokado0329

3.0彷徨う青春

2024年3月31日
iPhoneアプリから投稿

ああ見えてもイーニドはデリケートで移ろいやすい女の子だから興味本位で付き合い始めたシーモアとの関係の中でレベッカや家族との関係も含めて破綻していくプロセスが良かった。もう何処にも落ち着く先がないのだからバスに乗るしかなかったのね。レベッカが段々と引き立て役っぽくなってきたのが個人的には残念。それとbluesも。

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sukiyaki

5.0PG12と思っていくと(別の意味で)きびしいか…。

2024年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年117本目(合計1,209本目/今月(2024年3月度)35本目)。
(前の作品 「ブリックレイヤー」、次の作品「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」)

 前から見に行きたかったのですが、行きたいなと思っている間に終わってしまったところ、シネマートさんが「卒業おめでとうキャンペーン」で放映されていたので行ってきました。

 高校を卒業した後の2人のちょっとした時間を描く、あえてどれかに分類するとするならシスターフッド系に分類されえますが(「プリテンダーズ」など)、ジョークものという観点がかなり強いです。

 このため、PG12という事情もあいまって「性的表現」についてストレートにすぎる表現が出てくるのがかなり人を選ぶかなといったところです(ここも「プリテンダーズ」に通じてしまう…)。

 映画の趣旨からすれば、高校を卒業した17か18歳の(アメリカの教育制度は調べてもすぐにわからず)女性2人の考え方といえば、映画内で描かれるように2人いれば考え方も2人それぞれ違うし、またこの時期ならでは「こじらせ」もあれば「他人にたいするおせっかい、興味を持つこと」も起こり、それらを描いた映画と言えます。上記の「性的表現がやや厳しいか」という点もここから来ますが、ギリギリ何とか…といったところでしょうか。

 シネマートさんで時々放映される、1950~70年くらいの「古き良き時代のアメリカを舞台にした作品」の枠であるようで、その観点でみると、かなり年齢層を「上側に」絞ってくるところもありますが(レコードが何だのといった話等、妙に細かいことを出してくるシーンがある)、字幕でわかりにくい点(なお、PG12なので、話されている内容と字幕が明確に合わない点がある。そこを翻訳して字幕にするとR15になりかねないという事情もあるものと思います)などはあっても、「そうしたブラックジョークものは気分を害することはあってもまぁ許せる派」であれば推せるかなといったところです。

 なお、他の方も書かれていますが、エンディングロールはあるものの、最初に突如 The End と出てくるなど古い映画のテイストはあります(まぁ、そこがfineでもfinでも別に大したことはないけど)。ただ、それらすべてを見た後の「おまけシーン」があるので要注意です(30秒ほどですが、映画内で出てくるあるネタの「別観点ネタ」というもの)。

 なお、不親切な点として「街の看板など翻訳が必要と思える点も翻訳がないためある程度の語学力が必要とされてしまう」点がありますが、英検2級程度あれば足りるかなといったところです(町の看板などが大半などで、それほど語彙レベルの高いものはでない)。

 採点に関しては以下を気にしたものです。

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 (減点0.2/PG12でよいか疑問が残る) ※ レーティング一つ違いは0.2固定

 この映画でPG12扱いでいいのかな…というった点は気になりました(字幕に出ないだけで、ちゃんと聞き取るとR15扱いされかねないようなことをちゃんと言っている)。

 それはもちろんとして、前半から下ネタを連発してくるところがあり(後半になるとうってかわって出てこなくなるのも謎)、やや序盤が厳しいかなといったところです。
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yukispica

5.0いたい

2024年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

難しい

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ブールドネージュ
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