ファイナル・デスティネーションのレビュー・感想・評価
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逃れられない運命
ただのホラーじゃないと聞いて鑑賞。何でも「CABINE」 「SAW」と並ぶホラー界に革命を起こした作品であるみたいです。
敵は殺人鬼でも幽霊でもゾンビでもなく、死ぬ運命だということ、そしてそれから逃げられないということ。というのがこの映画のコンセプトであるらしいのですが、このホラー映画の面白いところは、必ず、死ぬ。だからこそ、どうやって死なせるかに重点を置いているところだと思いました。
死に方に色々な工夫が見られるのですが(刃物が見える、でも死なない→結果関係ないもので死ぬ、唐突に死ぬetc)なかなか面白かったです。観ていてハラハラ。
ホラーはあまり観ないのですが、まだ観れる作品でした。
「俺が何をしたってんだよ!」というセリフがあるんですけど、ごもっともだなと笑。他にも「皆、死は遠くの未来のことだと思っている、だれも今日がその日だなんて思わない」など、死は逃れられない、ホラーにおいての「死」について別の視点から伝えてくる作品でした。
死になくな~い
元凶は「死」っていうSFなお話だから、あまり深いところは掘り下げずに、表面上で楽しめる映画だよ。
出てくる主要キャラの中で好きなやつとか決めてソイツがいつ死ぬのか生き延びるのか見守るみたいな見方とかしますね。
結構感化されやすいから、死が短に潜んでる気がしてきて怖くなっちゃうぷ。
絶対的な死。
死ぬはずだった人々が死ななかったがために、その”死ぬ運命”につけ狙われる。
敵は”死”。
有無を言わせぬ”死”。
彼らにできることは、何もない。。。
”死”という運命が迫ってくる不気味さにムズムズさせられる。
その描き方が面白く、なんとも楽しい。
演出する死のシュチュエーション
この作品の基本的な特徴として,目に見えない死の連鎖と,死ぬことが最初から運命として定められているため,死なないで!などの鑑賞者の気持ちが届くことはなく,次はどのように死ぬんだろうと,ある意味,死に対しての潔さを味わえる。
そして,クリーチャーや超常現象,アンデット,宇宙人などの実体のない敵が襲ってくるわけですから,それといって攻略法もなく,運命という日常にある死の恐怖が表現されています。
つまり,身近にある物が突然凶器となる怖さを,演出的ではあるが擬似体験できる,新しいホラージャンルです。
また,このファイナルデスティネーションと直接的な続編であるデットコースターは,ストーリーが何となく組み立てられています。それ以降の作品は,死の演出にこだわるあまり,ストーリーは意識しなくていいと思います。
ハラハラ感のジェットコースター。
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