ボーン・スプレマシーのレビュー・感想・評価
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シリーズ第二部
前作に引き続きアクション多めです。
しかし前作で少し物足りなかった人物の描写が、改善されていて
より物語に深みが出てます。
前作の邪魔者はさっさと排除するかのように序盤でさっくりハケさせています。
彼女が居ると逃げ方も制限されますからしょうがないのかもしれません
しかし呆気ない終わりでしたねー
そして劇は復讐劇へと移ります。
欲を言えば、
過去彼が殺した家族の復讐とボーンの復讐を対比させるような
描写があればもっと満足のいくものだったかもしれない。
電話で物を調べるシーンが多い!
実際のスパイもそうなのかな。
うそっぽさのない良い映画だと思います次作にも期待!
ラブです、ラブ
2004年アメリカ映画。108分。2011年19本目の作品。人気シリーズの第二弾。はっきりいって本作のことがめちゃくちゃ好きです。
内容は:
1,逃走中のジェイソン・ボーンとガールフレンドはインドにいた。
2,ロシアからの殺し屋に二人は追われ、ガールフレンドが殺される。
3,復讐のため、自分探しのため、そしてもう一つの思いを胸に秘めてジェイソンは「戦地」に戻る。
監督が変わったことでアクションの切れ味抜群。本シリーズ名物のカーアクションに目を奪われる。そして、とにかくマット・デーモンが素晴らしすぎます。
本作に関しては斜めから見たくないので、これ以上は書きません。
いきなり・・・
いきなりヒロインが死んじゃっていいんですか?
前回からの続編だから、どういう展開になっていくんだろうって
期待して観始めたら、いきなりマリーが死んじゃうんだもん。
ストーリーそのものは、前回から引き続き、静かに進んでいく。
ボーンは、静かに暮らしたいだけなのに
周りがそうはさせてくれない。
特にある人物がボーンを何とか抹殺したい。
その人物のセリフ。
「過去から逃れることはできない」
がすべてを表している。
寡黙なデイモンが素晴らしい
愛する者を失っても感情を吐き出せない暗殺者の性(サガ)。目的にひた進むジェイソン・ボーンことマット・デイモン、寡黙な表情の中に深い哀しみが感じられる素晴らしい演技だ。アクションの動作についても前作以上の切れ。逃げながら手にした物で攻撃・治療する信じがたいほど巧緻な動き!。ジェイソン・ボーンという人物に動きでリアリティを与えたデイモンの功績は大きい。
グリーングラスは、非情なタッチで全編統一された演出によって、このシリーズの新たな世界を切り開いている。物語展開もシンプルであり、また「贖罪」というテーマがはっきりしている分、完成度はシリーズ中最も高い。殺した夫婦の娘への謝罪に明確な答えはないが、このシーンの意味は大きい。
圧巻はクライマックスのカーチェイスだ。ハデにカメラを揺らすのだが、位置関係などはごまかすことがない。デイモンも一切喋らないが、仇敵と目を合わせるカットを入れることにより観客(私)の感情を一気に盛り上げる。細かいが絶妙の演出。トンネルに入ると一気にヒートアップ。ジョン・パウエルのスコアもここぞと鳴りだしクラッシュへ……何回見ても凄い。
涙が出る
1作目でこの雰囲気にはまってしまった私にとって、待ちに待った2作目でした。
期待を裏切らず、それ以上の完成度。
マリーを殺され、ボーンの悲しさは1作目以上であるはずなのに、1作目よりも悲しみや苦しさを抑えているように感じて、私もとても苦しくなりました。
カーチェイスシーンの最後、トンネルから出て行くボーンの後姿は、明るい出口をいまだに掴めなくてネスキーの娘に謝罪に行く、という目的のためだけに行動する彼と対照的で悲しかったです。
早く3作目が見たい。
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