スパイダーマン3のレビュー・感想・評価
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ネタばれ でもカッチョいい!
このシリーズを通じて 最大の盛り上がりじゃないのか。それぞれの役回りが ここへきて一気に加速 前へ進められた感じ。一作目のラストのkissが ここでこんな意味を もってくるとは より強くなるヒーローに感激!
別に良いではないか。
何かと世間で批判を受けているかわいそうな作品だが、果たしてそんなに駄作だろうか。
少なくとも僕は楽しめた。
ジョージ・ルーカスが「くだらない映画だ。中身もない。ほとんどストーリーがないじゃないか」と爆弾発言していたが、もともとこのシリーズにはストーリーがない。
アクションだけを楽しむ作品だ。
皆期待して見すぎなのだと思う。
ただ、この作品が不評な理由を自分なりに考えてみると、まずは敵が多すぎる点だ。
敵が多すぎてそれぞれの魅力を発揮できていない。
次に、ピーターとハリーの友情劇。
見ていてこっちが恥ずかしくなる。
そして最後に、ラストの終わり方。
幸せの力でも書いたが、終わりよければすべて良しなのだ。
幕の閉じ方が不自然だ。
それら以外は本当に良かった。
迫力のVFX、コミカルなシーン、そしてヴェノム。
幼少期からのスパイディファンの僕としてはヴェノムの登場はうれしかった。
ただ、もっと出番が多かったらなぁ、と。
アクション性が増した?
結構前に見たのですが・・
スパイダーマンのアクション性は前作から良かったのですが、
今作になって、更にアクション性が増して(視点に工夫してる?)
ハラハラドキドキがありました。
(ちなみに前作まではハラハラドキドキはあんまなかった)
とりあえずかなりオススメです。
ヒーローものの楽しさ満載
このシリーズ、ヒーローもののなかでも好きだけど、個人的には2よりこちらのほうがよかった。ヒーローが「お人好しでストイック」だと、ちょっとイライラしちゃうけど、今回は「いいたいこと、やりたい」邪悪なことを、ブラックスーツを着ることで実現させてる。この発想転換がいい。これによって、ストーリーが生き生きしておもしろくなっていた。
正義の味方のブラック化は定番です。
今度のスパイダーマンは、ブラック・スパイダーマン。妙に人間くさいスーパーヒーローのスパイダーマンですが、人間並みに(って言うか、人間そのものかもしれないけど)悩みます。
正義の味方が、様々な理由によって悪の心を抱いてしまうと言うのは、ヒーロー物には定番の設定です。しかも、大体が、復讐心とかが、その悪の心の原動力になっていたりするんですよね。スパイダーマンもその例外ではありません。でもねぇ、そのトリガーが謎の黒い液状生命体と言うのは、うーん・・・。しかも、その黒い液状生命体が出現したことにスパイダーマンが気が付かないと言うのは、あの状況では、どうも納得が行かない設定です。
3作目ですが、1作目、2作目と話は繋がっています。やっぱり前作・前々作を見たほうが、理解が深まりますね。特に、ハリーがピーターを、何故憎むのかとかね。
普通のときのピーターとブラック化したピーターを、トビー・マグワイアが上手く演じ分けています。ブラック化したときの方が、自信に満ち溢れていると言うのは、やっぱり定番なんでしょうか。
物語の最後に、ブラック・スパイダーマン(?)とスパイダーマンが対決するのですが、あんな事で、それほどピーター/スパイダーマンを恨みますかねぇ。って言うか、このスパイダーマンという作品は、人の恨みつらみに絡む話が多すぎるような気が・・・。漫画が原作なんだから、もう少し明るい話でもいいと思うんですが。
上映時間が139分もあります。ちょっと長すぎますね。テーマも、ブラック化した自分に葛藤するのか、あるいは、敵と戦うのかと、絞り方がイマイチだし。その上、MJとはどうなるんだ?と言う点も、ちょっと。そろそろ限界?
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