劇場公開日 2002年8月17日

スクービー・ドゥー : インタビュー

2002年8月16日更新

69年から22年間に渡って放送され、全米では30年以上も愛され続けているアニメ「スクービー・ドゥー」が実写映画になった。原作さながらのポップな雰囲気、CGIで再現された臆病犬“スクービー・ドゥー”と、見どころいっぱいの同作から、主演のマシュー・リラード&リンダ・カーデリーニ、ラジャ・ゴズネル監督、そしてプロデューサーのチャールズ・ローブンのインタビューをお届けしよう。

マシュー・リラード&リンダ・カーデリーニ インタビュー
「『あいつのせいで台無しにされた!』と言われたくなかった」(マシュー)
「スクービーが“実在”しないなんて信じられない」(リンダ)

(編集部)

スクービーの大親友シャギーとして、CGIキャラとの丁々発止の掛け合いを見せるマシュー・リラード。そして、見た目はダサいけど頭脳明晰なベルマを爽やかに演じたリンダ・カーデリーニ。しゃべり出したら止まらないマシューと、劇中とは別人のような美貌を持つリンダの2人が同作を語った。

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──“みんなが知っているアニメキャラ”を演じてみた感想は?

マシュー「作品の規模はもちろん、プレッシャーの大きさと言ったら、今までの経験にないくらいデカかったよ。30年も続いていて、ぼくらも実際に観ながら育ってきたアニメだろ? とにかく『あいつのせいで、ぼくらのスクービーが台無しにされた!』と言われたくなかったからね」

リンダ「プレッシャーは大きかったけれど、4人(スクービーの仲間を演じるマシュー、リンダ、サラ・ミッシェル・ゲラー、フレディ・プリンゼ・Jr.)の中では私が一番無名でしょ? だから、大きなチャレンジとして、とてもエキサイティングだったのも確かだわ」

──CGIで表現された“スクービー・ドゥー”との共演は、大変だった?

マシュー「これまでのキャリアで一番苦労したね。それも最大級。だって、そこにいないんだもん! 演技はやっぱり相手との間合いや駆け引きじゃない? でもスクービー相手だと撮影中は誰もいないから、なにも返ってこない。タイミングが重要なコメディだとなおさら大変だよね。彼の位置を示す印や、代役はもちろん使うんだけど、それでも限界がある。自分のイマジネーションが最も試された作品だと思うね」

リンダ「ブルースクリーンでの演技は、通常の演技とは違う才能が求められると思ったわ。なにも存在しないところで『目はこの角度で……』って、計算しながら振る舞わなきゃいけないのよ。それだけに、スクービーとの掛け合いで笑いをとるマシューの演技には本当にビックリしたの!」

──映画の見どころを教えてください。

マシュー「家族全員、誰が観ても楽しめる映画。だからアメリカでも大ヒットしたんだと思うよ」

リンダ「やっぱり“スクービー”。彼が“実在”しないなんて信じられないわ」

インタビュー2 ~ラジャ・ゴズネル&チャールズ・ローブン インタビュー
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