劇場公開日 2004年2月7日

「年一で観るファンタジー映画」ラブ・アクチュアリー 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5年一で観るファンタジー映画

2023年12月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

幸せ

18年ほど前から年に一回以上のペースで観ている作品です。

公開されたのは2003年なので、かれこれ21年前の映画になります。

21年の間に#metooや、LGBTや多様性などのムーブメントが起こり、この映画に対する見方もかなり変化していきました。…現在進行中で変化している、と言った方が適切かも知れませんね。

初めて観た時の印象は「心が温まる愛に溢れた優しい映画」と言った印象でしたが、今回観た時は米国人軽視、女性軽視、コンプラをわきまえず上司に色目を使う女性社員、言語の壁を無視して求婚し、それを受け入れる男女等、目に余る箇所が多くあり、「現実的なファンタジー映画」と解釈しました。

他にもヌードや性的な表現、下品な単語なども飛び出す作品なので、家族団らんの席で観ると漏れなく茶の間が凍りつくでしょう(笑)

クリスマスシーズンに観る価値はありますが、イギリス訛りで英語を覚えてもウィスコンシン州の女の子からモテる事はありませんのでお気をつけ下さい(笑)

蜷川吝塀