劇場公開日 2001年4月7日

「【”自分の脳みそを食べたくはない!”ハンニバル・レクター博士と、FBI捜査官クラリスとの第二章を残虐描写を交えて描き出したサイコサスペンス映画。レクター博士のクラリスへの倒錯愛が描かれた作品。】」ハンニバル NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”自分の脳みそを食べたくはない!”ハンニバル・レクター博士と、FBI捜査官クラリスとの第二章を残虐描写を交えて描き出したサイコサスペンス映画。レクター博士のクラリスへの倒錯愛が描かれた作品。】

2021年12月28日
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鑑賞方法:VOD

怖い

知的

難しい

ー 今作は初めて鑑賞したが、(前作で十二分に満足していたので・・。)リドリー・スコット監督を持ってしても、傑作の前作は越えられなかったかな・・、と言うのが正直な感想である。
  それでも、サイコサスペンス映画作品のレベルとしては、充分にクリアーしているとは思う。
  前作が、凄すぎるのである。-

◆感想

 ・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)の元、患者で唯一の生き残りメイスン・ヴァージャー(ゲイリー・オールドマン:顔の皮膚をレクター博士に剥ぎ取られているため、誰だが分からず・・。彼が、今作から数年後「ウィンストン・チャーチル」で、日本人特殊メイクの力量にもより、念願のオスカーを獲得したのは、記憶に新しい。今作から、特殊メイク役をやっていたんですね・・。)は、レクター博士への復習心に執念を掛けていた。

 ・レクター博士はイタリア・フィレンツェに潜伏していたが、常にクラリス(ジュリアン・ムーア)の動向は気に掛けていた。今や、ベテランの域に達したクラリスだが、麻薬捜査に置いて多くの犠牲を出した事から、窮地に立たされていた。
 - ここまでの流れが、可なり粗く描かれている。メイスンの復讐心は分かるが・・。ー

 ・フィレンツェの捜査官、パッツィはレクター博士に掛けられた300万$の懸賞金の存在を知り、捕らえようとするが・・。
 - もう!格が違うんのだから止めなさいって!-
 予想通り、内臓を引き裂かれ、逆さづりに・・。

 ・そして、メイスンに拉致されたレクター博士は、コレマタ格の違いを見せつけ、メイスンを豚の餌として屠る。

 ・メイスンに買収された、司法省のクレンドラーとクラリスをレクター博士がクレンドラー宅で、夕食に招くシーンは、怖いが今作の見所であろう。
 クスリを盛られた、クレンドラーの頭蓋骨の半分をレクター博士が、手慣れたメス裁きで切り、露わになったクレンドラーの前頭葉の脳みそをソテーするシーン。
 - イキナリ、映画レビューから離れるが、中国の上海では生きた猿の脳みそを食べる。
  私は、数年前、仕事で中国に言った際、(商談はこじれていた・・。)相手のお偉いさんに、豪華な店で、蛇肉と併せて”オイシイですよ・・”と振舞って貰った。
  こじゃれた器に、少量乗せられて供されたが、濃厚な甘みと複雑な味わいであった。スプーンですくって食べた。後日、意地悪そうな顔で、”アレは、生きた猿の脳みそです。とても高価な何ですよ・・”と言われた事は、忘れ難い。-

<レクター博士の、クラリスに対する屈折した愛が、描かれた作品。
 面白いのであるが、「羊たちの沈黙」と比較すると、どうしても見劣りしてしまうのである・・。>

NOBU
アンディぴっとさんのコメント
2022年2月6日

こんにちは。
NOBUさんのレビュー読んでひぇ〜😱でしたよ。お猿さん🐒、、、生きた猿とは、まさにあの状態?中国ってすごいなあ。
でも白子のような味なら私はあまり白子が好きではないので私の口には合わないだろうな。
でも、スプーンですくったってことは生???

アンディぴっと