「スパイおイタ大作戦 黄金珍陰謀」オースティン・パワーズ ゴールドメンバー 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0スパイおイタ大作戦 黄金珍陰謀

2021年1月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

笑える

楽しい

単純

007をパロッたおバカスパイコメディの第3弾。2002年の作品。

まず今回、OPに注目! 某スパイ大作戦映画並みにカッコよく始まり、
オースティンにトム・クルーズ!
オースティン・ガールにグウィネス・パルトロウ!
イーブルにケヴィン・スペイシー!
ミニ・ミーにダニー・デヴィート!
フェムボットにブリトニー・スピアーズ!
突然の豪華キャスト変更…?
実はこれ、『オースティン・パワーズ』を主役にした映画の撮影。
その映画の音楽はクインシー・ジョーンズ!
そしてメガホンを取るは、スティーヴン・スピルバーグ!
2度のオスカーに輝く名匠を“スティービー”呼ばわりして相変わらずマイペースの我らのオースティン。
さてさて、今回の珍活躍&イーブルの珍陰謀は…

またまた懲りずに恐るべき壮大なる世界征服計画を目論むも、早々とオースティンに捕まったイーブル。が、錬金術師のゴールドメンバーと結託し、彼がオースティンの父を誘拐。脱獄したイーブルは70年代へ。オースティンも70年にタイムスリップし、美人スパイのフォクシーと共に、父親の救出、イーブルの野望阻止に挑む…!

マイク・マイヤーズはオースティンとイーブルと再登場のファットに加え、ゴールドメンバーも演じ、一人四役!
いや、そもそも脚本やプロデュースも手掛けており、実際のところは何役兼任してるのやら…。
3代目オースティン・ガールに、ビヨンセ・ノウルズ。セクシーでもありつつ、クールなカッコ良さも。
今回、サブキャラに変化が。ミニ・ミーが…。そして遂に、スコットが…!
ここら辺も面白いんだよね。

超が幾つあっても足りないくらいの豪華カメオ出演者が話題だが、あの名優の参入も特筆すべき点。
オースティンの父、ナイジェル・パワーズ。
演じるは、マイケル・ケイン。
息子以上に女にモテモテ、口説き上手、さらには敵の人心掌握術にも長けている。ちょっと惚けた感じは何処か憎めず、ハマり役。
ケインも若い頃スパイ映画に在籍しており、通なキャスティング!

今回の007ネタは、タイトルは言わずもがな。
中盤からクライマックスは舞台はトーキョーになり、これは『007は二度死ぬ』…?
超ステレオタイプな日本描写。まあ、でもこれはパロディ・コメディだから…。
英語と日本語字幕ネタで笑わせる。意外と日本語も使われているけど、日本でロケはされておらず、やっぱり奇妙キテレツなジャパン。
見るのは劇場以来19年ぶり。日本舞台はすっかり忘れていた。

なので、ラストの驚きの事実も完全に覚えていなかった。
因縁あるオースティンとイーブルの秘密。それを隠し続けてきたナイジェル。
まあ察しは付き、よくある。
ファミリーなラブ&ハッピー!
確かに今回、“ネタ”的にはボリュームはシリーズ最大。
でもそれらを取り除けば、いつもながら話は覚えていないくらい中身ナシで、いつもながらのおバカとお下品だけ。
こうも連続で続けばさすがにちとマンネリしてきたかな…。

でも!
今また新作が作られるのなら話は別!
この暗いご時世を、ひたすらノリノリなおバカな笑いで、おイタしちゃおーぜ!
イェーイ!ベイビー、イェーイ!

近大