劇場公開日 2007年1月20日

「メインキャスト達の素晴らしい演技を味わう作品。」ディパーテッド アルさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0メインキャスト達の素晴らしい演技を味わう作品。

2021年10月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

オリジナルは未鑑賞で予備知識無し。最初から最後まで、いつバレるかの緊張感にハラハラドキドキの2時間。そして、殺されそうで殺されないネズミとしての恐怖、心の葛藤と精神的な疲弊を見事に表現。

レオナルド・ディカプリオの迫真の演技が最高。精神的に病んでいくところや、救いを求める純粋さ、人の表の顔と裏の心の表現が素晴らしかった。
ジャック・ニコルソン、名前は知っているがちゃんと演技を観たのは初めてかも知れない。底知れない恐怖感を纏ったマフィアのボス、渋くて格好良い演技に観入ってしまった。
マット・デイモンは、、、まぁ、いつも通りか笑

警察官➡︎マフィア(潜入捜査) vs マフィア➡︎警察官(情報漏洩)。お互いに顔を知らないまま進むストーリーはありがちと言えばありがちだが、素晴らしい演技が素晴らしい作品へと昇華してくれる。

気になる伏線の未回収、細かい設定の説明不足もあり、スッキリしない所もチラホラ。いきなりの急展開、結末に衝撃を受けた。もう少し後日譚も観せて欲しかった。

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アル