劇場公開日 2024年1月12日

「8年前の感動と時間軸の流れの認識を再び」傷物語 こよみヴァンプ 虚空蔵菩薩さんの映画レビュー(感想・評価)

5.08年前の感動と時間軸の流れの認識を再び

2024年1月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

もう、あの三部作から8年も経つのか

ふと映画でも見てみようと、映画スケジュールをチェックした、
映画通という訳でもないので、この作品が見たいと思わないかぎり、映画は見に行かない

が、

おいおい、傷物語やってるではないか!?
どゆこと?
三部作をまとめたということらしい、
迂闊にも、この作品が見たいと思ってしまったのである、
しかし、一回、三部作見てるしなー、総集編も悪くないが、わざわざ見る価値あるか?
いや、それよりも、
あの三部作を俺はまだ一度しか見ていないという事実に驚いた。
この傷物語は何度も見なくちゃダメだろ?
もう1人の自分がささやく、
何度、YouTubeで傷物語のPV、MVを見たことか、
しかし、本編は1度しか見ていない、しかししかし、三部作ともなると、時間的制約も出てくる、
そこで、この作品を見たいけど、好きだけど、時間的制約で見る心を折られる時に、この総集編というものも価値が出てくるだろうと私は思う。
しかししかししかしだ、映画として上映する以上、映画館まで足を運んで見る以上、ケチな話、映画代を払ってまで見る以上、
見に行かなきゃ良かったと思いたくないというか、
つまらなかったと思いたくないというか、
まだ、行っても、見てもいないのに、
イベント前には、このような感情が付き纏う。
そう、やはり失敗は、、したくはないのだ。
人は失敗しても、いいじゃないと言う、
人ごとのやうに、
そう、人ごとなのだ、
自分ごとでも、人ごとにしなきゃやってられないのだ、、
映画の話に戻そう、まだ、映画の映の字も語ってはいないが、話を戻そう。
この傷物語には、ヶ原さんが登場しないのだ。
俺にとっては、戦場ヶ原ひたぎ=物語シリーズなのだ、そこも傷物語を見るにあたってのウィークポイントの一つでもある。
もし可能であれば、傷物語の阿良々木暦のビジュアルを戦場ヶ原ひたぎにしてもらえたら、間違いなく迷いなく、この映画を見に行くだろ。

無理か・・・
いろいろグダグダ言い並べたが、
このような不安を抱きながら見に行ったが、
そんな不安を一掃してしまう力がこの映画にはあった。
見に行って良かった。
見られて良かった。
この『傷物語 こよみヴァンプ』を作ってくれてありがとう。
そして、全物語シリーズありがとう。また見たくなりました。
ありがとう
そして、さようなら。。。

虚空蔵菩薩