劇場公開日 2023年11月3日

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私がやりましたのレビュー・感想・評価

全101件中、21~40件目を表示

3.0鑑賞動機:あらすじ9割、オゾン1割。

2023年12月2日
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なお

5.0「これぞフランス映画」的な痛快さ

2023年11月27日
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笑える

楽しい

主役から端役まで、登場人物全員が「自分にとって都合がいいか」しか考えていない
「正しい人なんてこの世の中にはいないよね」と言われているような気分
結論もそれでいいのか?
まあ、いいのか、これで

「私の人生の歯車を回すのは私自身」みたいな女性たちのたくましさが気持ちいい

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Cassis

4.5期待度◎鑑賞後の満足度◎ これぞフランス・コメディの佳作!先の読めないよく練られた脚本が巧い。そして戦前のフランス映画、それもサイレントの香りがする。後半から映画をさらうイザベル・ユペールに笑う。

2023年11月25日
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もーさん

2.5魅力が溢れてる

2023年11月25日
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楽しい

幸せ

萌える

マドレーヌの望みはわかりやすいんだけど、ポーリーヌの望みが最後までわからなかった。

衣装や建物の内装とかにこだわりが見れて退屈はしなかったが、ラストが適当に感じられて残念。

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ふわり

3.5217 見ていて楽しいシャシン

2023年11月25日
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お気に入りオゾン監督
戯曲のような構成。
コメディ風に弾むようなテンポでテイスト。
謎解きでありながら一方でワクワクさせる演出は
まさにオゾンスタンダード。
いつ見てもいいですね。
70点
京都シネマ 20231118
パンフ購入

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NWFchamp1973

4.0【”夫々の女性達の大義”1935年の女性の人権が軽視される巴里を舞台に、愚かしき男達を出し抜き、未来を切り開こうとする女性達の奮闘をユーモラスに描いた作品。流石、F・オゾン監督と思った作品でもある。】

2023年11月25日
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悲しい

知的

幸せ

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NOBU

4.0楽しくて、したたかな作品

2023年11月25日
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1年1作の割合で、充実した作品を世に送っているフランソワ・オゾンが、1930年代の米国の演劇を出発点として脚本・監督を担当した最新作。原作は、37年と46年、既に2回映画化されている。オゾン得意の本歌取りか。
舞台は1935年のパリ。狂乱の季節は過ぎて、恐慌を経験し、戦争がすぐそこに迫っている。30年代フランス映画の影響が、そこここに見られ、「巴里祭(32年)」が屋根の登った時の眺望に、「自由を我らに(31年)」が工場の風景に活かされている。
若くて美しいが仕事のない女優マドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)が、有名な映画プロデューサー殺害の容疑で逮捕される。無職の弁護士だが、やはり仕事のない親友のポーリーヌ(レベッカ・マルデール)の助けで、彼女は正当防衛を理由に無罪を勝ち取り、街の皆の口に上るスターになる。ところがどっこい、サイレント時代の大女優オデット(イザベル・ユペール)が私こそ真犯人よと名乗り出る。何もお金目当て。一見、クライム仕立てのライト・コメディ。
オデットが登場した時、これは舞台演劇と思った。ほとんどの場面が、室内で進行し、最後も舞台で終わる。その後の登場人物の行く末は、新聞の記事で示されるだけ。
見どころはどこに。二人の若き女優、美しいナディアとセリフが心地よいレベッカ、しかし何と言っても、イザベル・ユペールを筆頭に、芸達者たちの演技が心に残る。
戦前のフランスは、日本も顔負けの家父長(男性)中心社会で、1944年になるまで、女性には参政権が与えられなかった。それどころか、ご主人の同意なしに、妻が銀行口座を開く(小切手帳を持つ)ことができるようになったのは1965年。オゾンは、この物語の設定を30年代にすることにより、さりげなくフェミニズムの根源を明らかにしている。当時、女性による連続殺人事件が起きていたが、それは女性による人権の主張だったのだ。
何と強かなオゾン。表面で、華やかなパリ、華麗な衣装に酔い、その裏では、女性たちの苦しみに思いを馳せることができる映画だ。もっと多くの人たちに。

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詠み人知らず

3.5イザベル・ユペールのオーラ

2023年11月24日
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オゾンの感性は、やっぱり好きですわー。
衣装も装飾も台詞も音楽もキャラクターも演出も、唯一無二で大好きです。
その中でも、カメラワークがかなり好き!
なので、結構、最初から贔屓目で観てしまうのですが、さて、今回は…

容姿と知能とキャリアを持った三人の女性が犯人の座を巡るコメディ。

1935年が舞台ということで、建築物や衣装がとてもステキでした!
また、現代と違って(と言っても、未だに根強く残っておりますが…)、
年齢や、セックスシンボル的な見られ方や、仕事での差別などなどの、
それぞれの生き辛さ、そんな壁をぶち破るべく、ある意味逆手にとって、
邁進していく三人がカッコ良くもあり、可愛くもあり、
同じ同性として非常に楽しい作品でした!

しかし、イザベル・ユペールは、さすがの貫禄、画面からのオーラが凄かった!!
彼女のコメディは、あまり観たことなかったのですが、いいですね~。
若いお二人は、ストーリーの中では、彼女とウィンウィンでしたが、
俳優としては、勝負あり!でした。

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hkr21

3.5オゾンの復古調ミステリ映画ふたたび。ただし終盤の作風の転調と逸脱は個人的に残念かも。

2023年11月24日
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一応面白かったは面白かったけど、
かなり、歪んだ映画ではあったような。

なんか、ヒッチコックのつもりで観ていたら、気づくといつのまにやらデ・パルマ映画にでもすり替わってた、みたいな(笑)。具体的には、デ・パルマの『ボディ・ダブル』に近い悪ノリの気配をちょっと感じた。

思いがけない転調のあと、妙に若干居心地の悪い「悪趣味」なテイストが支配的になって、なんとなく虚をつかれたというのが正直な印象。「収まりのいいところで終わる」とばかり信じ込んで安心していたら、オゾンに「お前はその程度の観客か」と鼻で笑われ、おちょくられたような……。
しょうじき『8人の女たち』みたいな、正攻法のミステリ映画を少し期待しすぎていたのかもしれない。

― ― ―

フランソワ・オゾンのミステリ映画といえば、それはもう『8人の女たち』である。
あれは掛け値なしの傑作だった。
僕のオールタイム本格ミステリ映画ベスト10にいれてもいいくらいだ。
(『サスペリアPART2』『探偵スルース』『情婦』『オリエント急行殺人事件』『薔薇の名前』『スタフ王の野蛮な狩り』『カル』『アイデンティティー』『ストーミー・ナイト』『8人の女たち』……でどうです? 今、でっちあげてみたw)
ダグラス・サークをバリバリに意識した、総天然色のミュージカル仕立て&復古調ミステリでありながら、現代的な毒と告発性にも富んだヴィヴィッドな内容は、まさに素晴らしいの一言だった。
大女優たちの夢の共演。ヒッチコッキアンらしい粋な演出。徹底したブラック・ジョーク。それでいて、女性たちの連帯を熱量をもって描く、骨太の社会派ドラマとしても成功している。
何より衝撃的だったのは、原作にロベール・トマという生粋の「本格ミステリ系劇作家」(あの傑作ミステリ演劇『罠』の脚本家!)の非映像化台本を見出してきて、今日び廃れ果てたと思われていた「閉ざされた雪の山荘」を舞台に、正真正銘のクローズドサークル・ミステリをかましてきたことだ。しかも、途中で館から外に出た人物が「とある事実」に気付いて立ちつくす、綾辻行人の『時計館の殺人』みたいなシーンまで出てきて、超感動。それと、作中で明かされる『なぜ犯人は雪の山荘という密室状況を作らねばならなかったのか』に関する謎解きがまた、実によく出来ていてね……。本格ミステリマニアにとっては、もうこたえられない作品なのだ。

それと比べると、今回の『私がやりました』は、少しゆるい気がする。
たしかに、「罪の奪い合い」をするというメインのアイディアは面白い。
搦め手のネタ感が、ちょっとパット・マガー(『被害者を捜せ!』『探偵を捜せ!』『目撃者を捜せ!』で知られる女流本格ミステリ作家)みたいで。
女性映画としても、狙いは明確だ(それにしても最近は、ミステリ映画やどんでん返し映画だと思って観に行ったら女性映画ってパターンが多いな。『ドント・ウォーリー・ダーリン』『ファイブデビルズ』『ザリガニの鳴くところ』『MEN』……)。
ただ、物語の「精度」とミステリとしての「一貫性」が、『8人の女たち』と比べると、いくぶん物足りない感じがする。いや、だいぶ物足りないかな?

今回、原案となったのは、ジョルジュ・ベルとルイ・ヴェルヌイユが1934年に発表した戯曲『Mon Crime(私の犯罪)』で、『真実の告白(Confession)』(37、ウェズリー・ラグルス監督)および『Cross My Heart』(46、ジョン・ベリー監督)のタイトルで、2度もハリウッドで映画化されているらしい(どちらも「幻の映画」化していたとのこと)。
今回の映画化にあたっては、かなりフランソワ・オゾンのほうで内容に手を加えているようで、たとえば元ネタの戯曲でヒロインの職業は「作家」だし、女性映画、ジェンダー映画としての要素も、概ねオゾンの付け加えのようだ。
だから、どこまでが原作戯曲の問題で、どこからがオゾンの改変に由来するものかは正直よくわからない。ただ、とくに「ゆるい」と感じる「後半戦」は、概ねオゾンが改筆した部分に問題があるような気がする。

少なくとも前半は、それなりによくできていると思ったのだ。
全体にこぢんまりとしているし、若干平仄の合わないところもあるし、予審判事がアホすぎるから成立しているだけの話にも思えるけど、アイディア・ストーリーとしてはとてもいいところを突いているし、何よりテンポと狙いがはっきりしていてわかりやすい。

まず、アバンで「緞帳」があがる(いきなり、舞台劇を意識させる仕掛け)。
その後、突然「スイミング・プール」のアップから始まって、端からもう笑うしかない。
(フランソワ・オゾンが『8人の女たち』の「次」に撮ったのが『スイミング・プール』。合わせて、観たまんまビリー・ワイルダーの『サンセット大通り』のオープニングの、小粋なパロディになっている。)
プール際の邸宅から、何か言い争うような声がしたあと、飛び出してくる若いブロンドの女。(このシーンがあるせいで、一応「銃で撃った」という話は「嘘だ」という大前提で、客は安心して観られるつくりになっている。あと、ちゃんと門前でイザベル・ユペールらしき女とぶつかりそうになる。)
一方、アパルトマンでは、別の若いブルネットの女と、家賃を取り立てに来た大家さんとの丁々発止のやりとりが続く。(ドアを抜けるときにカメラが一緒に壁をすり抜けることで、この部屋が「セット」であることが強調され、本作の「舞台劇」としての印象が補強される。)
芝居がかった台詞。テンポと回転のいい会話の応酬。両者を均等に映すカメラ。
いかにも「舞台劇」らしい台本&演出だ。
そこに最初の女が帰って来て、二人がルームメイトであることがわかる。
金髪のほうはマドレーヌ。職業、女優。
ブルネットのほうはポーリーヌ。職業、弁護士。
さらには金髪のほうの愛人アンドレが登場。いろいろ様子がわかってくる。
マドレーヌとアンドレが、猛烈に書き割りくさい「窓」から「屋根」に出ておしゃべりする演出で、さらに「舞台劇」としてのイメージが観客に植え付けられる。

要するに、フランソワ・オゾンは演出を通じて、これが1930年代の「舞台劇」(およびそれをベースとした映画用台本)の映画化であり、復古調のノリと内容を「それをそれとして」受け止めるよう、執拗に観客に要請してくるのである。
逆に言えば、ふつうに観ていれば、われわれも自然に「古い舞台劇」の世界に巻き込まれ、いつしか多少のご都合主義や、科学捜査の気配皆無の適当な証拠調べ、ほとんど審理の体を成していない法廷でのやりとりなどを気にせず「気楽に受容」できるよう、感性を切り換えられている、ということになる。

その意味では、イザベル・ユペール演じる元大女優オデットが出て来てからも、古いコメディ映画を観ているような様式美と、徹底して作り込まれたやりすぎの舞台演技と、どこからどう見ても明白な『サンセット大通り』のパロディ展開は健在であり、われわれは愉快に「古雅なミステリ映画の世界」を引き続き楽しむことができる。
オデットのキャラ自体、パンフではサラ・ベルナールを念頭に置いているとあるけれど、基本それは「衣装」の話で、どちらかといえば思い切りグロリア・スワンソンを意識しているのでは?(サラ・ベルナールは最初に映画に出た1900年の時点ですでに56歳で、「往年の映画スター」では全くない)
現在のジョニー・デップをさらに太らせたうえで5分刈りにしたような性豪プロデューサー、モンフェランの見た目も、『サンセット大通り』に出てくるグロリア・スワンソンの執事役エーリッヒ・フォン・シュトロハイムを若干意識しているような。なんといっても、オデット自身が「彼はもともと私の運転手だったのよ」と宣言するわけですから(笑)。
若いマドレーヌが自らの野望実現のために、大女優オデットの復帰を後押しするブレイン役を買って出る流れだとか、大女優が疑いもなくそこに乗っかってくるところとか、ラストで劇場内演劇が作品を侵食して観客席と地続きになるメタ的展開とか、総じて後半戦が『サンセット大通り』を強烈に意識した作りになっているのは明白だろう。
これに、花婿の父親に策略を練って自分を認めさせるような内容の、何らかの旧いロマンティック・コメディの要素を掛け合わせてあるといった感じではないか? パンフによれば、オゾンはスタッフに、エルンスト・ルビッチの『極楽特急』やサッシャ・ギドリなどを観ておくよう勧めていたらしい。
そういえば、裁判シーンの調子はずれな戯作調が、去年シネマヴェーラで観たサッシャ・ギドリの『毒薬』(51)によく似てるなあと思いながら観ていたのだが、パンフでオゾンがカメラマンに参考にするように言ってたと書いてあって「おおやっぱりな!」と。
ガストン・ルルー原作の『黄色の部屋』(30)を観たときも思ったけど、なんかフランスの古い裁判って『逆転裁判』みたいというか、傍聴している民衆にとっての見世物感が強いんだよね。まあ、あんな弁護士とか検事とかの口八丁手八丁だけで、容易に裁判結果が左右されてたら、ホントは超マズいと思うんだけど(笑)。

というわけで、なんだかんだで終盤にさしかかるまでは楽しく観られてたわけだ。
ところが、途中で調子がなんとなく狂っちゃうんだよね。
具体的には、なんかあのマドレーヌが「●●を放り出しにする」シーンと、
「主役ふたりがレズっぽくイチャイチャお風呂に入ってる」シーンから。
唐突に作品のテイストが、品の無いバッド・テイスト風味に切り替わる。
急に「シニカルで攻撃的な」、現代劇仕様のノリに「侵食」される。
だって「古き良きコメディ映画」では、●●なんか絶対出てこないし、あんなビアン風味剥き出しの挑発的なお風呂シーンなんかやるわけない。
いきなりあそこから、今まで保っていた映画の「コード」が切り替わった。
そんな感じだ。

そこまで、一応は突拍子はなくとも「辻褄」は合わせてあった物語が、途端にバタバタし始めるのも、ひっかかるところだ。
それぞれのやっている行動や思惑が、なんだかうまくかみ合っていない感じがあるのだ。
オデールと予審判事のやりとり、いなせな土建屋の巻きこみ方、タイヤ会社社長の巻きこみ方、タイヤ会社社長とオデールのやりとり。すべてが「行き当たりばったり」で「成り行きまかせ」。作中人物の行動としても、脚本としても、明確な意図や一貫性がイマイチ見当たらない。
たとえるなら、ヘ長調で展開してきた楽曲が、急に無調もしくは多調になったような。そんな猛烈な違和感。

しかも、それが意図的というか、オゾン自身が「それでOK」と考えている節がある。はなから「ちゃんと終わらせようとしていない」。むしろ「最後はめちゃくちゃにして、調子っぱずれのコメディとしてドタバタで終わらせよう」と「わざと」やってる。
そこの「悪ノリ」に、個人的にどうもアジャストできなかった……。そういうことだ。

― ― ―

本作の「女性映画」としての要素については、個人的にあまり興味がないうえに、議論できるほどの知識も持ち合わせていないのだが、本作が「まっとうな女性映画」だというのも、それはそれでちょっと違うような気もする。
たしかにこの映画は「バイタリティーあふれる二人のシスターフッドもの」だし、家父長制が支配する男性至上社会に対する痛烈なアンチテーゼにもなっている(登場する男性キャラはどうしようもない連中ばかり)。
ただ、本作のベースはあくまで「悪女もの」なわけで、彼女たちが主張する「女性の自由」や「参政権獲得」も、ある種の「方便」として出てきている側面も強い。そして、監督自身も、思いつきで大きく出ている二人の言動を、若干「斜に構えた」視点で半笑いで観ている感じもある。オゾンはその実、声高な女権活動家みたいな手合いもまた、内心けっこうバカにしているのでは?
その意味で、本作におけるオゾンの分身というのは、実は味方のようでいてやたら鋭い質問を連発してくる、あの若き新聞記者なのではないかとも思ったり。

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じゃい

2.0かしまし娘

2023年11月23日
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1930年代の物語だが、もともとその頃の舞台劇が原作ということらしく、機関銃のようにしゃべってばかりいる映画だ(そう言えば、前作もファスビンダーの舞台劇が原作だった)。なので、基本的に映像的なダイナミズムはあまりなく、集中力が試される。
肝心の犯罪は会話劇の背景に押しやられてしまい、何が実際に起こったのか、観客には曖昧模糊としたまま進んでいく。解決らしきものも、そうあっと驚くようなものでもなく、肩すかし感が強い。
主役の女性は二人とも美しく、それだけは眼福だった。

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梨剥く侍

3.5最高の茶番劇

2023年11月21日
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笑える

楽しい

で、笑えた!
オシャレな演劇を見ているようだし、画面の中は基本美しいし、満足です。

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一言レビュー

3.5普通と逆なのが楽しいのよ。

2023年11月20日
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オゾン監督そんなに見てないから何とも言えないが、女性物得意らしい。
クライムコメディっていうのかな?テンポも良く強かに生きる女性同士の会話がブラックで笑える。私は何度か軽く吹いた。

指紋も弾道もルミノール反応も女性参政権もない昔の話で、捜査も悠長で馬鹿馬鹿しくもオシャレで楽しい。(OZ、北欧が女性参政権は割と早かった)女性の権利が社会的に低かったことを逆手に取った話で、男性の描き方もかなりカリカチュアライズしていてジェンダー問題を笑って楽しめる仕掛けです。

因みにフランスの女性参政権は世界でもかなり遅く1944である。

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masayasama

4.0テンポよく軽快

2023年11月19日
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コミカルでとても楽しく鑑賞できた。

コメディタッチの作品の中に
舞台になっている時代のフランス社会の
ジェンダー問題も描いていて

それでいて説教くさくなく
パワフルでコミカルな女性を描いていて

エンディングは風刺が効いているようで

とても好きな作品だった。

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nana

3.5希釈してもフランス映画濃し

2023年11月19日
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畳み掛ける会話のテンポとあまりに芝居がかった演出、ビンビンに効いたエスプリっぷり。
どこか“わざと”やっている感もあるのだけど、とはいえいかにもフランス映画然とした天然物のアクの強さに打ちのめされた。個人的な好き嫌いもあるが、すごくレトロ、すごく古風。
昔ながらのフランス映画好きのためのフランス映画。フランス映画あるあるみたいなのも、やはりフランス映画ファンのためのもの、ですかね。やっぱ独特だわ。

大まかなストーリーはとても良くて、主人公2人もめっちゃマブい。激マブ。そのあたりはフランス映画に造詣の浅い人間でも楽しめるが、んまぁそこまでが限界。
ジェンダー的な今風のテーマも盛り込んだり、前述したメタっぽい遊びなんかもあるんだけどね。

客層が高めなのも納得。
でもたまにはこういう違うフィールドの映画を見るのも、いいと思いますよ。

古き良きフランス映画の文法に慣れている方にはとても宜しいかと。

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今日は休館日

3.51930年代、仏国パリ。 高名な映画プロデューサーが自宅の豪邸で殺...

2023年11月18日
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りゃんひさ

3.0新たなる供述⁉

2023年11月16日
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楽しい

殺人を告白(⁉)した売れない女優のスピーチが世の共感を呼び無罪判決に‼思わぬ反響と成功を手に入れるが、そこに真犯人は自分だと名乗る嘗ての大女優が現れて…といった物語。

犯罪者の座を勝ち取ろうするという展開はユニークですね。何気に風刺の効いた話しながらも、やはり基本はコメディ。フランス人は法廷であんなに盛り上がるのかw聴講者達絶対楽しんでるだろw

まぁそこらへんは流石に映画だからと思いますが、終始コミカルな展開ながらも、地味に真相を見せないのはしっかりミステリー感あって良いですね。

現実世界ではこのように犯罪者をヒーロー扱いすると危険ですがまさかこの事件が演劇にまでなってしまうとはw

テンポも良いし主演の2人は可愛いし、見易くも独特な世界観で面白かった。

しかし、何だかまだ究明されていないことも残っているような…??ちょいちょい見せる意味深な眼差しは…やはりそういうこと?

だとすると、コメディに落としきってない風刺がまだまだあってちょっと一本取られたような気分にもなった。

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MAR

4.0主演の女の子可愛い☆彡

2023年11月16日
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久しぶりのフランス🇫🇷映画。

やはり、ブラックユーモア満載!

女の子2人の衣装めっちゃ素敵☆彡

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花丸

3.0懐かしのフレンチコメディ

2023年11月16日
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懐かしテイストのコメディ作品。昔、ハリウッドでもフレンチでも、こういうテイストのコメディ作品よくあった事を思い出す。設定が1930年代とのことでシーン毎の様々なものが面白く、おしゃれ。現実的ではなくて、あり得ない話の進捗なのだけど、それがクラッシクコメディの要素。ロマンチックだったり、人情味溢れるテイストが大抵入っているものだけど、本作にはそこは欠けていたのはちょっと残念かな。冷静に見るとこの表現、現代の設定なら完全にアウトというセリフのオンパレードなのだが、意図して撮られているのかどうか。そこがフランス映画ならでは、なのかも。

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まっちゃまる

4.023-131

2023年11月15日
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フランソワオゾンの新作。
1935年のフランスを舞台にした
クライムミステリーって言うより
クライムコメディですね。

主演の2人がキュートで素敵でした。
男を頼るようで、手玉に取りながら
自らのキャリアに利用する。
男共のお馬鹿っぷりが
笑えるけれど情けない。

フレンチユーモア満喫できました。

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佐阪航

4.0Classy

2023年11月15日
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ブレミン