さよならモノトーン

劇場公開日:

解説

「家族代行サービス」という仕事を通して家族とは何かを描き、過去の罪と向き合いながら一歩踏み出していく主人公の姿を描いたドラマ。

過去にある大きな後悔を抱え、身寄りもなく都内でひとり暮らす大学生の瀬野修太は、ある日、高額な報酬にひかれて「家族代行サービス」という仕事を始める。依頼主の安本恵子からは、彼女の本当の家族のように振る舞うこと、彼女のほかの家族の前で仕事の話はしないことという条件を提示される。奇妙な依頼だと思いながらも、孤独な身の上だった修太は、安本家での仕事を通して、本当の「家族」という存在を知り始める。しかし、ある出来事をきっかけに安本家の隠された目的を知ることになる。

監督は「初恋スケッチ まいっちんぐマチコ先生」の神村友征。主演は映画「耳をすませば」などにも出演しているモデルで俳優の中田圭祐。

2023年製作/102分/G/日本
配給:らんくう
劇場公開日:2023年10月6日

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(C)2023「さよならモノトーン」製作委員会

映画レビュー

3.5カレーにソースはいや

2024年3月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

偏見に基づく剥き出しの悪意、共感なき善意の押し付け、頼ってきた者を見捨てる、差し伸べられた手を振り払う、など人を不幸にしたり孤立させたりする要素のオンパレードで正直しんどい映画であったが、つくづく親というのは子にとって選択も逃避も機会が無いという点で毒性最強だと思った。
元いじめっ子の扱いについては、言いたい事は解るけど、「いじめは加害者も不幸にする、だからおあいこ」みたいな誤解が出てくるのではと、ちょっと心配。

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ひろちゃんのカレシ

5.0色々な要素がつまった作品

2023年10月13日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

知的

家族代行サービスという奇妙な依頼から進んでいく物語。
サスペンス要素もありながら家族がテーマの物語で、細かい所までよく考えられた脚本と魅力的な役者さんたちの演技でとても引き込まれました。
すでに劇場で2回観ましたが、数回観ることで理解が深まっていく映画です。
もう一度観たいです。

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もんぶらん

3.0ヒューマンとサスペンスと色々お話の動きがあって、飽きずに見れた。た...

2023年10月12日
iPhoneアプリから投稿

ヒューマンとサスペンスと色々お話の動きがあって、飽きずに見れた。ただ、全体的に重く、個人的にはあまり好きなお話ではなかったので、この点数です。

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おれ

5.0裏話を聞くと

2023年10月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

以前見ましたが、今回監督さんと脚本家さんの舞台挨拶ありとの事で再観しました。
全体的に映像が暗すぎる感じと手ブレ感が気になりましたが、これが監督さんの演出で意図されていたと聞き納得しました。主演のセリフが少なく演技で訴えないといけない難しい役柄を初主演の中田さんがこなした演技力にか関心しました。
また内容が複雑でウワベだけで観ていると理解出来ない方が多いかと思いますが短い中で世の中や人間関係などの問題訴えている若手脚本家もあっぱれをあげたいと思います。
次回の作品にも期待したいと思いました。

 あと、劇中の効果音が大きかったのですがこれも演出でしょうか? これはたぶん調整ミスでしょうね。

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タフィ
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