国内映画ランキング : 2013年9月7日~2013年9月8日

映画ランキング : 2013年9月10日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2013年9月7日~2013年9月8日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

上映週

1 1 風立ちぬ

風立ちぬ

配給:東宝

8
2 キャプテンハーロック

キャプテンハーロック

配給:東映

1
3 2 マン・オブ・スティール

マン・オブ・スティール

配給:ワーナー・ブラザース映画

2
4 3 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 2
5 6 貞子3D2

貞子3D2

配給:角川映画

2
6 4 映画 謎解きはディナーのあとで

映画 謎解きはディナーのあとで

配給:東宝

6
7 5 モンスターズ・ユニバーシティ

モンスターズ・ユニバーシティ

配給:ディズニー

10
8 7 スター・トレック イントゥ・ダークネス 3
9 11 少年H

少年H

配給:東宝

5
10 9 ホワイトハウス・ダウン

ホワイトハウス・ダウン

配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

4

「風立ちぬ」がV8。「キャプテンハーロック」は2位デビュー

2020年の東京オリンピック開催が決定し、大いに沸いた週末、映画興行は「風立ちぬ」が8週連続で首位を守った。

「風立ちぬ」の週末2日間の成績は、動員が34万6103人、興収が4億5576万1200円と、前週比で134.5%(興収で比較)という異例の伸び率。これはひとえに、宮崎駿監督の引退宣言と、それを正式発表するために行われた記者会見の影響だと言えよう。累計興収は97億7319万2800円となっており、今週末にはついに100億円に達する勢い。

ちなみに、8週連続首位という記録だが、最近では09年末から10年にかけて「アバター」が記録した9週連続に次ぐもの。宮崎駿監督作品では、01年の「千と千尋の神隠し」が11週連続、04年から05年にかけて「ハウルの動く城」が9週連続で首位を記録したのに次ぐ成績だ(「もののけ姫」以前の作品は記録がない)。

新作は1本だけ。2位に「キャプテンハーロック」がランクインしたのみ。オープニング週末2日間の成績は、動員が9万0692人、興収1億3396万9750円。もう少し積みたかったところだが、最終兵器を繰り出してきた「風立ちぬ」に思いがけず客を奪われたか。最終的に興収10億円はクリアしたい。

以下、続映作品の中では、6位の「映画 謎解きはディナーのあとで」が堅調だ。累計動員は260万人、興収は30億円を突破し、今年の夏休み映画の上位5傑に入るのが確実だ。

2013年9月10日更新 駒井尚文

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