全米映画ランキング : 2012年12月7日~2012年12月9日

全米映画ランキング:2012年12月11日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2012年12月7日~2012年12月9日
(金額・順位は確定前のもの)Exhibitor Relations Co. Inc.

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 2 007 スカイフォール 5 11,000,000 261,620,000
2 4 ガーディアンズ 伝説の勇者たち 3 10,540,000 61,914,000
3 1 トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 2 4 9,200,000 268,734,764
4 3 リンカーン

Lincoln
「リンカーン」

Touchstone
(20世紀フォックス映画)

5 9,115,000 97,335,000
5 5 ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日

Life of Pi
「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

3 8,300,000 60,917,529
6 スマイル、アゲイン 1 6,000,000 6,000,000
7 7 シュガー・ラッシュ

Wreck-It Ralph
「シュガー・ラッシュ」

Walt Disney
(ディズニー)

6 4,904,000 164,448,000
8 8 レッド・ドーン

Red Dawn
「レッド・ドーン」

FilmDistrict
(クロックワークス)

3 4,261,000 37,265,000
9 9 フライト

Flight
「フライト」

Paramount
(パラマウント)

6 3,130,000 86,202,000
10 6 ジャッキー・コーガン

Killing Them Softly
「ジャッキー・コーガン」

The Weinstein Company
(プレシディオ)

2 2,748,000 11,771,737

「007 スカイフォール」が再び首位に。ジェラルド・バトラーの新作は6位デビュー

新作が不発に終わった先週末の全米ボックスオフィスは、サンクスギビング(感謝祭)向けの作品が上位に居座る結果となり、約1カ月前公開の「007 スカイフォール」が約1100万ドルと控えめな成績ながら公開5週目での首位奪還を果たした。

同作の現在までの累計興収は約2億6100万ドル。これは50年続くシリーズでの最高記録で、本年5位。北米を含む全世界興収もシリーズ最高の約9億1800万ドルとなり、ソニー・ピクチャーズ配給作品では「スパイダーマン3」(07年/約8億9000万ドル)を抜き、過去最高の全世界興収を記録した。作品の評判は上々なので、年末年始の興行で10億ドルに到達する可能性もある。

2位は「不思議の国のガーディアンズ(仮題)」で、累計興収は約6180万ドル。4位のアカデミー賞候補「リンカーン」は累計1億ドルが目前となっている。

そして、約600万ドルのオープニング興収で6位デビューとなってしまったのがジェラルド・バトラー主演の「プレイング・フォー・キープス(原題)」。元有名サッカー選手(バトラー)の第2の人生を描いたラブコメディだったが、レビューも興行も振るわなかった。共演はジェシカ・ビール、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ユマ・サーマン、デニス・クエイド。監督は「7つの贈り物」「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーノ。

今週末は、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを手がけたピーター・ジャクソン監督による新たなる3部作の第1章「ホビット 思いがけない冒険」が公開となる。

2012年12月11日更新 藤井竜太朗

過去のランキング