全米映画ランキング : 2008年3月21日~2008年3月23日

全米映画ランキング:2008年3月24日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2008年3月21日~2008年3月23日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ホートン ふしぎな世界のダレダーレ 2 25,100,000 86,500,000
2 Tyler Perry's Meet the Browns 1 20,000,000 20,000,000
3 シャッター

Shutter
「シャッター」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

1 10,700,000 10,700,000
4 Mr.ボディガード 学園生活は命がけ! 1 10,200,000 10,200,000
5 2 紀元前1万年

10,000 B.C.
「紀元前1万年」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 8,700,000 76,100,000
6 3 ネバー・バックダウン 2 4,900,000 16,800,000
7 4 ロード・トリップ パパは誰にも止められない! 3 4,600,000 32,000,000
8 6 バンク・ジョブ

The Bank Job
「バンク・ジョブ」

LionsGate
(ムービーアイ)

3 4,100,000 19,400,000
9 5 バンテージ・ポイント

Vantage Point
「バンテージ・ポイント」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

5 3,800,000 65,300,000
10 Under The Same Moon

Under The Same Moon

Fox Searchlight/The Weinstein Company

1 2,600,000 3,300,000

「ホートン」がV2。落合正幸監督のホラー「Shutter」は3位

4本の新作がランクインした今週の全米ボックスオフィスは、先週首位の「ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ」が約2500万ドルを稼ぎ出し首位をキープした。累計興収は約8600万ドルに達しており、1億5000万ドルは狙えそう。惜しくも首位デビューを逃したのはタイラー・ペリーの新作「Meet the Browns」。今回はアンジェラ・バセットを主演に迎え、シカゴを舞台にしたホームドラマを描いている。約1070万ドルの興収で、3位デビューとなってしまったのが、「催眠」(99)「感染」(04)の落合正幸監督のハリウッドデビュー作「Shutter」。アメリカ人新婚カップルのベンとジェーンが日本で超常現象に巻き込まれるストーリーで、オリジナルは04年のタイ製ホラー映画「心霊写真」。プロデューサーは「リング」「呪怨」シリーズの一瀬隆重。初登場4位はオーウェン・ウィルソンがいじめられっ子高校生3人のボディガードに扮した「Drillbit Taylor」。「スーパーバッド 童貞ウォーズ」「Knocked Up」のジャド・アパトー&セス・ローゲンのコンビが製作・脚本を担当した作品だったが、オープニング興収約1020万ドルと振るわなかった。監督は「リトルニッキー」「トレジャー・ハンターズ」のスティーブン・ブリル。そして、10位に滑り込んだのはメキシコ・アメリカ合作映画「Under the Same Moon」。母親を探すためにアメリカに不法入国した少年の冒険と母子の絆を描くドラマ。スペイン語(英語字幕)で、しかも266館という限定公開だったが、約330万ドルを稼ぐスマッシュヒットとなっている。来週はケビン・スペイシー主演の「ラスベガスをぶっつぶせ」の他、マイケル・ケイン&デミ・ムーア主演の実録犯罪ドラマ「Flawless」、ライアン・フィリップ主演&キンバリー・ピアース監督の戦争ドラマ「Stop Loss」などが公開される。

2008年3月24日更新 藤井竜太朗

過去のランキング