全米映画ランキング : 2006年2月24日~2006年2月26日

全米映画ランキング:2006年2月28日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2006年2月24日~2006年2月26日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1

Tyler Perry's Madea's Family Reunion

Lions Gate

2,194 1 30,030,661 30,030,661
2 1

Eight Below
「南極物語」

Walt Disney
(ブエナビスタ)

3,072 2 15,872,840 45,206,288
3 3

The Pink Panther
「ピンクパンサー」

MGM
(フォックス)

3,313 3 11,101,845 60,847,581
4 2

Date Movie

20th Century Fox

2,896 2 9,125,555 33,812,965
5 4

Curious George
「キュリアス・ジョージ」

Universal

2,609 3 7,213,870 43,347,785
6 6

Firewall
「ファイヤーウォール」

Warner Bros.
(ワーナー)

2,740 3 6,682,212 37,295,572
7 5

Final Destination 3
「ファイナル・デスティネーション3」

New Line Cinema
(ギャガ)

2,880 3 5,495,785 44,944,694
8

Doogal

The Weinstein Company

2,318 1 3,605,899 3,605,899
9

Running Scared

New Line Cinema

1,611 1 3,381,974 3,381,974
10 7

Freedomland

Revolution/Sony

2,361 2 2,872,215 10,750,360

黒人コメディが首位。ワインスタイン・アニメ第2弾は不発

アカデミー賞授賞式を目前に控えた全米週末ボックスオフィス。毎年、いずれかの作品賞候補作がベスト10圏内にランクインしているが、今年は皆無。代わりに新作が3本ランクインしている。まず、首位となったのが、昨年同時期にナンバーワン・ヒットを記録した黒人女性ドラマ「ダイアリー・オブ・ア・マッド・ブラック・ウーマン」の脚本を書いたタイラー・ペリーが、今度は自身で監督にも挑戦したコメディ「マデアズ・ファミリー・リユニオン」。業界の予想を大きく上回る約3000万ドルの興収を上げ、2月公開作の中では全米歴代7位の好成績となっている。2位は先週首位の「南極物語」。今週も順調に稼ぎ、累計興収は約4500万ドル。最終的には8000万ドルくらいまで到達するか? 3位「ピンクパンサー」も累計で6000万ドルを超えており、最終的に興収1億ドルに届くか届かないかというところだろう。8位にランクインした「Doogal」はワインスタイン・カンパニーによるアニメ第2弾だが、公開時期を間違ったか、大ヒットには至らなかった。そして、9位にはポール・ウォーカー主演のサスペンスアクション「ランニング・スケアード」が滑り込んでいる。

2006年2月28日更新 藤井竜太郎

過去のランキング