全米映画ランキング : 2001年2月2日~2001年2月4日

全米映画ランキング:2001年2月6日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2001年2月2日~2001年2月4日
(金額・順位は確定後のもの)

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

スクリーン数

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1

The Wedding Planner
「ウェディング・プランナー」

Sony
(ヘラルド)

2,785 2 11,000,000 28,200,000
2

Valentine

Warner Bros.

2,310 1 10,120,000 10,120,000
3 3

Cast Away
「キャスト・アウェイ」

Fox
(UIP)

2,648 7 7,411,000 202,952,000
4 2

Save the Last Dance

Paramount

2,570 4 7,400,000 68,734,000
5 6

Crouching Tiger, Hidden Dragon
「グリーン・デスティニー」

Sony Pictures Classics
(ソニー)

1,163 9 7,353,074 53,519,421
6 4

Traffic
「トラフィック」

USA Films
(ヘラルド)

1,580 6 6,293,000 64,900,000
7

Head Over Heels
「邦題未定」

Universal
(UIP)

2,364 1 5,000,000 5,000,000
8 8

Finding Forrester
「小説家を見つけたら」

Sony
(ソニー)

1,983 7 4,400,000 41,500,000
9 7

Snatch
「スナッチ」

Sony
(ソニー)

1,240 3 4,100,000 21,800,000
10 13

Chocolat
「ショコラ」

Miramax
(アスミック)

2,150 8 3,700,000 22,460,000

ジェニファー・ロペス主演作、堂々のV2!

爆発的な強さはないが、ジェニファー・ロペスの「The Wedding Planner」が今週も首位をキープ。興収は前週比で20%しか落ちていず、手堅い商いである。続いて、初登場で2位に飛び込んだのは、バレンタイン・デーに女性を襲うシリアル・キラーを描いた、その名も「Valentine」。トム・サベージの原作を、98年に「ルール」でスマッシュ・ヒットを放ったジェイミー・ブランクスが監督したティーン・ホラーだ。続く3、4、5位は僅差。まずは「キャスト・アウェイ」が3位をキープし、興収2億ドルをクリアしてきた。もちろん、目下2001年の稼ぎ頭である。4位の「Save the Last Dance」は2ランク下げたものの、大健闘は変わらない。ハイスクールが舞台のダンスものである。そして、5位には「グリーン・デスティニー」が上ってきた。外国語映画で5000万ドルオーバーという成績は驚異的。昨年の「ライフ・イズ・ビューティフル」の記録を破るのは確実である。以下、「トラフィック」はゴールデングローブの結果が今ひとつだったせいか、やや息切れ。7位初登場の「Head Over Heels」は、モニカ・ポッターとフレディ・プリンゼ・Jr.主演のロマンチック・コメディ。そして10位には、ジュリエット・ビノシュとジョニー・デップが共演した「ショコラ」が顔を出している。次週の1位は「ハンニバル」でほぼ決まり。どんな数字が出るか?

2001年2月6日更新 藤井竜太郎

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