マイケル・パーカー : ウィキペディア（Wikipedia）

マイケル・パーカー（Michael Parker、1981年12月6日 - ）は、アメリカ合衆国・ワシントンD.C.出身のプロバスケットボール選手である。東京オリンピック日本代表候補にも選ばれた。ポジションはフォワード。200cm、98kg。群馬クレインサンダーズ所属。

来歴

グローバーパーク高校からエバーグリーン州立大学を経て、AUTでプロデビュー。その後、IRLチーム、ABAベーリングハム・スラム、IBLポートランド・シノックスでプレー。

2008年1月、bjリーグの新規参入球団であるライジング福岡に入団。最多スティールのタイトルを獲得し1シーズン目でのプレイオフ進出に貢献。

bjリーグ 2008-09シーズンも昨年度に続き最多スティールと、初の得点王のタイトルを獲得。以後、福岡在籍中のbjリーグ 2009-10、bjリーグ 2010-11と連続でスティールと得点王のタイトルを獲り続けた。2009-10と2010-11はシーズンベスト5にも選出されている。また、2010年11月7日に高松市総合体育館で行なわれた対高松ファイブアローズ戦では1試合53得点のbjリーグ新記録を樹立。

2011年7月、島根スサノオマジックへ移籍。2011-12シーズンは4シーズン連続で得点王のタイトルを獲得。2012-13シーズンは連続得点王は途切れたが2シーズンぶりにスティールのタイトルを獲得。

2013年8月、NBLの和歌山トライアンズに移籍し、2年契約を結んだマイケル・パーカー選手　和歌山トライアンズ入団決定！和歌山トライアンズ2013年8月9日。同年のNBLオールスターに選出されている。2013-14シーズン準優勝に貢献。フィールドゴール成功率はリーグ1位だった。

2014-15シーズン開始後の11月28日、自身の申し出により退団した。12月5日、トヨタ自動車アルバルク東京と契約。

2015年2月に日本国籍への帰化申請が法務省に受理され、NBLでの選手登録を『帰化選手』へ変更。ただし、NBLにて『帰化申請中の選手を帰化選手として登録する場合は、帰化資格が受理された後日本代表への参加を確約していること』との規定があるが、リオ五輪最終予選など、その後の代表活動を辞退した。

2016年オフ、千葉ジェッツへ移籍。マイケル・パーカー選手 契約基本合意のお知らせ。

記録

|- | align="left" | bjリーグ 2007-08 | align="left" | 福岡 | 27 || 22 || 33.7 ||.601 ||.242 ||.587 ||8.2 ||1.1 ||bgcolor="CFECEC"|2.6 || 1.6 ||0.9 || 17.0 |- | align="left" | bjリーグ 2008-09 | align="left" | 福岡 | 49 || 49 || 39.5 ||.484 || .330 || .691 ||12.6 || 1.8 ||bgcolor="CFECEC"| 2.6 || 2.1 || 1.7 || bgcolor="CFECEC"|26.8 |- | align="left" | bjリーグ 2009-10 | align="left" | 福岡 | 52 || 52 || 40.0 ||.476 ||.212 ||.690 || 10.9 || 2.9 ||bgcolor="CFECEC"|2.9 || 1.7 || 1.9 ||bgcolor="CFECEC"| 26.5 |- | align="left" | bjリーグ 2010-11 | align="left" | 福岡 | 50 || 50 || 39.3 || .561 ||.262 || .705 ||10.5 ||2.0 ||bgcolor="CFECEC"|2.3 || 1.4 ||1.9 ||bgcolor="CFECEC"| 27.3 |- | align="left" | bjリーグ 2011-12 | align="left" | 島根 | 50 || 50 || 38.2 || .507 ||.207 ||.694 ||9.9 ||2.3 ||2.4 ||0.9 || 1.7 || bgcolor="CFECEC"|23.1 |- | align="left" | bjリーグ 2012-13 | align="left" | 島根 | 51 || 51 || 38.6 || .538 || .316 || .655 || 10.2 || 2.1 ||bgcolor="CFECEC"| 2.3 || 1.6 || 1.8 || 19.5 |- | align="left" | NBL 2013-14 | align="left" | 和歌山 | 54 ||54 || 36.6||bgcolor="CFECEC"| .621 || .329 || .644 || 12.4 || 1.6 || 2.0 || 2.1 || 1.3 || 23.1 |- | align="left" | NBL 2014-15 | align="left" | 和歌山/トヨタ東京 | 48 ||26 || 26.0 || .575 || .232 || .614 || 8.5 || 1.2 || 1.8 || 1.1 || 1.1 || 14.0 |- | align="left" | NBL 2015-16 | align="left" | トヨタ東京 |47 ||47 ||25.1 ||.626 ||.293 ||.667 ||6.4 ||1.3 || 1.9 ||1.2 ||1.0 ||13.8 |-

• bjリーグ
  • 得点1位（2008-09、2009-10、2010-11、2011-12）
  • スティール1位（2007-08、2008-09、2009-10、2010-11、2012-13）3位（2011-12）
  • ベスト5（2009-10、2010-11）
  • 月間MVP（2010年3月、2013年2月）
  • 週間MVP　6回
  • bjリーグオールスターゲーム出場（2008-09、2009-10、2010-11、2011-12、2012-13）
    • MVP（2009-10、2012-13）MIP（2008-09）
• NBL
  • ベスト5（2013-14）
  • 月間MVP（2013年9-10月、2014年3月）
  • オールスターゲームMVP（2013）
  • 得点2位（2013-14）
  • リバウンド2位（2013-14）
  • フィールドゴール成功率1位（2013-14）
  • スティール2位（2013-14）
  • ブロックショット2位（2013-14）

bjリーグ 1試合最多得点: 53得点：2010年11月7日 対高松ファイブアローズ戦（2015-16シーズン、ルブライアン・ナッシュに更新されるまで1位）

bjリーグ 1試合最多フィールドゴール成功: 21本：同上

bjリーグ 1試合最多2ポイントシュート成功数: 19本：同上

bjリーグ 1試合最多2ポイントシュート試投数: 30本：同上