ポーラ・ワグナー : ウィキペディア(Wikipedia)

ポーラ・ワグナー(Paula Wagner、1946年12月12日 - )は、アメリカの女性映画プロデューサー兼映画スタジオ重役。

人物

2017年、チャドウィック・ボーズマンケイト・ハドソンスターリング・K・ブラウンジョシュ・ギャッド主演の映画『マーシャル 法廷を変えた男』、2018年、ブロードウェイ、ウェスト・エンド、全米ツアーが行なわれたミュージカル『プリティ・ウーマン』をプロデュースした。

経歴

オハイオ州出身。

カーネギーメロン大学で演劇を学び、ブロードウェイやオフ・ブロードウェイの舞台に立つようになる。その後、クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシーのタレント・エージェントとなり、ケヴィン・ベーコンヴァル・キルマーデミ・ムーアリーアム・ニーソントム・クルーズ達のエージェントとなる。

1993年、長年勤務した大手代理業者クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー社(CAA)を退社。トム・クルーズと共同でクルーズ/ワグナー・プロダクションズを設立、映画製作に携わる。2006年11月、ユナイテッド・アーティスツの最高経営責任者に就任したが2008年8月にその座を去っている。

舞台プロデューサー

2018年7月にブロードウェイ、2019年9月にドイツのハンブルグ、2020年2月にウェスト・エンドで開幕し、全米ツアーを行なっているミュージカル『プリティ・ウーマン』をプロデュースした。他のブロードウェイ作品には2012年秋に開幕したジェシカ・チャステインデヴィッド・ストラザーンダン・スティーヴンスが主演し、モーゼズ・コフマンが演出した『The Heiress』などがある。また2012年10月、ポール・ラッドマイケル・シャノン、ケイト・アーリントン、エドワード・アズナーが主演し、デクスター・バラードが演出したクレイグ・ライトの傑作演劇『Grace』ブロードウェイ初演のプロデュースも行なった。テレンス・マクナリーのトニー賞ノミネート演劇『Mothers and Sons』もプロデュースした。

私生活

夫は元CAAの共同パートナーで現・モーガン・クリーク・プロダクションの共同経営者のリック・ニキータ。

主な作品

  • Mission: Impossible(1996年)
  • ラスト・リミッツ 栄光なきアスリート Without Limits(1998年)
  • Mission: Impossible II(2000年)
  • アザーズ Los Otros(2001年)
  • バニラ・スカイ Vanilla Sly(2001年)
  • NARC ナーク Narc(2002年)
  • ニュースの天才 Shattered Glass(2003年)
  • ラスト サムライ The Last Samurai(2003年)
  • サスペクト・ゼロ Suspect Zero(2004年)
  • 宇宙戦争 War of the Worlds(2005年)
  • エリザベスタウン Elizabethtown(2005年)
  • Mission: Impossible III(2006年)
  • アイズ The Eye(2008年)
  • デス・レース Death Race(2008年)
  • ワルキューレ Valkyrie(2008年)
  • アウトロー Jack Reacher(2012年)
  • ジャック・リーチャー NEVER GO BACK Jack Reacher: Never Go Back(2016年)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/01/08 10:06 UTC (変更履歴
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