西村卓也 : ウィキペディア(Wikipedia)

西村 卓也(にしむら たくや)は、測地学・地殻変動論を専門分野とする日本の理学博士。京都大学防災研究所地震予知研究センターの准教授。

人物

東北大学理学部、東北大学大学院理学研究科修士課程を経て、国土地理院に勤務後、国土地理院地理地殻活動研究センター研究官および主任研究官などを経て、2013年に京都大学防災研究所の准教授に就任。

現在は、主にGNSS(GPS)やInSAR、測地測量等の測地学的手法で得られた地殻変動の情報をもとに、日本列島で起こるや断層運動や火山現象、プレート運動など、テクトニクスの研究をしている。

2016年10月、M6.6の鳥取県中部地震が発生したが、西村教授は、前年からこの地域で地震活動が活発化していたこともあり、GPSで地盤の動きを調べるなどして、事前にこの地震の発生を予知していたという。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/10/11 18:39 UTC (変更履歴
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