玉川祐子 : ウィキペディア(Wikipedia)

玉川 祐子(たまがわ ゆうこ、1922年〈大正11年〉10月1日 - )は、浪曲曲師。現役最高齢の芸人である。

経歴

1922年茨城県西茨城郡北山内村片庭(現笠間市)に生まれる「玉川祐子」日本浪曲協会。小学校卒業後、子守奉公へ行き、 1940年に浪曲師の鈴木照子に入門。1941年三ノ輪の三友亭で初舞台を踏む。1942年に曲師へ転向し、 1972年曲師として木馬亭に初出演した。

結婚後も曲師を続けていたが、三男の病気をきっかけに休業。1970年代に曲師に復帰した。曲師への復帰に反対していた夫とは、この頃に離婚した「100歳目前の今も現役「あっという間だった」…浪曲の三味線「曲師」玉川祐子さん 波瀾万丈の人生とは」東京新聞。

1975年コンビを組んでいた浪曲師の玉川桃太郎と再婚した。

2018年、友人であった浪曲師の五代目港家小柳が死去し、小柳の弟子の港家小そめを預かり弟子として迎えた。

2022年に「祝・百寿記念 玉川祐子の会」が開催 された。

2023年9月30日に、地元・笠間市で80年ぶりの凱旋公演「落語と浪曲を楽しむ夕べ~祐子百歳、笠間に帰る~」笠間稲荷神社稲光閣で開催された。

2024年2月、かさま応援大使に就任。

人物

  • 息子の病気を機に創価学会に入会している。

著書

  • 『100歳で現役! 女性曲師の波瀾万丈人生』 玉川祐子、杉江松恋(光文社)2022年8月 ISBN 978-4-334-95324-9

出演

映画

  • 絶唱浪曲ストーリー(2023年、川上アチカ監督)

テレビ

  • 笑点(2023年4月16日『祐子のスマホ』、10月1日『祐子のセーター』、日本テレビ) - 玉川太福の曲師として出演。
  • 100歳に聞く!(2023年10月28日、テレビ朝日)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/15 08:07 UTC (変更履歴
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