天野恵 : ウィキペディア(Wikipedia)

天野 恵(あまの けい、1952年5月1日 - )はイタリア文学・文化研究者京都大学、京都大学名誉教授。

略歴

京都大学文学部編入学、1976年天野惠先生退職記念論文集 國司航佑、霜田洋祐、村瀬有司、2018年3月。イタリア文学科卒、1985年同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学、京都大学文学部助手、1988年山陽学園短期大学助教授、96年山陽学園大学助教授、1999年京都大学文学研究科イタリア文学科助教授、2007年准教授、2010年教授。2018年に退官し、名誉教授。イタリア学会会長(2010年度ー2013年度)、公益財団法人日本イタリア会館理事長。

研究テーマ

  1. アリオスト
  2. マンゾーニ

著作

  • 共著『イタリアの詩歌 音楽的な詩、詩的な音楽』鈴木信吾、森田学(三修社、2010年)

翻訳

  • バルダッサルレ・カスティリオーネ 『宮廷人』(清水純一、岩倉具忠共訳、東海大学出版会、1987年)、原文を併録
  • ニッコロ・マキャヴェッリ『全集 4 「叙事詩・風刺詩篇 イタリア十年史」』(筑摩書房、1999年)
  • ヴェスパシアーノ・ダ・ビスティッチ『ルネサンスを彩った人びと』(岩倉具忠、岩倉翔子共訳、臨川書店、2000年)
  • 『原典イタリア・ルネサンス人文主義』(池上俊一、深草真由子ほか共訳、名古屋大学出版会、2010年)

学術論文

  • 「オルランド・フリオーソ第37歌をめぐって」、『イタリア学会誌』、1986年
  • 「アリオストの火器批判」、『イタリア学会誌』、1991年
  • 「オルランド・フリオーソ第33歌、フランス軍敗退史をめぐって」、『イタリア学会誌』、1994年
  • 「アリオストの1532年1月15日付マントヴァ公宛書簡」、『イタリア学会誌』、1998年
  • 「C版『フリオーソ』出版直前の改変」、『イタリア学会誌』、1999年
  • 「ルネサンスの人々 5 ボルソ・デステとその時代(1)」、『イタリアーナ』、1993年
  • 「ルネサンスの人々 6 ボルソ・デステとその時代(2)」、『イタリアーナ』、1995年
  • 「ルネサンスの人々 7 ボルソ・デステとその時代(3)」、『イタリアーナ』、1997年
  • 「ルネサンスの人々 8 ボルソ・デステとその時代(4)」、『イタリアーナ』、1998年
  • 「ルネサンスの人々 9 ボルソ・デステとその時代(5)」、『イタリアーナ』、2000年

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/05/15 00:41 UTC (変更履歴
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