佐藤蓮 : ウィキペディア(Wikipedia)
佐藤 蓮(さとう れん、1998年4月11日 - )は、静岡県三島市出身のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投右打。阪神タイガース所属。
経歴
プロ入り前
小学4年生から「長伏ヴィーナス」で野球を始める。当時のポジションは捕手。中学時代は「三島シニア」に所属。2年時に投手に転向すると、最速136km/hの速球を武器に3年時には静岡県選抜、U-15日本代表に選出された。
飛龍高校では2年時に投手として最速140km/hを計測。3年春から背番号1を背負うも、制球難に苦しんだ他、検査で医師から「まだ靭帯が子供」と告げられるなど身体が発達途上であったことから同年夏は野手としてプレーした。同年の静岡大会2回戦の加藤学園高校戦で本塁打を放つなどの活躍を見せたが、チームは3回戦で敗退。高校通算20本塁打。甲子園出場はなし。2学年上に大盛穂、1学年下に比屋根彰人がいる。
上武大学では投手に再転向。1年夏に150km/hを計測するが、その後右肘を痛めて同年冬に遊離軟骨の除去手術を受けた。4年時まで公式戦の登板は無かったが、同年8月の千葉ロッテマリーンズ二軍戦で最速155km/hを計測して2回無安打無失点に抑え、一気にプロの注目を集めた。同年秋にリーグ戦初登板を果たし、7試合15回で防御率1.80を記録。最終戦の平成国際大学戦では7回から2番手で登板し、3イニングを投げて2失点ながら8奪三振を記録し、リーグ優勝に貢献した。3学年上に島田海吏、石井将希、同学年に古川裕大がいる。
2020年のドラフト会議で阪神タイガースから3巡目指名を受けた。契約金6000万円、年俸1000万円で仮契約(金額は推定)。背番号は30。このドラフトでは同級生の古川も北海道日本ハムファイターズから3巡目指名を受けた。同じ年にドラフト1位で佐藤輝明が入団したため、報道およびスコアボード上の表記は、フルネームである「佐藤蓮」と表記される。なお背ネームや公式サイトでの英語表記は、佐藤蓮は「SATOH」、佐藤輝明は「SATO」と異なる。
阪神時代
のオフに育成選手として再契約した。背番号は130。
選手としての特徴
188cm、102kgの恵まれた体格から繰り出す最速155km/hのストレートを持ち味とする速球派右腕。変化球はスライダー、カットボール、カーブ、フォークを投げる。制球に課題があったが、テイクバックを小さくするフォームに変更したことで制球力向上を見せている。
詳細情報
背番号
- 30(2021年 - 2022年)
- 130(2023年 - )
登場曲
- 「Starting Over」Mr.Children(2021年)
- 「エソラ」Mr.Children(2022年)
- 「終わりなき旅」Mr.Children(2023年 - )
関連項目
- 静岡県出身の人物一覧
- 上武大学の人物一覧
- 阪神タイガースの選手一覧
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/17 10:42 UTC (変更履歴)
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