松平保久 : ウィキペディア(Wikipedia)

松平 保久(まつだいら もりひさ、1954年(昭和29年)3月15日『平成新修旧華族家系大成』下巻(霞会館、1996年)p.587 - )は、日本のテレビプロデューサー。会津松平家の14代当主。

会津藩最後の藩主である松平容保の曾孫にあたる。

来歴・人物

1954年、会津松平家13代当主松平保定の息子として東京都で生まれる。

1976年(昭和51年)学習院大学法学部法学科を卒業後、日本放送協会に入局する。大阪放送局・放送センター・盛岡放送局に勤務の後、2010年(平成22年)にNHKエンタープライズへ転籍、プロデューサーとしてドキュメンタリー・映画関連業務など番組制作に携わる。

2018年(平成30年)9月22日に会津若松市で催された戊辰150年式典で、先人たちの苦難を偲んだ。この会で松平は、「困難に満ちた幕末の会津の歴史だが、強い誇りをもって、未来につなげてほしい」と語った。

2019年(令和元年)5月4日に歴代会津藩主を慰める墓前祭「お花まつり」が開かれた。墓所には2代目藩主正経以降の藩主が葬られており、松平は墓所祭の祭主を務めた。当日は長男(親保)と会津松平家奉賛会の会員ら80人が参列した。

参考書籍

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/25 01:04 UTC (変更履歴
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