紅日毬子 : ウィキペディア(Wikipedia)

紅日 毬子(あかひ まりこ)は、日本の俳優。

人物・来歴

それまで舞台の経験はなかったが石井飛鳥に見いだされ、2006年秋より虚飾集団廻天百眼に参加、2007年『夢屋』で初舞台を踏み、後に正劇団員となってからは現在に至るまで看板役者となるARTIST DATA【 紅日毬子 】- ARTiSM。「踊る座敷童」と称するように少年・少女を演ずることが多いが、老若男女問わず月蝕歌劇団、新宿梁山泊などアングラ演劇を中心に出演している。2012年には、幼少期より思い入れのある『銀河鉄道の夜』を題材にした『幻想第四次の記憶』を自身の企画・脚本により上演した【銀河のはずれに想ひを寄せて】紅日毬子謹製電子ペエヂ【網膜日録】

廻天百眼の他、ファッションブランドpays des feesのファッションショウ、斎藤工主演の西村喜廣監督映画『虎影』、ヴィジュアル系バンド・R指定のMV『EROGURO』への出演、ほかダンスパフォーマンス、朗読、絵画モデルなど、幅広く表現の活動を行う。2014年にはやくみつるとの対談イベント『日本語力のある歌』に登壇。また、静岡県のまぼろし博覧会にて絵画の展示を行っている。 自身が店主として営業する酒場『月光密造舎』では、薬膳酒と少年裳、朗読の提供を行う。

逸話

  • 大正ロマンを愛好し、しばしば旧字体を用いる。(一時期辞めようとつとめたが、不可能だった)
  • 攻殻機動隊の草薙素子、夢幻紳士の夢幻魔実也、ヒカルの碁の塔矢アキラ、千と千尋の神隠しのニギハヤミコハクヌシなどの熱心な愛好家で、しばしば扮装する。
  • 趣味は旅行『紅日毬子』、水煙草。
  • 銃の愛好家で、モデルガンのコレクターでもある。
  • 第二次大戦のドイツ軍を中心とする軍服ファッション愛好家。
  • 好きなサンリオキャラクターはシナモロール『紅日毬子オフィシャルTwitter』

舞台

+上演日程作品名主催会場
2007年6月舞台『夢屋』虚飾集団廻天百眼神楽坂die pratze
2007年9月舞台『御霊祭御祭騒』虚飾集団廻天百眼シアターpoo
2007年12月舞台『赤闇少女ー私と私の人形劇ー』虚飾集団廻天百眼神楽坂die pratze
2008年7月舞台『エロスグロテッサアッパーグラウンドオペレッタ』虚飾集団廻天百眼タイニイアリス
2009年2月舞台『鬼姫』虚飾集団廻天百眼タイニイアリス
2009年7月舞台『黒色サロス』虚飾集団廻天百眼井の頭公園
2009年11月舞台『御霊祭御祭騒』虚飾集団廻天百眼シアターpoo
2010年3月舞台『死ぬ機械』虚飾集団廻天百眼大塚萬劇場
2010年9月ライブ『アムワンマンライブ』(ダンサー出演)アム大塚RED ZONE
2010年11月舞台『白夜月蝕の少女航海記』月蝕歌劇団新宿風紋
2010年12月舞台『FOOLS PARADISE~愚者の楽園~』SAI駒込ラグロット
2010年12月舞台『続・白夜月蝕の少女航海記』月蝕歌劇団新宿風紋
2011年3月舞台『存ぜぬ快楽』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2011年3月舞台『怪盗ルパン 竹久夢二の双曲線』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2011年5月舞台『白夜月蝕の少女航海紀パート3 回転木馬共和国の逆襲』月蝕歌劇団新宿風紋
2011年9月舞台『団鬼六・悦楽王―『花と蛇』の作家―』月蝕歌劇団ザムザ阿佐谷
2011年9月ファッションショウ『バルーンの夢』(モデル出演)pays des fees浅草橋パラボリカ・ビス
2011年10月舞台『少女椿』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2011年12月舞台『英雄伝説 馬賊 矢吹丈』月蝕歌劇団新宿風紋
2012年4月舞台『鬼姫』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2012年9月舞台『花と蛇-新版-』月蝕歌劇団座・高円寺2
2012年11月舞台『少女椿』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2013年3月ファッションショウ『ウイルス』(モデル出演)pays des fees初台 玉井病院
2013年8月舞台『奴婢訓』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2014年2月舞台『冥婚ゲシュタルト』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2014年6月舞台『臘月記』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2015年10月舞台『屍のパレード』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2016年6月舞台『冥婚ゲシュタルト2016』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2016年11月ライブ『未来のアーク』虚飾集団廻天百眼渋谷 チェルシーホテル
2017年2月舞台『悦楽乱歩遊戯』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2017年5月Kαin AKASAKA BLITZ 2DAYS GIGS「THE LIVE Kaleidoscope 2017Kαin赤坂BLITZ
2018年2月舞台『殺しの神戯』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2018年6月舞台『Paranoia Papers 偏執狂短編集IV』Voyantroupeサンモールスタジオ
2018年8月ライブ『殺しの神楽』虚飾集団廻天百眼下北沢SHELTER
2018年10月ライブ『メンヘラの集い2018』R指定TSUTAYA O-EAST
2019年2月舞台『闇を蒔く 屍と書物と悪辣異端審問官』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2019年11月舞台『新撰組in1944ーナチス少年合唱団ー』月蝕歌劇団ザムザ阿佐谷
2020年1月舞台『不思議の国のアリス・オブザデッド』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2020年11月舞台『冥婚ゲシュタルト2020』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐谷
2021年6月舞台『ベンガルの虎』新宿梁山泊花園神社・紫テント
2021年12月舞台『少女仮面』新宿梁山泊芝居砦・満天星
2022年2月舞台『不思議の国のアリス-五場と二つの幕間小景-』スズキ拓朗,流山児祥ザ・スズナリ
2022年6月舞台『下谷万年町物語』新宿梁山泊花園神社・紫テント
2022年10月舞台『参の節句』伊勢参吉祥寺スターパインズカフェ
2022年11月舞台『万物教会』虚飾集団廻天百眼ザムザ阿佐ヶ谷
2023年6-8月舞台『少女都市からの呼び声』新宿梁山泊花園神社・紫テント、THEATER MILANO-Za

映像

歌曲

  • 「7人の歌姫 朝倉薫を歌う」

廻天百眼

ミュージカル色の強い百眼で出演時は大半の歌曲で歌唱する。

モデル

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/26 20:36 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「紅日毬子」の人物情報へ