坂井仁香 : ウィキペディア(Wikipedia)

坂井 仁香(さかい ひとか、2001年7月25日 - )は、日本のアイドル、女優、モデル。女性アイドルグループ・超ときめき♡宣伝部のメンバー。「ミスセブンティーン2015」グランプリ、『Seventeen』元専属モデル。神奈川県出身。スターダストプロモーション所属STARDUST - スターダストプロモーション芸能3部 - 坂井仁香のプロフィール

略歴

  • 小学5年生のとき、誕生日プレゼントを買ってもらうため母と初めて原宿竹下通りに行き、10社からスカウトされ芸能界入り。
  • 2014年9月6日(土)・7日(日)、少女劇団いとをかし第1回公演『その日の教室では』に出演。
  • 2015年4月11日(土)、アイドルグループ「ときめき♡宣伝部」が結成され、ときめき♡レッド担当になる。
  • 2015年8月、雑誌「Seventeen」のオーディション「ミスセブンティーン2015」のグランプリに選ばれ、同誌の専属モデルになる。2015年10月号よりデビュー。同グランプリ受賞者として、坂井のほかマーシュ彩と松岡花佳の2人も選出された。
  • 2019年4月1日(月)、フジテレビ系の情報番組『めざましテレビ』のコーナーである「イマドキ」の2019年度新イマドキガールとなることが発表され、翌日より出演。
  • 2021年2月28日(日)、自身初の写真集「First Love」を発売。
  • 2021年3月1日発売のSeventeenをもって専属モデルを卒業。
  • 2022年、坂井仁香プロデュースのアクセサリーブランド「Leoh」を立ち上げる。
  • 2023年4月、個人YouTubeチャンネル「ひとちゃんねる」を開設。

人物

  • 趣味は映画鑑賞、テレビ鑑賞。特技は柔軟、どこでも寝られる事。
  • 得意料理はオムライス
  • 好きな食べ物はトマト、梅干し。
  • 好きな言葉は「夢があるから人生は輝く」PROFILE 超ときめき♡宣伝部オフィシャルサイト
  • 妹がいる。
  • 先輩グループではももいろクローバーZの百田夏菜子に憧れていて「かなこちゃんは太陽みたいにキラキラしてるんですよ。小学生の頃から私は『みんなのことを笑顔にする』という夢があって。それを叶えるためには、かなこちゃんみたいに自分が輝いて、みんなを笑顔で照らしていきたいなって思うんです」とコメントしている。
  • 憧れは「Seventeen」の先輩である桐谷美玲。「かわいらしい守りたくなるような笑顔が大好き。桐谷美玲さんみたいに、愛される女優になりたい」。
  • ジェットコースターは苦手だったが、としまえんのおかげで乗れるようになったという。
  • めざましテレビでの食リポについて初めは悪戦苦闘したが、研究熱心な性格を活かし、食リポ番組で勉強したり出演シーンを見返すなどして鍛錬を重ねた。「気に入ったフレーズや表現があれば、積極的に取り入れるようにした。」「どういう言葉を付け加えると、より分かりやすく視聴者に伝わるのかが理解できるようになってきました。」という。
  • 写真集「First Love」について「マネージャーさんに『出してみる?』と言っていただいたのがきっかけで。10代最後の私を1冊の本に収めてみんなに見ていただきたいなと思いました」「10代最後だから元気でフレッシュな写真集を作りたかったので、笑顔を多めにしました。ありのままの仁香が収められています」と説明した。
  • 写真集「First Love」で四つ葉のクローバーを手にした写真について「(四つ葉のクローバーは)初めから用意されていたのではなく、たまたまぶどう畑で見つけました。『なんて運がいいんだ。10代最高だったし、20代も素敵に過ごせそう!』って思いました」とエピソードを語った。
  • コロナ禍の自粛期間について「人と会えないことで、人と会うことがとても大切なことだと改めて気づかされました。私はファンの方と会えばもっとがんばろうと思えるし、もっとかわいくなりたい、歌がうまくなりたいと向上心も湧きます。人と会うことは生きる原動力なんだと思いましたし、人と触れ合っていたいなと改めて思いました。」とコメントした。
  • 学校でもとき宣でも『Seventeen』の現場でも 普通にしているだけなのに「あざとい」と言われることが多く、最初はいい気持ちがしなかったが、『Seventeen』の撮影で「その あざとさ がいいね」と褒められたことで、これは自分の武器だと思えるようになったという。
  • 芸能活動と学業を両立させ、2024年3月に大学を卒業した。
  • 2021年6月12日、テレビ朝日系バラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』の再現VTRにAAAの宇野実彩子役で出演した。
  • 2021年12月3日にAdo『阿修羅ちゃん』の歌ってみた動画、2022年3月12日にVaundy『踊り子』の歌ってみた動画、2022年7月25日にHoneyWorks『誇り高きアイドル』の歌ってみた動画、2023年7月25日にYOASOBI『アイドル』の歌ってみた動画をYouTubeに公開した。

出演

生誕祭

  1. 2016年7月24日 - 〜びっちょり祭り びっちょり1〜ひとちゃん生誕祭(東京・ららぽーと豊洲)
  2. 2017年8月11日 - ときめき♡レッドひとちゃん生誕祭(埼玉・響の森桶川市民ホール)
  3. 2018年8月11日 - ときめき♡レッドひとちゃん生誕祭(東京・八王子市南大沢文化会館)
  4. 2019年7月15日 - ときめき♡レッドひとちゃん生誕祭(東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA)
  5. 2020年7月25日 - 超ときめき♡レッドひとちゃん生誕祭「ひとカラー2020」※無観客生配信ライブ
  6. 2021年7月17日 - 超ときめき♡レッド 坂井仁香生誕祭「ひとカラー2021」※無観客生配信ライブ
  7. 2022年7月25日 - 坂井仁香生誕Youtubeトーク生配信 ※YouTube生配信

モデル

  • 雑誌「Seventeen」(集英社)専属モデル(STモ)(2015年10月号 - 2021年4月号)
    • ミスセブンティーン2015(2015年8月25日、パシフィコ横浜)
    • Seventeen 夏の学園祭2016(2016年8月23日、パシフィコ横浜)
    • Seventeen 夏の学園祭2017(2017年8月24日、パシフィコ横浜)
    • 第25回東京ガールズコレクション 2017 AUTUMN/WINTER(2017年9月2日、さいたまスーパーアリーナ)
    • Rakuten GirlsAward 2017 AUTUMN/WINTER(2017年9月16日、幕張メッセ9-11ホール)
    • 超十代-ULTRA TEENS FES-2018@TOKYO(2018年3月27日、幕張メッセ 国際展示場)
    • CINDERELLA FES VOL.5(2018年4月4日、さいたまスーパーアリーナ)
    • Rakuten GirlsAward 2018 SPRING/SUMMER(2018年5月19日、幕張メッセ)
    • 超十代-ULTRA TEENS FES-2019@TOKYO(2019年3月26日、幕張メッセ国際展示場)
    • 第28回東京ガールズコレクション2019 SPRING/SUMMER(2019年3月30日、横浜アリーナ)
    • Seventeen 夏の学園祭2019(2019年8月22日、パシフィコ横浜)
  • イーストボーイ イメージモデル(2017年1月 - 2018年12月)
  • Istyle presents TGC HIROSHIMA 2017 by TOKYO GIRLS COLLECTION(2017年12月9日、広島グリーンアリーナ)
  • takagi presents TGC KITAKYUSHU 2018 by TOKYO GIRLS COLLECTION(2018年10月6日、福岡・西日本総合展示場 新館)

雑誌

  • My Girl vol.15(2016年10月31日、KADOKAWA)
  • IDOL AND READ 011(2017年6月21日、シンコーミュージック)
  • Top Yell NEO 2020〜2021(2020年12月28日、Top Yell NEO編集部)

テレビ

  • 「私立輝女学園〜KAGAJO.COM〜」(2014年4月 - 2015年3月 J-COMチャンネル)
  • 「私立輝女学園〜KAGAJO.COM〜 SEASON2」(2015年4月 - 2016年3月 J-COMチャンネル)
  • 「赤鬼・青鬼」(2016年11月28日 - 12月2日 MBS)
  • めざましテレビ 内「イマドキ」(2019年4月2日 ‐ 2023年3月31日 フジテレビ) - イマドキガール
  • あざとくて何が悪いの?(2021年6月12日 テレビ朝日系列)
  • 趣味どきっ!「今たのしむ!昭和レトロポップス」(2023年2月 NHK Eテレ)
    • 『UFO』(ピンクレディー、2月1日放送)、『赤いスイートピー』(松田聖子、2月8日)、『守ってあげたい』(松任谷由実、2月15日)、『CAT'S EYE』(杏里、2月22日)を歌唱
  • 沼にハマってきいてみた(2023年5月13日 NHK Eテレ)

映画

  • ショートフィルム『また会う日まで』(2015年 岡部哲也監督) - 主演
    • カンヌ国際映画祭のショートフィルムコーナー(マーケット部門)に登録
  • 『たまこちゃんとコックボー』(2015年3月28日公開) - アンナ 役

舞台

WEB

  • ネスレ日本 ネスレシアター「そちらの空は、どんな空ですか?」(2015年10月28日)
  • Youtube「SSS〜Special Short Story〜 第四弾『#イツモノコト』」(2020年8月1日)

プロデュース

  • 坂井仁香プロデュース アクセサリーブランド「Leoh」(レオ)

その他

  • スポーツ報知「発見‼︎芸能界のHo〜プ!」(2021年1月8日付)

書籍

写真集

  • 坂井仁香 1st写真集「First Love」(2021年2月28日、SDP、ISBN 978-4-9069-5391-2、撮影:熊木優) - キャッチコピーは「みんなが仁香に恋をする」

受賞歴

  • ミスセブンティーン2015 グランプリ(2015年)

超ときめき宣伝部としての活動

担当カラーは、超ときめき♡レッド

公式ファンクラブ「超ときめき♡宣伝本部」超ときめき♡宣伝本部でメンバーコンテンツ「ひとかのオシャレテキスト」を毎週木曜日に更新している。

辻野かなみとは2014年の「少女劇団いとをかし」第1回公演のころに最初に出会い、2014年度の「私立輝女学園〜KAGAJO.COM〜」1期で一緒になり仲良くなった。2015年4月に2人とも結成メンバーとなる。

2015年、『土っキュン♡!!少女』のレコーディングの時に「たくさんの人が笑顔でライブを観ている画を想像しながら歌って」とアドバイスをもらい、そこからライブで歌っているような気持ちでレコーディングするようにしたという。ライブは感情を込めて歌うことを優先し、レコーディングでもその曲の主人公になったかのような気持ちで歌うようにしている。

2017年4月22日のリリースイベントで「とき宣は本当はそんなに強くないです。だけど、皆さんがいるから強くなれます。今日皆さんの笑顔を見て改めて感じることができました。私たちが乗り越えられない壁はないって証明したいです。これからもたくさんの笑顔を届けます」と声を詰まらせながら語った。

2017年6月7日の「どどどどどりーまー」のリリース記念イベントで「そろそろ本気出せよ~!夢発表会」と題して現在の夢を半紙に筆で書いて発表することになり「白米」と書いた。「みんなにとって欠かせない、白米のような存在になりたい」とのこと。

自身のキャラクターについて、2017年にメジャー2ndシングル『どどどどどりーまー』で4人になった時に、自身のメンバーカラーである赤としての役割についてすごく考えたという。「同じメンバーカラーが赤の、ももクロの(百田)夏菜子ちゃんは、熱くて情熱的なライブをされていて、すごく格好良くて。私には、そういう格好良さや強さが足りないなって、その時に気づけました。それ以前はみんなと楽しくやれていれば良いという感じだったけど、その時に自分がこのグループの中でどうあるべきか、どうやってグループを支えるのかを考えて。『とき宣の赤としてメンバーを引っ張るんだ!』という、強い気持ちが芽生えたんです」と振り返った。

「ときめき♡宣伝部のわくわくどきどき 第2回ソロ曲争奪戦GP」で優勝し、2017年12月24日のクリスマスライブでソロ曲「Shine」を披露した。

続く2018年11月18日の「ときめき♡宣伝部のわくわくどきどき 第3回ソロ曲争奪GP」でも優勝し、2018年12月24日のクリスマスライブでソロ曲「誰よりいちばん」を披露した。

結成から約4年のインタビューでは「最初はもともとの自分のテンションも相まってキャピキャピしていたんだと思うし、アイドルはかわいいものというイメージが強かったんですけど、活動していくうちに熱い気持ちの大切さに気付かされて。それは宣伝部員さん(とき宣ファンの呼称)から教えてもらったというか、みんなと一緒にライブをやっていくうちに気持ちを伝えることの大切さを学んでいきました。」と語った。

TOKYO IDOL FESTIVAL 2019のDREAM STAGEに出演について「同じステージに出演した去年と比べて、見え方が少し変わったというか。今までは景色を楽しむよりも、必死になって『がんばらなくちゃ』という気持ちが強かったんですけど、今年はお客さんを巻き込んでライブができたと思います。」とコメントしている。

トゥモロー最強説!!のMV撮影で新メンバーの菅田愛貴について「今回は振り入れのときからいつものとき宣の雰囲気と違って、愛貴ちゃんが入ってきて現場がより明るい雰囲気になったというか、いつも元気で一生懸命な子だから、私たちも初心を忘れずにがんばろうという気持ちになりました。」とコメントしている。

Zepp Haneda(TOKYO)での無観客ライブでは「私たちはどんな状況でも、必ず皆さんを明るい未来へ連れて行きます! 絶対負けません! これからもずっととき宣について来いよー! みんなで明日を最強に!」と叫んだ。

さいたまスーパーアリーナでの無観客生配信ライブでは「元気の源はいつでも宣伝部員さんです。いつもみんなのことを思ってがんばれています。やっぱり宣伝部員さんがいて、みんなの声があってこそとき宣の最強のライブになると思うので、必ずこの大きな大きなさいたまスーパーアリーナにみんなで帰ってきたいです!」と大きな声で宣言した。

アルバム「ときめきがすべて」のレコーディングとライブが重なり多忙だった2020年11月を振り返り「活動がいっぱい詰まっていて忙しいと、私たち自身もときめくし、活動がある状況は幸せに感じます。」と語った。

2020年12月26日のクリスマスライブにて最後のMCで「もし皆の心に雨が降っちゃったときとか、悲しいな、苦しいなって気持ちになっちゃったときには、私たちがみんなの心を太陽みたいに温かい気持ちにします。そして、今日披露した『エンドレス』の歌詞にもあるように、夢には天井なんてないし、終点なんてありません。だから、私たちとみんなで、一緒に夢のその先を作りに行きましょう!私たちはどこまでも突き進み続けるので、みなさんもしっかりついてきてください!」と意気込みを語った。

2021年について「2020年はこの状況の中でできることをスタッフさんと一緒に探しながら活動してきたので、2021年も私たちは絶対に立ち止まりたくないし、みんなの光であり続けたいです。ときめきを届けることが私たちの一番の使命で、その点においては宣伝部員さんには安心していてもらいたいと思います。」とコメントした。

2021年3月28日のワンマンライブに向けて「日本中がときめき不足だと思うので全国、全世界のときめきを上昇させたい。そんなライブがしたいです」と意気込んだ。3月28日のライブMCでは「超とき宣として1年、いつもみんなが私たちのことを支えて応援してくれていたから今もこんな素敵な場所に立つことができています。でも、まだまだ始まりの1年なので、これからも超とき宣に付いて来いよ!」と力強く呼びかけた。

TikTokでのバズりをきっかけに配信リリースした「すきっ!〜超ver〜」について「TikTokの動画で見た、たくさんの方の“すきっ!”という気持ちを、詰め込めたらいいなと思いました」とレコーディングした。

2021年5月29日、初の単独アリーナ公演初日で、初めて有観客でのセンターステージ 360度のパフォーマンスでは「以前から(決めゼリフの)『360度、皆さんのハートにロックオン!』をやりたいと言っていたので、夢がかなった」と声を弾ませた。また、2日目の2部公演ではアンコールMCにて「私たちは2015年に結成されて、私は中学2年生でした。正直言って、歌もダンスも得意ではなかった。カラオケに行っても歌わないし、ダンスもずっとぴょんぴょんしていてメンバーと動きが揃わなかったりして、いろいろ大変なこともありました。その頃のライブとかで“絶対に私たちは武道館に行くんだ!もっと大きくなるからついてきてください!”とその状態で言っていたのに、私たちを信じてついてきてくれました。いつどんな時代でも皆がいてくれたから、いろんなことを乗り越えてアリーナまで来ることができました。とき宣、アリーナまで来ちゃったよー!嬉しいです。今日が良いスタートになるように、これからもたくさんときめきを届けていくから、ずっとずっと永遠にとき宣の隣にいることを約束してください!」と力強く呼びかけた。

2021年12月26日、クリスマスライブにて幕張メッセでのワンマンライブ開催を発表した後のMCで頬を濡らしつつ「こうやって夢を追っていたり、がんばって一歩踏み出そうと思って前に進むといろんな壁にぶつかっちゃったり、現実が見えちゃったり、それで『ちょっとしんどいな』とか、『きついな、できるかな』と思うことって誰しもあると思うんです。でも、ぶつかればぶつかるほど大きくなれるし、今まで見えなかったワクワクした景色が見えてきて。そのワクワクを見せてくれるのはいつもみんなです」と語り、「私たちとき宣が存在する意味って、みんななんじゃないかなと思っていて。みんながいるから私たちが存在できると思っているから、これからもずっとずっと付いてきてくれますか!?」と弾けるような笑顔で呼びかけた。

グループ初期の取材では、一人がしゃべっているときに他のメンバーがすぐ被せてしまい何を言っているか分からなくなることが多かったり、必死なあまり誰かがしゃべらないと話が終わっちゃうかもという焦りもあって話に困ると「イエーイ!」と言っていて、あまりに言いすぎてスタッフから「イエーイ!」禁止令が出るほどであった。しかし今では、坂井がセンターとして他のメンバーに話を振るなどして盛り上げている。

出典

関連項目

  • 超ときめき♡宣伝部
  • 神奈川県出身の人物一覧
  • 辻野かなみ
  • 杏ジュリア
  • 小泉遥香
  • 菅田愛貴
  • 吉川ひより

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/05/01 14:32 UTC (変更履歴
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