ジョー・ロバート・コール : ウィキペディア(Wikipedia)

ジョー・ロバート・コールJoe Robert Cole, 1980年1月1日 - )は、アメリカ合衆国の映画監督、脚本家、編集技師、俳優、テレビプロデューサーである。

人物

トゥルークライム・アンソロジーシリーズ『アメリカン・クライム・ストーリー』の第1シーズン『O・J・シンプソン事件』への参加により全米脚本家組合賞を獲得したことで知られる。また映画『ブラックパンサー』にも脚本家の1人として参加した。

生い立ち

カリフォルニア州サンフランシスコに生まれる。カレッジ時代に作家を志し、その後すぐにカリフォルニア大学バークレー校に入学する。

キャリア

大学在学中に映画界に入り、2006年の映画『ATL』に脚本家として参加するもクレジットはされなかった。2011年には初の監督長編映画『Amber Lake』が公開された。

「『チャイナタウン』スタイルの警察ものの脚本」を書いた後、コールはマーベル・スタジオとのミーティングに招待され、ウォーマシーンを映画化する企画があることを伝えられた。コールは脚本執筆を決めたが、その後マーベルは『ウォーマシーン』を中止した。マーベルはその後もライターズ・プログラムに彼を誘った。

2014年にコールはインヒューマンズ関連の映画の脚本を書いた。

2016年にテレビシリーズ『アメリカン・クライム・ストーリー』の第1シーズン『O・J・シンプソン事件』に共同プロデューサーとして参加し、また第5話「公判開始」と第8話「囚われの陪審員」の脚本を書いた。

『O・J・シンプソン事件』の作業中にコールはマーベル・スタジオのプロデューサーのネイト・ムーアにアプローチされ、ブラックパンサーの脚本を書くこととなった。コールはコンペティションのうちの1人であったが、最終的に監督のライアン・クーグラーとの共同執筆が決まった。

フィルモグラフィ

映画

日本語題原題 役割
2011 Amber Lake 監督・脚本・編集
2014 White Dwarf 出演(ジョー役)
2018 ブラックパンサーBlack Panther 脚本
2020 All Day and a Night 監督・脚本

テレビシリーズ

日本語題原題 役割
2016 アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件The People v. O. J. Simpson: American Crime Story 共同プロデューサー(計10話)脚本(計2話)

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/09/12 13:15 UTC (変更履歴
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