クリストファー・ハンプトン : ウィキペディア(Wikipedia)

クリストファー・ハンプトン(, 1946年1月26日 - )は、イギリスの劇作家・脚本家・映画監督。

来歴

イギリス人の両親の元、ポルトガル領のアゾレス諸島で生まれる。父親はケーブル・アンド・ワイヤレスのエンジニアでJohn O'Mahony "Worlds of his own", The Guardian, 21 April 2001. Retrieved on 9 August 2008.、父の仕事の都合で幼少期をイエメンのアデン、エジプト、ザンジバル島などで過ごし、13歳の時にイギリスに帰国。

オックスフォード大学のニュー・カレッジでドイツ語とフランス語を学ぶ。大学在学中より演劇に関わるようになり、1968年から1970年までRoyal Court Theatreの劇作家として働いた。1995年には『サンセット大通り』でトニー賞を受賞。

映画の脚本も手がけており、1988年の『危険な関係』ではアカデミー脚色賞を受賞。自身が監督を務めた1995年の『キャリントン』ではカンヌ国際映画祭審査委員特別賞を受賞している。

主な作品

監督・脚本

  • キャリントン Carrington (1995)
  • シークレット・エージェント The Secret Agent (1996)
  • ジャスティス 闇の迷宮 Imagining Argentina (2003)

脚本のみ

  • 危険な関係 Dangerous Liaisons (1988)
  • 太陽と月に背いて Total Eclipse (1995)
  • ジキル&ハイド Mary Reilly (1996)
  • 愛の落日 The Quiet American (2002)
  • つぐない Atonement (2007)
  • わたしの可愛い人 シェリ Cheri (2009)
  • 危険なメソッド A Dangerous Method (2011)
  • 美しい絵の崩壊 Adore (2013)
  • ファーザー The Father (2020)
  • The Son/息子 The Son (2022)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/07/23 23:19 UTC (変更履歴
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