ギャスパー・ノエ : ウィキペディア(Wikipedia)

ギャスパー(ガスパル)・ノエGaspar Noé、1963年12月27日 - )は、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身の映画監督・脚本家である。

略歴

父ルイス・フェリペ・ノエは画家。子供時代の数年間をニューヨークで過ごし、1976年にフランスに移住。パリのエコール・ルイ・リュミエール(fr)で映画を学んだ。

監督デビュー作は、短編映画『Tintarella di luna』(1985年)。そして中編映画『カルネ』(1991年)で、カンヌ国際映画祭の批評家週間賞を受賞し、その続編となる初長編映画『カノン』(1998年)で世界的なセンセーションを巻き起こした。その後、モニカ・ベルッチヴァンサン・カッセルが共演した問題作『アレックス』(2002年)がカンヌ国際映画祭で正式上映され、世界に衝撃を与えるなど、観客を挑発し続けるフランス映画界の鬼才と呼ばれている。

監督作品

  • カノン Seul contre tous (1998)
  • アレックス Irreversible (2002)
  • エンター・ザ・ボイド Enter The Void (2009)
  • Love (2015)
  • CLIMAX クライマックス Climax (2018)
  • Lux Æterna (2019)
  • Vortex (2021)

その他

  • Tintarella di luna (1985) 短編映画
  • Pulpe amère (1987) 短編映画
  • カルネ Carne (1991) 中編映画
  • Une expérience d'hypnose télévisuelle (1995) 短編映画
  • Sodomites (1998) 短編映画
  • Intoxication (2002) 短編映画
  • Eva (2005) 短編映画
  • Destricted (2006) 短編映画
  • SIDA (2006) 短編映画
  • 8 -Eight- 8 (2008) オムニバス映画
  • セブン・デイズ・イン・ハバナ 7 Days in Havana (2012) オムニバス映画

関連文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/12/10 02:02 UTC (変更履歴
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