榊田敬二 : ウィキペディア(Wikipedia)

は、日本の俳優。本名・旧芸名は榊田 敬治(読み同じ)。おもに現代劇に出演し、戦後は東宝特撮に多く出演。

人物・来歴

1900年(明治33年)1月15日、秋田県仙北郡大曲町に生まれる。

東京に移り、旧制・赤坂中学校(現在の日本大学第三高等学校)を卒業後、1921年(大正10年)10月、高田馬場に撮影所を持つ小松商会に入社し、『熱火の狼』に出演し、満21歳で映画界にデビューした。1923年(大正12年)9月1日の関東大震災の後、京都に移り、日活大将軍撮影所に入社、1924年(大正13年)7月4日に公開された三枝源次郎監督の『民族の黎明』に出演している。同撮影所での出演記録は不明であるが、1926年(大正15年)早々までには東京に移り、高松豊次郎のタカマツ・アズマプロダクションの作品に出演。同年1月22日に公開された山本嘉次郎および横田豊秋(のちの俳優宇留木浩)の共同監督による『男児一諾』に出演しているが、同作の製作は「マキノ・プロダクション東京撮影所」(マキノ東京派)、実体は「タカマツ・アズマプロダクション」である。1927年(昭和2年)秋には京都に戻り、日活大将軍撮影所で脇役を務めている。

1930年(昭和5年)、太秦撮影所を使用していた帝国キネマ演芸に移籍し、同年11月20日に公開された高見貞衛監督の『素晴らしい奴』などに出演したが、同社は翌1931年(昭和6年)8月28日に新興キネマに改組されたため、榊田は、この新会社に継続入社する。1935年(昭和10年)12月末、太秦帷子ヶ辻中開町(現在の右京区太秦堀ヶ内町)に、牧野省三の長男であるマキノ正博がトーキーのための新しい撮影所を建設した新会社、マキノトーキー製作所を設立、これに参加する。同社は1937年(昭和12年)4月に解散するが、榊田は前年中に東京に移り、P.C.L.映画製作所に参加、1937年(昭和12年)9月10日に合併して設立された東宝映画に継続入社。これを機に従来本名を用いていたが、芸名を「榊田 敬二」とする。

第二次世界大戦が終結した1945年(昭和20年)8月15日以降も、東宝争議以降も、東宝に所属し、多くの作品に出演を続けた。満62歳を迎えた1962年(昭和37年) - 1965年(昭和40年)の間は、ペースをダウンして休業した。満68歳を迎え、1968年(昭和43年)6月8日に公開された森谷司郎監督の『首』を最後に引退したが、1975年(昭和50年)3月15日に公開された本多猪四郎監督の『メカゴジラの逆襲』まで、端役で出演した。

フィルモグラフィ

すべてクレジットは「出演」である。公開日の右側には役名、および東京国立近代美術館フィルムセンター(NFC)所蔵などの上映用プリントの現存状況についても記す。同センターなどに所蔵されていないものは、とくに1940年代以前の作品についてはほぼ現存しないフィルムである。

初期

  • 『熱火の狼』 : 製作・配給小松商会、1921年公開
  • 『民族の黎明』 : 監督三枝源次郎、製作日活大将軍撮影所、配給日活、1924年7月4日公開

タカマツ・アズマプロダクション

特筆以外はすべて製作・配給はタカマツ・アズマプロダクションである。

  • 『男児一諾』 : 監督山本嘉次郎・横田豊秋、製作マキノ・プロダクション東京撮影所、配給マキノ・プロダクション、1926年1月22日公開 - 執事大野
  • 『燃ゆる情魂 前篇』 : 監督友成用三、1926年2月19日公開 - 執事
  • 『燃ゆる情魂 後篇』 : 監督友成用三、1926年2月26日公開 - 執事
  • 『母に誓ひて』 : 監督山本嘉次郎、1926年4月3日公開 - 秋田のベン(乾分)
  • 『銅銭会事変』 : 監督横田豊秋、1926年7月1日公開 - 用人
  • 『黄門漫遊記』 : 監督高松操、1926年10月3日公開 - 渥美格之進
  • 『マツダ映画小品集 「雲」』 : 監督山本嘉次郎、1926年製作・公開 - 泥棒
  • 『陽炎の舞』 : 監督友成用三、1927年製作・公開 - 探偵狂

日活大将軍撮影所

すべて製作は日活太秦撮影所、配給は日活である。

  • 『喧嘩』 : 監督東坊城恭長、1927年11月25日公開 - 洋食屋の勝助
  • 『沈み行く人魚』 : 監督畑本秋一、1928年6月8日公開 - 若い紳士
  • 『奮戦王』 : 監督浅岡信夫、1928年12月31日公開 - 正木製薬社員
  • 『生ける人形』 : 監督内田吐夢、1929年4月19日公開

帝国キネマ演芸

すべて製作・配給は帝国キネマ演芸である。すべて「榊田敬治」名義である。

  • 『野獣群』 : 監督木村恵吾、1930年9月15日公開
  • 『素晴らしい奴』 : 監督高見貞衛、1930年11月20日公開
  • 『我が子我が母』 : 監督民門敏雄、1931年4月22日公開
  • 『都会病患者』 : 監督木村荘十二、1931年6月3日公開

新興キネマ

特筆以外すべて製作・配給は新興キネマである。すべて「榊田敬治」名義である。

新興キネマ
  • 『最後の審判』 : 監督印南弘、1931年10月4日公開 - 木村訓導
  • 『ガラマサどん』 : 監督木村恵吾、1931年11月5日公開 - 松本
  • 『噂の女』 : 監督木村恵吾、1931年12月19日公開 - 写真師
  • 『姉』 : 監督高見貞衛、1931年12月24日公開 - 佐藤家の使用人
  • 『丸の内五人女』 : 監督曾根純三、1931年12月31日公開 - 社会部長
  • 『鉄の花環 前篇 暴風を呼ぶもの』 : 監督曾根純三、1932年1月14日公開 - 松雄
  • 『鉄の花環 後篇 相寄る魂』 : 監督曾根純三、1932年2月4日公開 - 松雄
  • 『満州行進曲』 : 監督川浪良太、1932年3月3日公開 - 志戸一等兵
  • 『エンコの六』 : 監督曾根純三、1932年3月24日公開 - イデオロギーの鉄
  • 『満州娘』 : 監督渡辺新太郎、1932年6月10日公開 - 相沢静夫
  • 『姿なき怪盗 前篇』 : 監督曾根純三、1932年9月22日公開 - 尾形稔
  • 『満蒙建国の黎明』 : 監督溝口健二、製作入江プロダクション・中野プロダクション・新興キネマ、配給新興キネマ、1932年9月29日公開 - 李石常
  • 『太陽の娘』 : 監督渡辺新太郎、1932年10月6日公開 - 事務員・林
  • 『姿なき怪盗 後篇』 : 監督曾根純三、1932年11月17日公開 - 尾形稔
  • 『よみがえる暁』 : 監督渡辺新太郎、1932年12月1日公開 - 文士水上
  • 『街の青空』 : 監督木村恵吾、1933年2月3日公開 - 尾形の乾分
  • 『間貫一』 : 監督木村恵吾、1933年5月11日公開 - 運転手
  • 『紙芝居』 : 監督寿々喜多呂九平、1933年5月21日公開 - 武
  • 『ゴトク倶楽部』 : 監督上野信二郎、1933年10月8日公開 - 甚太の父
  • 『やどり木』 : 監督寿々喜多呂九平、1933年12月27日公開 - 国井彦弥
  • 『愛のゴーストップ』 : 監督上野信二郎、1934年2月8日公開 - 風野
  • 『心の波止場』 : 監督阿部豊、1934年2月15日公開 - 岩田老人
  • 『河の上の太陽』 : 監督内田吐夢、1934年5月17日公開
  • 『牧場の兄弟』 : 監督木村恵吾、1934年5月31日公開 - 巡査
  • 『男の掟』 : 監督田中重雄、1934年7月14日公開 - お美津の伯父
  • 『前科もの二人女』 : 監督石田民三、1934年7月31日公開 - 望月輝太郎
  • 『巨人街』 : 監督田中重雄、1934年9月13日公開 - 小林先生
  • 『子を持つ処女』 : 監督上野真嗣、1934年11月8日公開 - 周平
新興キネマ東京撮影所
  • 『春姿娘道中』 : 監督東坊城恭長、製作新興キネマ京都撮影所、配給新興キネマ、1935年1月10日公開 - 赤尾先生
  • 『釣鐘草』 : 監督川手二郎、1935年4月3日公開 - 美津子の伯父
  • 『ヒュッテの一夜』 : 監督落合吉人・西鉄平、製作新興キネマ京都撮影所、配給新興キネマ、1935年4月11日公開 - 信次の父
  • 『女の友情』 : 監督村田実、1935年4月18日公開 - 近藤博士
  • 『自活する女』 : 監督青山三郎、1935年5月30日公開 - 商事会社社長・芳原伝蔵
  • 『女流探訪記者』 : 監督久松静児、1935年10月3日公開 - 符老人
  • 『突破無電』 : 監督村田実、製作高田プロダクション(高田稔)、配給新興キネマ、1935年10月15日公開 - 藤丸船長

マキノトーキー製作所

特筆以外すべて製作は「マキノトーキー製作所」、配給は「千鳥興行」である。すべて「榊田敬治」名義である。

  • 『無鉄砲選手』 : 監督根岸東一郎、1935年製作・公開 - 巡査部長、15分の部分が現存(NFC所蔵)
  • 『涯てなき航路』 : 監督田丸重雄、1936年製作・公開
  • 『鋪道の囁き』(戦後公開題『思い出の東京』) : 監督鈴木傳明、製作加賀ブラザースプロダクション(加賀四郎)、1936年製作、1946年6月27日公開 - 新聞記者B、84分尺で現存(NFC所蔵)

P.C.L.映画製作所

すべて製作は「P.C.L.映画製作所」、配給は「東宝映画」である。すべて「榊田敬治」名義である。

  • 『兄いもうと』 : 監督木村荘十二、1936年6月21日公開 - 郵便屋、70分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『エノケンのちゃっきり金太 前篇 第一話 まゝよ三度笠の巻 第二話 行きはよいよいの巻』 : 監督山本嘉次郎、1937年7月11日公開
  • 『エノケンのちゃっきり金太 後篇 第三話 帰りは怖いの巻 第四話 まてば日和の巻』 : 監督山本嘉次郎、1937年8月1日公開

東宝映画東京撮影所

特筆以外すべて製作は「東宝映画東京撮影所」、配給は「東宝映画」である。特筆以外すべて「榊田敬二」名義である。

  • 『たそがれの湖』 : 監督伏水修、「榊田敬治」名義、1937年12月21日公開 - 昆虫博士(生物家者)
  • 『阿部一族』 : 監督熊谷久虎、製作東宝映画東京撮影所・前進座、配給東宝映画、「榊田敬治」名義、1938年3月1日公開 - 家老、105分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『巨人伝』 : 監督伊丹万作、1938年4月11日公開 - 寺男、127分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『鶴八鶴次郎』 : 監督成瀬巳喜男、「榊田敬治」名義、1938年9月29日公開 - 観客、88分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『鶯』 : 監督豊田四郎、製作東京発声映画製作所、配給東宝映画、「榊田敬治」名義、1938年11月9日公開 - 出札係、71分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『武道千一夜』 : 監督滝沢英輔、1938年12月11日公開 - 書役宇兵衛
  • 『浪人吹雪』 : 監督近藤勝彦、1939年1月11日公開
  • 『美はしき出発』 : 監督山本薩夫、1939年2月21日公開
  • 『娘の願は唯一つ』(『娘の願ひは唯一つ』) : 監督斎藤寅次郎、1939年3月14日公開、36分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『忠臣蔵 前篇』 : 監督滝沢英輔、1939年4月21日公開 - 月岡治左衛門
  • 『忠臣蔵 後篇』 : 監督山本嘉次郎、1939年4月21日公開 - 月岡治左衛門
  • 『上海陸戦隊』 : 監督熊谷久虎、1939年5月20日公開 - 池田
  • 『白蘭の歌 前篇』 : 監督渡辺邦男、1939年11月30日公開 - 移民村団長
  • 『白蘭の歌 後篇』 : 監督渡辺邦男、1939年11月30日公開 - 移民村団長
  • 『金語楼の親爺三重奏』 : 監督小国英雄、1939年12月13日公開 - 馬子
  • 『化粧雪』 : 監督石田民三、1940年2月14日公開 - 守衛、75分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『蛇姫様』 : 監督衣笠貞之助、1940年4月3日公開 - 清兵衛、127分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『釣鐘草』(『乙女シリーズその二 花物語 釣鐘草』) : 監督石田民三、1940年7月2日公開 - 役名不明、36分・53分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『続蛇姫様』 : 監督衣笠貞之助、1940年8月14日公開 - 清兵衛
  • 『旅役者』 : 監督成瀬巳喜男、製作東宝映画京都撮影所、配給東宝映画、1940年12月18日公開 - 百姓、70分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『親子鯨』 : 監督斎藤寅次郎、製作東宝映画京都撮影所、京都撮影所、配給東宝映画、1940年12月18日公開 - 小使、75分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『なつかしの顔』 : 監督成瀬巳喜男、製作東宝映画京都撮影所、配給東宝映画、1941年1月22日公開 - 馬方
  • 『暁の進発』 : 監督中川信夫、製作東宝映画京都撮影所、配給東宝映画、1941年1月24日公開 - 北村上等兵
  • 『子宝夫婦』 : 監督斎藤寅次郎、1941年2月26日公開 - 職工A
  • 『馬』 : 監督山本嘉次郎、製作東宝映画東京撮影所・映画科学研究所、配給東宝映画、1941年3月11日公開 - 組合の事務員
  • 『人生は六十一から』 : 監督斎藤寅次郎、製作東宝映画東京撮影所・吉本興業、配給東宝映画、1941年4月22日公開 - 無料宿泊所管理人
  • 『白鷺』 : 監督島津保次郎、1941年5月1日公開 - 紳士、99分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『雲月の妹の歌』 : 監督石田民三、1941年5月14日公開 - 小使、85分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『秀子の車掌さん』 : 監督成瀬巳喜男、製作南旺映画、配給東宝映画、1941年9月17日公開 - バス会社の客、51分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『指導物語』 : 監督熊谷久虎、1941年10月4日公開 - 田舎駅の助役、111分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『八十八年目の太陽』 : 監督滝沢英輔、1941年11月15日公開 - 造船部長、101分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『若い先生』 : 監督佐藤武、1942年3月20日公開 - 父親
映画配給社配給
  • 『水滸伝』 : 監督岡田敬、配給映画配給社、1942年7月2日公開 - 杜遷
  • 『母は死なず』 : 監督成瀬巳喜男、配給映画配給社、1942年9月24日公開 - 職業紹介所係員、61分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『ハワイ・マレー沖海戦』 : 監督山本嘉次郎、配給映画配給社、1942年12月3日公開 - 郵便集配人(老郵便配達)、116分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『伊那の勘太郎』(改題『伊那節仁義』) : 監督滝沢英輔、配給映画配給社、1943年1月3日公開 - 浪人、67分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『愛の世界 山猫とみの話』 : 監督青柳信雄、配給映画配給社、1943年1月14日公開 - 村人石松

東宝

特筆以外すべて製作・配給は東宝である。特筆以外すべて「榊田敬二」名義である。

  • 『おスミの持参金』 : 監督滝沢英輔、1947年9月2日公開
  • 『女優』 : 監督衣笠貞之助、1947年12月9日公開、115分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『空気の無くなる日』 : 監督伊東寿恵男、製作日本映画社、1947年製作・公開、51分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『また逢う日まで』 : 監督今井正、1950年3月21日公開、110分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『悲歌』 : 監督山本嘉次郎、製作映画芸術協会・東宝、配給東宝、1951年2月22日公開 - 旅篭宿主人
  • 『哀愁の夜』 : 監督杉江敏男、1951年11月9日公開 - 楽屋番
  • 『慶安秘帖』 : 監督千葉泰樹、1952年1月10日公開 - せむしの老人、106分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『若い人』 : 監督市川崑、1952年7月8日公開 - 下宿の小父さん、70分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『東京の恋人』 : 監督千葉泰樹、1952年7月15日公開、113分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『生きる』 : 監督黒澤明、1952年10月9日公開 - 区画整理課受付職員
  • 『総理大臣の恋文』(ラブレター) : 監督斎藤寅次郎、1953年2月25日公開
  • 『安五郎出世』 : 監督滝沢英輔、1953年4月22日公開
  • 『愛情について』 : 監督千葉泰樹、1953年5月14日公開 - 爺や
  • 『青色革命』 : 監督市川崑、1953年6月10日公開 - 小使、107分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『太平洋の鷲』: 監督本多猪四郎、1953年10月21日公開 -
  • 『七人の侍』 : 監督黒澤明、1954年4月26日公開 - 伍作、206分尺で現存(NFC所蔵)
  • ゴジラシリーズ
    • 『ゴジラ』 : 監督本多猪四郎、1954年11月3日公開 - 稲田(大戸島村長)、96分尺で現存(NFC所蔵)
    • 『ゴジラの逆襲』 : 監督小田基義、1954年4月24日公開 - 大阪防衛隊幹部
    • 『キングコング対ゴジラ』 : 監督本多猪四郎、1962年8月11日公開 - ファロ島民
    • 『モスラ対ゴジラ』 : 監督本多猪四郎、1964年4月29日公開 - 長老の隣の原住民/
    • 『三大怪獣 地球最大の決戦』 :監督本多猪四郎、1964年12月20日公開 -
    • 『怪獣大戦争』 : 監督本多猪四郎、1965年12月19日公開 -
    • 『怪獣総進撃』 : 監督本多猪四郎、1968年8月1日公開 -
    • 『メカゴジラの逆襲』 : 監督本多猪四郎、1975年3月15日公開 -
  • 『透明人間』 : 監督小田基義、1954年12月29日公開 - 芝浦倉庫の守衛
  • 『泉へのみち』 : 監督筧正典、1955年3月8日公開
  • 『33号車応答なし』 : 監督谷口千吉、1955年5月31日公開
  • 『むッつり右門捕物帖 鬼面屋敷』 : 監督山本嘉次郎、1955年7月6日公開
  • 『獣人雪男』 : 監督本多猪四郎、1955年8月14日公開 -
  • 『美しき母』 : 監督熊谷久虎、1955年12月4日公開 - 老爺
  • 『若い樹』 : 監督本多猪四郎、1956年1月22日公開
  • 『イカサマ紳士録』 : 監督田尻繁、1956年3月6日公開
    • 『続イカサマ紳士録 おとぼけ放射能』 : 監督田尻繁、1956年3月13日公開
  • 『大暴れチャッチャ娘』 : 監督杉江敏男、1956年5月24日公開
  • 『東京の人さようなら』 : 監督本多猪四郎、1956年6月28日公開 - 監視人
  • 『鬼火』 : 監督千葉泰樹、1956年7月5日公開、46分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『白夫人の妖恋』:監督豊田四郎、1956年7月5日公開 -
  • 『空の大怪獣 ラドン』 : 監督本多猪四郎、1956年12月26日公開 - 炭坑夫・多平、82分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『おしどりの間』 : 監督木村恵吾、製作東京映画、配給東宝、1956年12月19日公開
  • 『山と川のある町』 : 監督丸山誠治、1957年2月12日公開
  • 『大番』 : 監督千葉泰樹、1957年3月5日公開 - 牛方
  • 『夜の鴎』 : 監督佐分利信、1957年8月10日公開 - 木場の同業者
  • 『東北の神武たち』 : 監督市川崑、1957年8月27日公開 - 常の父っさん、58分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『どん底』 :監督黒澤明、1957年9月17日公開 - 町人
  • 『青い山脈 新子の巻』 : 監督松林宗恵、1957年10月17日公開 - 百姓
  • 『地球防衛軍』 : 監督本多猪四郎、1957年12月28日公開 -
  • 変身人間シリーズ
    • 『美女と液体人間』 : 監督本多猪四郎、1958年6月24日公開 - 警視庁の老巡査
    • 『電送人間』 : 監督福田純、1960年4月10日 -
    • 『ガス人間第一号』 : 監督本多猪四郎、1960年12月11日公開 - 留置場の看守1(老看守)
  • 『大怪獣バラン』 : 監督本多猪四郎、1958年10月14日公開 -
  • 『裸の大将』 : 監督堀川弘通、1958年10月28日公開 - バスの乗客
  • 『密告者は誰か』 : 監督熊谷久虎、1958年11月18日公開 - るみ子の父親
  • 『こだまは呼んでいる』 : 監督本多猪四郎、1959年1月22日公開、86分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『私は貝になりたい』 : 監督堀川弘通、1959年4月12日公開 - 松田老人
  • 『孫悟空』 : 監督山本嘉次郎、1959年4月19日公開
  • 『サラリーマン出世太閤記 課長一番槍』 :監督筧正典、1959年6月16日公開 - 百姓の男
  • 『日本誕生』 :監督稲垣浩、1959年11月01日公開 -
  • 『宇宙大戦争』 :監督本多猪四郎、1959年12月26日公開 -
  • 『暗黒街の対決』 :監督岡本喜八、1960年1月03日公開 - 青い猫の客
  • 『女が階段を上る時』 :監督成瀬巳喜男、1960年1月15日公開 - 藤崎の見送り人
  • 『ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』 :監督松林宗恵、1960年4月26日公開 -
  • 『青い夜霧の挑戦状』 : 監督古沢憲吾、1961年3月12日公開 - 徳さん
  • 『モスラ』 : 監督本多猪四郎、1961年7月30日公開 - 国立総合核センター所員
  • 『アワモリ君売出す』 :監督古澤憲吾、1961年7月30日公開 - 豪農の男
  • 『紅の海』 :監督谷口千吉、1961年8月13日公開 - バスの観光客
  • 『新入社員十番勝負』 :監督岩城英二、1961年9月12日公開 - 小使
  • 『妖星ゴラス』 : 監督本多猪四郎、1962年3月21日公開 -
  • 『地方記者』 : 監督丸山誠治、1962年10月13日公開 - 岡田
  • 『マタンゴ』 : 監督本多猪四郎、1963年8月11日公開 -
  • 『海底軍艦』 :監督本多猪四郎、1963年12月22日公開 -
  • 『乱れる』 : 監督成瀬巳喜男、1964年1月15日公開 - 列車の乗客
  • 『君も出世ができる』 : 監督須川栄三、1964年5月30日公開 - お茶漬け屋の従業員
  • 『天才詐欺師物語 狸の花道』 :監督山本嘉次郎、1964年8月1日公開 - 老人
  • 『宇宙大怪獣ドゴラ』 : 監督本多猪四郎、1964年8月11日公開 -
  • 『フランケンシュタイン対地底怪獣』 : 監督本多猪四郎、1965年8月8日公開 -
  • クレージー映画
    • 『大冒険』 :監督古澤憲吾、1965年10月31日公開 -
    • 『クレージーの大爆発』 :監督古澤憲吾、1969年4月27日公開 - 料亭の客
    • 『日本一のヤクザ男』 : 監督古沢憲吾、製作東宝・渡辺プロダクション、配給東宝、1970年6月13日公開 - 父っつぁん(前野組組員)
  • 『100発100中』 : 監督福田純、1965年12月5日公開 - 羽田空港の男
  • 『暴れ豪右衛門』 : 監督稲垣浩、1966年1月15日公開 - 三蔵、100分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『奇巌城の冒険』 :監督谷口千吉、1966年0月28日公開 - ペシルの民
  • 『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』 : 監督本多猪四郎、1966年7月31日公開 -
  • 『あこがれ』 : 監督恩地日出夫、1966年10月1日公開 - 老人
  • 『お嫁においで』 : 監督本多猪四郎、1966年11月20日公開 - 通行人
  • 『佐々木小次郎』 : 監督稲垣浩、1967年4月1日公開、151分尺で現存(NFC所蔵)
  • 『100発100中 黄金の眼』 :監督福田純、1968年3月16日公開 - ベイルートの男
  • 『首』 : 監督森谷司郎、1968年6月8日公開 - 蒼竜寺の住職、100分尺で現存(NFC所蔵)
  • 東宝8.15シリーズ
    • 『連合艦隊司令長官 山本五十六』 : 監督丸山誠治、1968年8月14日公開 -
    • 『日本海大海戦』 :監督丸山誠治、1969年8月13日公開 -
    • 『激動の昭和史 軍閥』 :監督堀川弘通、1970年8月11日公開 - 毎日新聞社記者
    • 『激動の昭和史 沖縄決戦』 :監督岡本喜八、1971年8月14日公開 -
  • 『蝦夷館の決闘』 (1970年)
  • 『人間革命』 : 監督舛田利雄、製作シナノ企画・東宝映像、配給東宝、1973年9月8日公開
  • 『日本侠花伝』 : 監督加藤泰、1973年11月17日公開 - 老人
  • 『ノストラダムスの大予言』 :監督舛田利雄、配給東宝、1974年8月3日公開 -

テレビドラマ

  • 『桃太郎侍』 第3話「秘めたる過去」(1967年10月24日放映)
  • 『大忠臣蔵』 : 監督土居通芳/村山三男/西山正輝/古川卓巳/丸輝夫、三船プロダクション/NET、1971年1月5日 - 同年12月28日放映
  • 『流星人間ゾーン』第24話『針吹き恐獣ニードラーを倒せ』 : 監督本多猪四郎、東宝映像/萬年社、1973年9月10日放映 - 老人の死体
  • 『日本沈没』 : 東宝映像/東京放送、1974年10月6日 - 1975年3月30日放映
    • 第5話『いま、島が沈む』 : 監督長野卓、1974年11月3日放映 - 南ヶ島島民
    • 第20話『沈みゆく北海道』 : 監督金谷稔、1975年2月16日放映 - いくの父

注釈

出典

出典(リンク)

参考文献

  • 『映画渡世 天の巻 - マキノ雅弘自伝』、マキノ雅裕、平凡社、1977年 / 新装版、2002年 ISBN 4582282016
  • 『日本映画俳優全集・男優編』、キネマ旬報社、1979年
  • 『芸能人物事典 明治大正昭和』、日外アソシエーツ、1998年11月 ISBN 4816915133
  • 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝(洋泉社)

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/07/22 23:59 UTC (変更履歴
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