大島ともよ : ウィキペディア(Wikipedia)

大島 ともよ(おおしま ともよ、1949年〈昭和24年〉- )は、日本の編集技師である。

人物

1970年代初頭から、大島渚寺山修司といった前衛作家の作品を若くして手がける。のきなみ著名な国際映画祭に出品するレヴェルの作品を編集し、現在、東京フィルメックス理事。

略歴

1949年(昭和24年)、秋田市に生まれる東京フィルメックス公式サイト内の「東京フィルメックス2006コンペティション審査員」の紹介記事の記述を参照。。

21歳になる1970年(昭和45年)、浦岡編集室に入り、編集技師の浦岡敬一に師事した。1972年(昭和47年)にはフリーランスの編集技師となり、現在に至る。

2006年(平成18年)、第7回東京フィルメックスのコンペティション審査員を、キム・ドンホ(審査員長、釜山国際映画祭ディレクター)や諏訪敦彦(映画監督)らとともに務めた。

おもなフィルモグラフィ

  • 『東京战争戦後秘話』、1970年 ※出演のみ
  • 『津軽じょんがら節』、1973年
  • 『ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR』、1976年
  • 『オレンジロード急行』、1978年
  • 『草迷宮』、1979年
  • 『戦場のメリークリスマス』、1983年 ※第36回カンヌ国際映画祭出品
  • 『幻の光』、1995年 ※第52回ヴェネツィア国際映画祭出品
  • 『落下する夕方』、1998年 ※第48回ベルリン国際映画祭出品
  • 『心霊』、1996年
  • 『御法度 (映画)』、1999年 ※第53回カンヌ国際映画祭出品
  • 『疾走』、2005年 ※第56回ベルリン国際映画祭出品
  • 『無花果の顔』、2007年 ※第57回ベルリン国際映画祭出品
  • 『クリアネス』、2008年
  • 『The Harimaya Bridge はりまや橋』、2009年

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/28 01:11 UTC (変更履歴
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