「踊る大捜査線」新作映画、今秋公開　12年ぶりにプロジェクトが再始動

織田裕二が主演を務めた大ヒットドラマ「踊る大捜査線」シリーズの新作映画が、2024年秋に公開されることがわかった。あわせて、柳葉敏郎演じる室井慎次が登場するスーパーティザー映像（youtu.be/F2JDglXgtK8）が公開された。

この情報は、2012年9月17日に公開された劇場版最終作「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」の公式サイト（https://odoru.com/）上にて、本日3月18日午後9時に発表されたものとなる。

「踊る大捜査線」は、1997年にフジテレビ系列で放送された刑事ドラマ。舞台は、臨海副都心台場にある湾岸警察署。刑事・青島俊作（織田）を主軸に、事件の謎解きだけでなく、個性的な刑事たちの人間模様、階級社会で生きる姿も描き出した。

スペシャルドラマのほか、劇場版も多数製作。劇場公開された「踊る大捜査線」シリーズは、スピンオフ作品2本を含めて6本。「踊る大捜査線 THE MOVIE」（1998）、「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ！」（2003）、「交渉人　真下正義」（2005）、「容疑者　室井慎次」（2005）、「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ！」（2010）、「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」（2012）の累計興行収入は約487億6000万円に及んでいる。

3月17日の午後9時時点から、謎めいたカウントダウン「24：00：00：00」が公式サイト上にてスタート。時を同じくして、2013年9月29日の投稿が最後だった公式X（旧Twitter）も“復活”。シリーズを手掛けてきた本広克行監督も、自身のXで「キタキタ、はじまりました　恒例のカウントダウン！！」と呟き、ファンの間で話題を呼んでいた。

スーパーティザー映像では、新作映画の監督を本広克行、脚本を君塚良一、プロデューサーを亀山千広が務めることも発表している。また、映像の最後には「あなたはまだ、室井慎次の全てを知らない」という言葉で締められており、12年ぶりのプロジェクト再始動に期待がかかる。