容疑者 室井慎次

劇場公開日:

解説

『踊る大捜査線』シリーズの登場人物である刑事部捜査一課管理官・室井慎次を主人公に、捜査ミスから逮捕された彼がやり手弁護士の仕掛ける罠や警視庁と警察庁の権力闘争に巻き込まれながらも、殺人事件の真相を追及していく姿を描いたサスペンス活劇。監督・脚本は「MAKOTO」の君塚良一。撮影を「MAKOTO」の林淳一郎と「DEVILMAN」のさのてつろうが担当している。主演は「交渉人 真下正義」の柳葉敏郎。

2005年製作/116分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2005年8月27日

ストーリー

“地下鉄不審車両暴走事件”から2ヶ月後の2005年2月、新宿で起きた殺人事件の捜査本部長を務めていた警視庁管理官・室井慎次が、“特別公務員暴行陵虐罪の共謀共同正犯”の容疑で逮捕された。被疑者として取り調べを受けていた警官・神村が逃走途中に車で撥ねられ死亡したことから、捜査の過程で過剰な暴力行為があったとして、神村の母親が刑事告訴したのだ。だがその陰には、警察の不正を暴こうと意気込むやり手の弁護士・灰島の姿があった。大学時代の恋人自殺という室井の辛い過去を抉り出し、追及の手を緩めない灰島に対し、新城の根回しで一旦は釈放された室井は、停職処分になりながらも、沖田警部捜査一課管理官が手配した若き弁護士・小原久美子や、室井の事件解決への真摯な姿勢に賛同した新宿北署の工藤を始めとした刑事たちの力を借りて、真犯人の捜査に乗り出す。だが、灰島の邪魔立てや警視庁と警察庁の権力闘争の中、捜査は思うように進まない。やがて、捜査線上にひとりの女が浮かび上がった。桜井杏子。彼女こそ、三角関係のもつれから黒木殺害を石本というチンピラに依頼した事件の真犯人で、神村は彼女を庇おうとして黙秘を続けていたことが杏子自身の供述などにより判明した。かくして、事件は解決。灰島も告訴を取り下げ、辞職を覚悟した室井にも新城の独断で広島県警への異動が命じられるのであった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

2.0室井さん、何やってんだー⁉️

2024年4月10日
スマートフォンから投稿

悲しい

怖い

単純

ストーリーも大した事ないですけど、今作の一番の問題点は前作の「交渉人 真下正義」もそうですが、室井慎次というキャラが、実は主役を張るほどの魅力がないという事‼️青島を始めとするお馴染みの湾岸署のキャラ達の中にいて、青島と組む、もしくはサポートするくらいの立ち位置が丁度いい‼️哀川翔の刑事も「踊る大捜査線」の世界観にまったく合ってない‼️ただ八嶋智人の灰島秀樹は個性的でイイと思う‼️ぜひ本流シリーズで青島と絡ませたかった‼️

コメントする (0件)
共感した! 1件)
活動写真愛好家

3.0踊るスピンオフ第2弾。ストーリーは真下正義よりは微妙でしたが、口数...

2022年9月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

踊るスピンオフ第2弾。ストーリーは真下正義よりは微妙でしたが、口数が少ない中にも室井さんの人柄がよくわかる作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
よっしー

3.5殺人事件

2022年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

殺人事件が起き、巡査が疑われるが逃亡、車にはねられて死亡。
どういうわけか本部長の室井慎次(柳葉敏郎)が逮捕される。
大風呂敷の広げ方がうまいので、最後まで楽しめる。
弁護士役の田中麗奈がいい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

2.5脚本は悪くない。

2022年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

八島智人が不快な弁護士を好演。出演者が沢山出ていて登場人物の把握に苦労した。結末は想定通り。柳葉敏郎はいつも通りの演技。少なくとも脚本はよく出来ていると思った。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Yohi
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

「踊る大捜査線」シリーズ関連作品