芳根京子×江口のりこ×木村佳乃×仲間由紀恵がテレビ報道記者に! 歴史に残る“ニュースの裏側”で奮闘した記者たちのドラマ

2024年2月5日 16:30


日本テレビ開局70年スペシャルドラマ「テレビ報道記者 ニュースをつないだ女たち」3月5日放送
日本テレビ開局70年スペシャルドラマ「テレビ報道記者 ニュースをつないだ女たち」3月5日放送

芳根京子江口のりこが主演し、木村佳乃仲間由紀恵が共演する、日本テレビ開局70年スペシャルドラマ「テレビ報道記者 ニュースをつないだ女たち」が、3月5日に放送されることが決定。日本テレビの報道記者ら80人を徹底取材し、オウム真理教事件、秋葉原無差別殺傷事件、女子大学生殺人放火事件、時効撤廃、東日本大震災、新型コロナウイルス感染拡大など、歴史に残る“ニュースの裏側”で奮闘した記者たちのヒューマンドラマを紡ぐ。あわせて、ビジュアルと、PR動画(https://youtu.be/aZH9NRF9Heo)もお披露目された。

本作では、日本テレビの報道局を舞台に、時代を象徴するニュースと、ニュースを伝えてきたテレビ報道記者たちの各世代の悩み、迷い、葛藤を描くことで、昭和・平成・令和を振り返る。芳根は、コロナ禍直前の2019年に日本テレビに入社し、慣れない取材に悪戦苦闘する社会部の記者・和泉令を演じる。江口は、03年に入社し、都内の殺人事件などを取材する「警視庁記者クラブ」に配属され、結婚・出産後も悩みながら働く記者・真野二葉役を務める。

木村は、和泉と真野とともに働く先輩記者で、社会部デスクの平尾成美役。地下鉄サリン事件が起こった1995年に入社し、女性初の警視庁キャップ(警視庁記者クラブのリーダー)になった報道一筋の記者という役どころだ。さらに、81年に日本テレビに入社し、女性初のテレビ報道記者となり、オウム真理教代表の麻原彰晃が逮捕される瞬間を中継した記者・曽根昭子役に、仲間を配した。

1995年5月16日、オウム真理教の代表・麻原彰晃が逮捕された。その日、8時間にわたり、テレビ中継で現場の様子を伝えた記者は女性だった。それは、「女を事件現場に行かせるなんて」という、当時の世間の声を跳ね返した瞬間だった。時代は昭和から平成、令和へと移り変わる。自然の脅威で1万5900人もの人々が命を落としたときも、賑やかな街が静まり返るパンデミックが起こったときも、真実を伝えるために、記者たちは現場へ向かった。

日本テレビ開局70年スペシャルドラマ「テレビ報道記者 ニュースをつないだ女たち」は、3月5日の午後8時から放送。キャスト陣の役どころとコメント、開局70年プロジェクトメンバーと、小田玲奈プロデューサーのコメントは、以下の通り。


芳根京子(和泉令役)

【役どころ】
 2019年、ジャーナリスト志望で日本テレビに入社。希望通り報道局に配属されたものの、「情報を抜いた・抜かれた」で一喜一憂する先輩たちの姿に、「こんなことのために報道記者になったわけじゃない」と、疑問を抱く。20年、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、連日会見の取材に行くことに。慣れない仕事でミスを連発し、彼氏にもフラれ、精神が不安定になっていく。

【コメント】
 (出演オファーをいただいて)「この企画、凄い」とシンプルに思いました。実際にあった事件とドラマがリンクし、当時のニュース映像が使われたりと、報道局の協力がないと成立しない、普通のドラマではないというのを台本からも感じとれて、とてもワクワクしました。

日本テレビさんの報道フロアで撮影をさせていただいたのですが、独特な空気感と緊張感があり、リアリティがより伝わる作品に仕上がっていると思います。

また、和泉を演じるにあたり、同世代の3人の記者の方にお話を伺い、それぞれのキャラクターの面白い部分や繊細な部分をいただいて、和泉令というキャラクターを作り上げました。

仕事の向き合い方や先輩たちとの距離感、恋人との付き合い方など、コロナ禍直前の19年に入社したZ世代ならではの悩みにぶつかる姿に、共感していただけることがあるかもしれません。同世代の方にも是非見ていただきたいですし、同じ世界線で生きている事を感じてもらえたらとても嬉しいです。


江口のりこ(真野二葉役)

【役どころ】
 2003年、日本テレビ入社。都内の事件・事故を取材する「警視庁記者クラブ」に配属され、秋葉原無差別殺傷事件などの現場に行く。遺族取材に心を痛めていた頃、ある未解決事件の被害者遺族と出会い、「なんで時効なんてあるんだろう」と考えるように。平尾をはじめとする先輩たちを心から尊敬していて、「先輩たちのようにならなければ」と思うあまり、何事も頑張り過ぎてしまう。

【コメント】
 日本テレビ開局70年の記念ドラマという、お祭りのような作品に呼んでいただき、素直に嬉しいと思いました。3時間もあるドラマで……長いなと(笑)。すごいなと思いました。

私が演じる真野のモデルのひとりである方と実際にお会いさせていただいて、お会いする前までは報道記者はどういう仕事でどんな感じで働いているのかを聞こうと思っていたのですが、実際にお会いするとその記者の方がとても素敵で、私自身その方にとても興味を持ちまして、どうしてテレビ報道記者を目指したのか、きっかけは何だったのかなど、お話しさせていただきました。あと、具体的に記者はどういう持ち物を持っているか、実際に台本を照らし合わせて、わからないシーンの取材の仕組みなどを教えていただきました。

私が最初に台本を読んだときに、報道フロアに速報として事件が入ってきて、その事件をニュース番組で放送するまでの流れを初めて知って、こういうことをするんだという驚きと発見があり面白いと思いました。視聴者の方にもそこの部分をちゃんと伝えることが出来たらいいなと思って演じました。


木村佳乃(平尾成美役)

【役どころ】
 地下鉄サリン事件が起こった95年に日本テレビに入社。事件取材の面白さにのめり込み、スクープを連発し、女性初の警視庁キャップ(警視庁記者クラブのリーダー)となる。独身、子なしでバリバリの仕事人生を送っているが、実はある事情を抱えている。

【コメント】
 (出演オファーをいただいて)とても面白そうだと感じ、絶対にやらせていただきたいと思いました。元々ニュースを見るのが好きなので、今回お声がけいただき、大変嬉しかったです。

記者を演じると決まってからはいつもと違う目線でニュースを見るようにして、自分なりに研究し撮影に挑みました。私が演じる平尾のモデルのひとりである下川(美奈)さんのことは、昔から番組で拝見しており、実際にお会いしてお話を伺うこともできました。そこで、記者らしく見えるようなアドバイスを沢山いただき、撮影の参考にさせていただきました。

報道記者役は初めてですが、相手に何を伝えたいのか、どうやったら相手に伝わるか、意識して演じております。ぜひ放送を楽しみにしていてください。


仲間由紀恵(曽根昭子役)

【役どころ】
 1981年に入社。女性差別を跳ね返し、日本テレビで初の女性テレビ報道記者となり、オウム真理教代表の麻原彰晃が逮捕される瞬間の中継を任されるまでに。恋人からのプロポースも断り、仕事に邁進。警視庁キャップになる夢を叶えようとしたが……。

【コメント】
 台本を読んだときに、世代をまたがって活躍する報道の女性記者たちに視点をおいたお話ということと実際の事件の映像を扱うということで、私も知らない世界の裏側ですのでどんな緊張感のある作品になるのか、とても面白そうだなと思いました。

私が演じる曽根は、日本で初めて女性でテレビ報道記者になった方がモデルのひとりになっていて、女性差別と闘いながら大ニュースの中継にも抜擢をされた女性です。

報道記者は、事件現場で自分の集めてきた情報と考えで目の前にある事件を深掘りしていくたくましいお仕事だなと改めて思いました。危ない現場もあると思いますし、今の私から見ても女性で現場の第一線に行くという気力がどこから湧いてくるのか、どんな信念があるのかはすごく興味深かったです。

曽根を演じるにあたって、過去のニュース映像を見て参考にさせていただきました。オウム真理教の事件は私も覚えていますし、当時大変だったこと、亡くなられた方も後遺症で苦しんでいる方もいらっしゃると思うと過去の事件だったという風には思えなくて、そういった意味では役に気持ちを寄せやすかったです。


■開局70年プロジェクトメンバー

日本テレビ開局70年に際し「テレビ報道が歩んだ70年をドラマで伝えたい」と始まったのがこのプロジェクトです。映像で真実を伝えるために、テレビ報道記者は今日も現場に向かいます。時には目をそむけたくなるような、心がかき乱されるような自分の外の世界のできごとを視聴者の「自分ごと」にするために……。

壁にぶつかり、関わった人を傷つけたかもしれないと日々悩みながら、それでも誰かのためになると諦めずにニュースをつないだ大先輩や先輩や同年代や後輩の女性記者たちを描いたこのドラマが少しでも、またテレビニュースに触れたいと思うきっかけになればと願っています。


小田玲奈(プロデューサー)

お仕事ドラマが好きです。「ハケンの品格」みたいなドラマを作りたくて、勤続12年で念願のドラマ部に異動。「家売るオンナ」「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「知らなくていいコト」「ブラッシュアップライフ」……これまで担当したドラマはどれも登場する仕事を徹底的に取材して制作してきました。

そんな中、開局70年企画として報道局を舞台にしたドラマを制作すると聞き、ぜひ参加したいと名乗りでました。お堅い&偉そうな部署と敬遠してきた報道の人たちを知れるチャンス……ぐらいの気持ちで、現役で働いている方、過去に働いてきた方の取材を始めたのですが、出てくる報道記者たちのエピソードがどれも刺激的すぎて……。「あの事件の裏でそんな状況になっていたの?」「それはストーリーに描いていいの?」と思いながら制作しました。

ただ、自分が1番、取材の中で心動かされたのは、その時代その時代、日テレで働いてきた先輩たちの「仕事への思い」です。結婚、出産、子育てをしながら「働く」ということ。先輩たちが切り開いた道があるから今の自分は「この仕事が、この人生が好きだ」と胸を張って言えるんだ、そう気づきました。

そんな思いを込めて作った「お仕事ドラマ」です。見ていただけたら嬉しいです。

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