リチャード・リンクレイター監督の最新作、Netflixが獲得

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Netflixが、リチャード・リンクレイター監督の新作「Hit Man（原題）」の配信権を2000万ドルで獲得した。米Deadlineが報じた。

本作は、リンクレイター監督作「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に」に出演し、「トップガン　マーヴェリック」でブレイクしたグレン・パウエルと、「6アンダーグラウンド」のアドリア・アルホナが主演。2001年にリンクレイター監督が読んだテキサス・マンスリー誌の記事をもとに、パウエルと共同で脚本を執筆した。

「Hit Man（原題）」は、副業で警察と組み偽の殺し屋を演じている地味な教師（パウエル）が、謎の美女（アルホナ）から束縛の激しい暴力的な夫の殺害を依頼され、事実を明かせぬまま彼女にのめり込んでいくというアクションコメディ。先ごろベネチア国際映画祭でプレミア上映された後、配給権獲得に向けて各社の争奪戦になると予想されていた。

Netflixはアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、インド、韓国などでの配信を予定しており、契約には劇場公開も含まれているようだ。「Hit Man（原題）」はAGCのスチュアート・フォード、リンクレイター監督、パウエル、ジェイソン・ベイトマンがプロデュースしている。

リンクレイター監督は、マリア・センプルのベストセラー小説をケイト・ブランシェット主演で実写映画化した「バーナデット　ママは行方不明」が9月22日から日本公開。