映画チケット代が1日限定で格安に　「ナショナル・シネマ・デイ」がイギリスで実施

画像：アフロ

イギリスで映画館のチケット代が1日限定で格安になる「ナショナル・シネマ・デイ」が9月2日に実施されることが明らかになった。630以上の映画館が参加し、チケットが3ポンド（約525円）で提供される。

ナショナル・シネマ・デイは2022年に続いて２度目の実施で、昨年は150万人が参加。今年は7月に封切られた「バービー」と「オッペンハイマー」が5週連続で国内興行収入のトップ2を占めている。

同イベントを主催する業界団体シネマ・ファーストのイアイン・ジェイコブ会長は、「映画鑑賞は最も低コストで、最もコスパの良いレジャーの一つであることが確認されているが、多くの家庭がまだ財政的な影響を受けていることも認識していることから、映画館への外出を家族全員にさらに手頃な価格で提供したいと考えた」と意義を説明している。

一方、アメリカでは8月27日に3度目となるナショナル・シネマ・デイが実施されている。22年のイベントでは810万人が利用し、総売上は2430万ドルに達している。