全米の映画館、入場料が1日限定で3ドルに！「ナショナル・シネマ・デイ」を実施

写真：アフロ

9月3日（現地時間）、アメリカの映画館の入場料が1日限定で3ドルになることが明らかになった。全米劇場所有者協会(NATO）の非営利団体ザ・シネマ・ファウンデーションは、同日に「ナショナル・シネマ・デイ」を実施すると発表。賛同する全米約3000の劇場で、どの作品も1人3ドルで鑑賞できるようになるという。

「映画館に戻ってきてくれたみなさんが記録的なサマーシーズンにしてくれたことを記念して、映画鑑賞を祝うためのイベントをしたいと考えました」と、ザ・シネマ・ファウンデーションのジャッキー・ブレネマン会長は声明で説明。「この夏の映画鑑賞を実現してくれた映画ファンのみなさんに感謝の意を伝えるとともに、まだ映画館に足を運んでいない人たちには、さらなる魅力的を提供したいと考えています」

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに低調だった映画業界だが、この夏は「トップガン　マーヴェリック」をはじめ、「ジュラシック・ワールド　新たなる支配者」「ドクター・ストレンジ　マルチバース・オブ・マッドネス」などの大ヒットが生まれている。これから秋のシーズンが始まるにあたり、少しでも多くの観客を映画館に引き戻すための施策のようだ。

アメリカでは、9月3日に大ヒット映画の特別版「スパイダーマン　ノー・ウェイ・ホームTHE MORE FUN STUFF VERSION」が封切りされる。