「PARALLEL」最新予告と応援コメント到着　公式アンバサダーキャラ・かいにちゃんも発表

　(C)2021 Daiki Tanaka

田中大貴監督の長編デビュー作「PARALLEL　パラレル」が、テアトル新宿で7月21日から公開されることが決定し、最新予告映像が公開された。

作品は、田中監督が製作・脚本・撮影・照明・編集・特殊造形・VFXを兼任し、“傷を抱えた少女”と“アニメの世界に行きたい殺人鬼”の恋愛模様を描いて賛否両論を巻き起こした異色のスプラッター×ラブストーリー。本作が長編映画初主演となる楢葉ももな、田中監督の前作「FILAMENT」に続いて芳村宗治郎が出演した。

公開された最新予告映像では、主人公の舞（楢葉）とコスプレ殺人鬼である美喜男（芳村）が悲哀に満ちながらも強い眼差しで見つめ合うシーンをはじめ、魔法ステッキを振り回すコスプレ殺人鬼の姿、不気味な笑い声をあげる女装した謎の男性など、怒涛の映像が次々と繰り広げられる。「殺人鬼と愛の物語」とは一体どういう意味なのか、目が離せない予告となっている。

また、ドラマ・CM・舞台と多方面で活躍中の俳優・岡本玲、国内外のホラー情報を発信するホラー映画取締役、ホラー映画呑兵衛のマツヲと、バラエティに富んだ3名からの応援コメント第5弾も到着。

さらに劇中アニメ「人造魔法少女カイニ」の主人公カイ二がミニキャラになった姿もお披露目された。映画公式アンバサダーキャラとして、SNSを中心に最新情報を届けていくという。

▼岡本玲
狡猾と純朴、現代社会の歪なドライさとウエットさ。そこで残虐かつ刹那に生きる登場人物たち。田中監督の繊細なバランス感覚に完全にやられました。これを見逃すなんて有り得ない。凄い映画だ。

▼ホラー映画取締役
人は生まれた境遇からは抜け出せないのか？ “変身”を望む二人のイノセントに荒々しく胸を締め付けられた。「PARALLEL」はダークで血まみれだけれど、確かに光り輝いていた。

▼マツヲ（ホラー映画呑兵衛）
破壊的で破滅的な出逢い。とても痛くて、虚しい。しかし純粋でたまらなく愛おしい！ 怒りや孤独を押し殺し仮面を装着して生きる日々…魔法少女のコスプレで丸鋸付きステッキを相手の顔面に叩き込む殺人鬼は僕の心にも存在してたのかもしれない。恋人や大切な人と観たい“残酷”な映画。