内村光良の監督最新作「夏空ダンス」6月30日から限定公開　故郷を舞台にした青春物語

（C）2023「夏空ダンス」製作委員会

お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良が監督を務める短編映画「夏空ダンス」が、6月30日から九州で2週間限定公開されることが決定した。今も復興途中の故郷、熊本・人吉を舞台に、ダンスで夢を叶えようとする高校生たちの姿を描く。

主演を務めるのは、「世界の果てまでイッテ Q！」内のダンス部企画で、神奈川のダンスチームのメンバーとして活動していた島雄こなつ。内村が「ある意味、一目惚れ」したという10代の煌めきと才能を持ち、人吉で生まれたダンサー志望の女の子の物語が誕生した。

共演には、倉島颯良、吉川康太などフレッシュな顔ぶれに加え、飯尾和樹、長谷川朝晴、原慎一、映美くらら、北村一輝、ムロツヨシ、松重豊など、内村監督の作品ならではの豪華なキャストが集結。内村も主人公の父親役として出演している。

「ピーナッツ」、「ボクたちの交換日記」、「金メダル男」に続く監督4作目にして、初めて故郷を舞台にした内村は「熊本豪雨から2 年後の街の、ありのままの景色を映像として残せたのもよかったかなと思っています。47分の青春映画。たくさんの方に観て頂きたいです。よろしくお願いします」とコメントを寄せている。

あわせて、ポスタービジュアルと15秒の超特報が公開された。ポスタービジュアルには、青い空と水の手橋を背景に、今はもうなくなってしまった中川原の緑の地を踏みしめながら、笑顔で踊る12人の高校生の姿を活写。変わりゆく故郷の姿を、主人公たちの希望に満ちたダンスと一緒に伝えていきたい、残していきたいという内村の思いが反映されている。

15秒の超特報は、主人公・川辺夏子（島雄）のソロダンスや夜空に上がる花火をバックにしたダンスなど、躍動的な振り付けのダンスを収めている。

「夏空ダンス」は、6月30日から熊本・イオンシネマ熊本、福岡・イオンシネマ福岡、イオンシネマ戸畑、イオンシネマ筑紫野、イオンシネマ大野城、佐賀・イオンシネマ佐賀大和で限定公開。