金メダル男

劇場公開日:

金メダル男

解説

「ウッチャンナンチャン」の内村光良が3年ぶりに手がけた監督作で、原作・脚本・主演も務めたコメディドラマ。2011年に東京・サンシャイン劇場で上演された内村の1人舞台「東京オリンピック生まれの男」をもとに、あらゆる一等賞を獲ることに挑み続ける男のおかしくも切ない人生を描く。東京オリンピックで日本中が盛り上がる1964年、長野県塩尻市で生まれた秋田泉一。小学校時代に徒競走で一等賞になり、一番になることの素晴らしさを知った泉一は、絵画から火おこしまで様々な大会で金メダルを獲得していく。いつしか「塩尻の神童」と呼ばれるようになった彼は、その後もすべての金メダルを獲るべく奮闘を続けるが……。内村扮ふんする主人公の青年時代を「Hey! Say! JUMP」の知念侑李が演じるほか、共演にも木村多江、ムロツヨシ、笑福亭鶴瓶ら個性豊かなメンバーが集結。

2016年製作/108分/G/日本
配給:ショウゲート
劇場公開日:2016年10月22日

スタッフ・キャスト

監督
原作
内村光良
脚本
内村光良
製作
村田嘉邦
岩田天植
中山良夫
松田陽三
高木ジム
薮下維也
柴垣邦夫
エグゼクティブプロデューサー
松本整
田村正裕
プロデューサー
細谷まどか
富田裕隆
星野恵
澤岳司
協力プロデューサー
横田崇
末延靖章
ラインプロデューサー
原田耕治
撮影
神田創
照明
丸山和志
録音
竹内久史
美術
岩本浩典
装飾
寺尾淳
衣装
青木茂
ヘアメイク
内城千栄子
編集
栗谷川純
音響効果
井上奈津子
音楽
林祐介
リエ&パーティーモンスター
内村光良
音楽プロデューサー
和田亨
主題歌
桑田佳祐
CGプロデューサー
鈴木伸広
VFXスーパーバイザー
前川英章
キャスティング
田端利江
助監督
松下洋平
制作担当
土田守洋
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(C)「金メダル男」製作委員会

映画レビュー

2.52番じゃダメなんですか

2023年8月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1番だけを狙った男の物語。

僕のチェック映画館は、
いくつかありますが、その第1位は 長野県塩尻市の「東座」(あずまざ)です。1番近いです、バイクですぐです。
さんくちゅありぃ〜♪です。

「金メダル男」のロケ地としてこの映画館が使われたのだ と知り
DVDを幾度も途中停止させながら、東座の支配人さんとか関係者御本人がエキストラで出ておられないかなとチェックしました。

・・・・・・・・・・・・・

監督としては内村光良さんは一番ではなかったですねー(笑)
はっきり言って2番かな。

観進むにつれて、ギャラの支払いは大丈夫だったんだろうかとか、膨大な借金は残っていないだろうかとか、余計なことが頭をかすめてしまって、
失礼ながら原作の「一等賞をもらうこと自体が目標になってしまう」という設定には、古今、面白いものは無いんではないかなと思った次第。

エピソードはたとえ雑多でも、主テーマが巨大であればその映画は名作になり得るのだと、トム・ハンクスの出演作などを観ていれば判ります。

本作では、映画を作ろうとするウッチャンに対して、その呼びかけに応じてくれた「友情出演の多さ」は、はからずも、そしてまぎれなく、そこは一番だったかもしれませんね。
・ ・
推し映画館が出てきたから良かったと、
日記にはかいておこう。

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きりん

1.0モノローグが無駄に多い作品は好きじゃない。

2021年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

モノローグが無駄に多い作品は好きじゃない。

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共感した! 0件)
くそさいと

3.5ここは私のサンクチュアリ

2021年8月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

小学校の運動会の徒競走で一等賞になったことで、何かの1番〈金メダル〉に取り憑かれ、全ての1番を目指して生きた男、秋田泉一の人生の物語。

オリンピックの金メダルラッシュにパラリンピックも始まったので鑑賞。
ウッチャンの作った映画ともあって、彼の人脈からの豪華俳優陣と笑いのセンスは流石なものだった。
たまにはこういう映画も良いよね。
大切なのは諦めない心。
周りから見れば無駄なことも、その後で人生の何かしらに活きてくるかもしれない。
そのためにやりたいことはやっておこう、色々な経験をしておこう、的なことが言いたかったのかな。
泉一の中途半端さは呆れるほどだけど、実際自分も色々手を出しては、真剣に一途になれたものがあまりない。
そういう意味では共感できたし、ここまで自由にやらせてくれるバカな家族の元に産まれたかったなという羨ましさすらある。
人生は出会いと別れの連続。
夢を点々とし、女に近づけば失敗し、それでも諦めず新たな夢を追い続ける彼の人生讃歌。
そりゃ諦められないよね。1番になった時の周りの目や優越感こそが生きてるって感じる証だもの。
コテコテの日テレ映画ではありましたが、なかなか良かったです。

↓以下余談
・平泉成はお父さんにしては年取りすぎ問題。
・原点となった一等賞シーン、朝ドラ『エール』を思い出した。
・ココリコ田中出てくると笑う。ムロツヨシも出てくるし、LIFE!でも始まるのかと思った。
・中庭で披露した坂本龍馬の生涯と、土屋太鳳との鳥の求愛ダンスは結構おかしかった。
・ホンマもんの江戸前寿司by鶴瓶
・ジャニーズオーディションに落ちるジャニーズ
・知念くんって身長低いんだな。
・カラダ記念日
・有吉⁉︎
・東京アイランド
・オペラ座の怪獣
・ムラギノール・シュン

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唐揚げ

3.5【”禍福は糾える縄の如し”諦めない心の大切さを、ほのぼのと可笑しみある一人の男の半生を通して描いた物語。現在活躍する、多数のキャスト探しも楽しいです。】

2021年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

単純

幸せ

ー 2011年に上演された内村光良さんの一人芝居「東京オリンピック生まれの男」の内村ファミリー多数出演の、映画化作品。ー

◆1964年、東京オリンピックに沸く日本で、秋田泉一(若年時代:知念侑季、中年時代:内村光良)は生まれた。
 小学生時代、学校の運動会の徒競走で一等賞に輝いた泉一は、一等になる幸福感を知り、その後も絵画、書道、鮎の摑み取り、大声コンテストなど次々に一等賞を獲得する。
 だが、中学に入り、背の伸びなかった彼は、一等賞が取れなくなっていく・・。

◆感想<内容に触れています>

 1.人生、七転び八起きを地で行く、泉一の人生。
 そんな中でも、彼はくじけずに、夢を持ち、前を向き、進んでいく・・、笑いを交えながら・・。

 2.2021年に今作を観ると、キャスティングも楽しい。
 ・中学生時代、好きになった水泳部の女の子を、上白石萌歌さんが演じていたり
 ・アイドル歌手、北条のりこを清野菜名さんが演じていたり(ブラウン管の中でね・・)
 ・高校時代、独りで”表現部”を立ち上げて、”復活”したときの部員ヨコイさんや先生を土屋太鳳さんと、長澤まさみさんが演じていたり
 ・その後も、劇団を率いるナヨっとした男をムロツヨシさんが演じていたり・・
 ー 少年時代に登場する、女優さん達を見つけるのも楽しい。チラっとしか登場しません・・。ー

 3.母(宮崎美子)の”貴方には、何かがある。思った通り生きなさい”と言う言葉に従い、海外へ出かけ、様々な経験をする泉一。
  無人島に流れ着くも、根性で生き残り”平成のロビンソン・クルーソー”と持て囃されたり・・。
 ー 両親(父:平泉成)の、泉一への、接し方が良い。ナカナカ言えないよ、母の言葉は・・。ー

 4.運命の出会い
 ・且つてのアイドル歌手、北条のりこは、泉一のマネージャー(木村多江)になっていた・・。
 そして、結婚。
 ・そして、二人で一等賞を目指す。
  ”不眠不休ダンス大会”
  ”MANZAI日本一”

<内村コント要素を随所に振り撒きつつ、諦めない心の大切さをコミカルに描いた作品。スベル所も多いし、生まれから50歳までを2時間弱で描いているので、ストーリー展開もやや粗いが、そこは寛容な気持ちで鑑賞したい。
 そして、何事にも頑張ってきた泉一に、息子が上げた”金のメダル”のシーンは、少しホロリと来ます・・。>

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NOBU
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