「ノマドランド」監督、歴史小説「ハムネット」でメガホン

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オスカー監督のクロエ・ジャオ（「ノマドランド」）が、ベストセラー歴史小説「ハムネット」の映画化企画を進めていることがわかった。米Deadlineが第一報を報じた。

北アイルランドの作家マギー・オファーレルが2020年に発表した原作小説は、史実を大胆に再解釈し、シェイクスピアの妻アグネスが一人息子ハムネットの喪失と折り合いをつけるために奮闘する様を描いた物語。悪妻として知られるアグネスの人物像を一新し、英女性小説賞や全米批評家協会賞を受賞、米ニューヨークタイムズ紙のベストセラーにも選出された。

アンブリン・パートナーズ、ヘラ・ピクチャーズ、ニールストリート・プロダクションズ、ブック・オブ・シャドウが製作する映画版では、原作者のオファーレルとジャオ監督が共同で脚本を執筆。ライザ・マーシャルとピッパ・ハリス、サム・メンデスがプロデュースを手がける。現時点では、ジャオ監督の次回作になるかは未定だという。