ミュージカル映画版「ウィキッド」にミシェル・ヨー

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米ユニバーサル・ピクチャーズが、ジョン・M・チュウ監督（「クレイジー・リッチ！」）のメガホンでブロードウェイの大ヒットミュージカル劇を映画化する「ウィキッド」のキャストに、ミシェル・ヨーが新たに加わったことが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが報じている。

「ウィキッド」は、ミュージカル映画の古典「オズの魔法使」の前日譚として執筆されたグレゴリー・マグワイアの同名小説が原作。オズに災いを招く西の悪い魔女・エルファバの学生時代に焦点を当てた物語で、2003年に米ブロードウェイで開演。ロングランミュージカルとしていまだにヒットを続けており、世界累計で3000万人以上の動員を誇る。

映画化にあたっては、舞台版を手がけた脚本のウィニー・ホルツマン、作詞、作曲のスティーブン・シュワルツがそれぞれ同役割を担当し、マーク・プラットがプロデュース。

グラミー賞、エミー賞、トニー賞に輝く実力派歌手で女優のシンシア・エリボが“西の悪い魔女”エルファバ役、米人気シンガーのアリアナ・グランデが“南の善い魔女”グリンダ役でダブル主演を務めるほか、大ヒットドラマ「ブリジャートン家」でブレイクしたジョナサン・ベイリーがフィエロ役、ジェフ・ゴールドブラムが“オズの魔法使い”役で出演する。

最新主演作「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が本年度賞レースを席巻中のヨーは、エルファバとグリンダが通う学校の校長を演じるとのことだ。

前後編の2部作として公開される「ウィキッド」は、年明け1月にクランクイン。前編は2024年12月25日、後編は25年12月25日に全米公開が予定されている。