ミュージカル「愛の不時着」が日本でも上演!?　フジテレビが国内独占上演権を取得

フジテレビが、9月16日から韓国で上演されるミュージカル「愛の不時着」の日本国内における独占上演権を取得したことがわかった。

「愛の不時着」は、2019年12月から韓国で放送され、20年2月の最終話が平均21.7%、最高24.1%の視聴率を達成し、ケーブルテレビ史上歴代3位の快挙をあげたドラマ。その後、Netflixで世界190カ国に配信された。日本では20年から配信され、2年以上たったいまでも「人気シリーズトップ10」に入るなど、高い人気を博している。ドラマで共演したヒョンビンとソン・イェジンの結婚も話題となった。

ミュージカル「愛の不時着」は、9月16日に韓国・COEX Shinhan Card アーティウムで世界初演を迎える。フジテレビは、ミュージカルを制作しているT2N media、A2Z ENTERTAIMENTと、日本での上演にまつわる協業契約を締結。日本国内での独占的上演権を取得し、日本への招聘公演および日本語版上演を目指すという。

物語は、韓国の財閥令嬢ユン・セリ（ソン）が、突風によるパラグライダーのアクシデントで、北朝鮮に不時着したことから始まる。木に引っかかって動けないユン・セリは、北朝鮮の特級将校のリ・ジョンヒョク（ヒョンビン）に発見される。韓国へ帰る方法を模索する間、身分を隠してリ・ジョンヒョクの家で暮らすことになるユン・セリ。やがてふたりの間には、少しずつ愛が芽生えていく。