アルジェリアで誕生した21世紀の“バグダッド・カフェ”「サハラのカフェのマリカ」8月26日公開

2022年6月21日 15:00


サハラ砂漠で年老いた女主人が一人で切り盛りするカフェ
サハラ砂漠で年老いた女主人が一人で切り盛りするカフェ

第72回ロカルノ国際映画祭最優秀新人監督賞、第11回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭最高賞受賞作「サハラのカフェのマリカ」が8月26日から公開される。

ゆっくりと時が流れる砂漠の日常をアルジェリアの新鋭、ハッセン・フェルハーニが鮮やかに、そして幻想的に描き出し世界中の映画祭を席巻した本作は、21世紀の“バグダッド・カフェ”と呼べるような新感覚のドキュメンタリー。アフリカ北部に位置する世界最大のサハラ砂漠。その砂の大地の真ん中に、たった一軒の簡素な家屋が佇んでいた。そこは年老いた女主人のマリカが一人で切り盛りするカフェ、そこに行き交う人々の姿を幻想的に映し出す。

ポスター画像
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アフリカ北部に位置する世界最大のサハラ砂漠。その砂の大地の真ん中に、簡素な家屋が一軒佇んでいた。そこは砂漠の休息所、年老いた女主人のマリカが一人で切り盛りするカフェだった。砂漠を走るトラックの運転手、どこからともなくやって来る旅人たち、ヨーロッパのバックパッカー、行き交う人々が次々とやって来ては、去っていく。マリカはそんな人々と他愛も無いおしゃべりをしながら日々を過ごしていく。国のこと、人生のこと、家族のこと、コーヒーを飲みながら初対面のマリカに人々は打ち明ける。

8月26日からヒューマントラストシネマ渋谷にて公開。

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(C)143 rue du desert Hassen Ferhani Centrale Electrique Allers Retours Films

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