水木しげる生誕100周年記念「水木しげるの妖怪百鬼夜行展」展示詳細が明らかに コラボカフェも併催

2022年6月17日 10:00


7月8日から9月4日に開催
7月8日から9月4日に開催

7月8日~9月4日に東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催される「水木しげるの妖怪百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」の展示詳細が、発表された。

同展は「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」などで知られる漫画家・水木しげるさんの生誕100周年を記念して開催される初の大型展覧会。全4章構成で、さまざまな角度から同氏が描いた日本の妖怪たちがどのように生まれてきたかをひも解く。展示される水木さんによる妖怪画は100点以上。

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エントランス「天空の水木しげるロード」には、水木さんの出身地である鳥取県境港市に並ぶブロンズ像と同じ妖怪たちが登場。東京の風景を一望できる窓には、妖怪の名を記した提灯が多数灯される。NHK Eテレの「てれび絵本」で放送された「水木しげるの妖怪えほん」に登場する人気妖怪の映像も上映。ARアプリを用いて、会場内に隠れている妖怪(全5体)との記念写真も撮影できる。

第1章「水木しげるの妖怪人生」では、水木さんが歩んだ人生の軌跡を紹介。水木家にお手伝いに来ていた「のんのんばあ」から不思議な話を聞いた境港時代、生死の間をさまよった従軍時代、貧困の貸本漫画家から一躍人気漫画家になった時代を振り返り、氏が妖怪に魅せられることになった理由を探る。

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第2章「古書店妖怪探訪」では、江戸時代の絵師・鳥山石燕の「画図百鬼夜行」や、昭和初期の民俗学者・柳田國男による「妖怪談義」をはじめ、水木さんが所蔵する妖怪関連書籍を展示する。

第3章「水木しげるの妖怪工房」では、水木さんの妖怪画の創作方法を「絵師たちから継承」「様々な資料から創作」「文字情報から創作」の3つに分けて紹介。シアターでは、展覧会用に特別編集された「水木しげるの妖怪えほん」が上映される。

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第4章「水木しげるの百鬼夜行」では、水木さんが描いた妖怪原画を多数展示。「山」「水」「里」「家」それぞれに棲む妖怪を紹介する。

また、会期中には会場の同フロアでコラボレーションカフェ「妖怪の森Cafe」がオープン。妖怪の世界やキャラクター、水木作品をモチーフにした飲食メニューが提供され、全品に特製ランチョンマットが付属する。一部メニューとランチョンマットのデザインは、7月8日~8月5日の前期と、8月6日~9月4日の後期とで入れ替わる。

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展覧会の前売りチケットは、東京シティビュー専用オンラインサイト、ローソンチケットで販売中。一般1900円、ペア割3600円、シニア(65歳以上)1600円、高校・大学生1300円、4歳~中学生700円。7月9~22日にはローソンチケットで、親子キッズワークショップ付きチケットの抽選(10組20人/4200円)も受け付ける。

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