ゲゲゲの鬼太郎

劇場公開日:

解説

1960年代の連載開始以来、5度に渡ってアニメ化され、世代を越えて愛され続ける水木しげるの名作妖怪漫画を、最先端のVFX満載で初の劇場版実写映画化。恐るべき魔力を持つ“妖怪石”を巡り、鬼太郎や仲間たちが史上最大の戦いを繰り広げる。鬼太郎を人気デュオWaTのウエンツ瑛士が演じるほか、ねずみ男に大泉洋、猫娘に田中麗奈、子なき爺に間寛平が扮するなど、漫画やアニメでおなじみの妖怪のキャスティングにも注目したい。

2007年製作/103分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2007年4月28日

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(C)2007ゲゲゲの鬼太郎フィルムパートナーズ

映画レビュー

3.0時給500円というのは最低賃金法違反

2019年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 どうなることかと心配していたアニメの実写化映画。ところが、着ぐるみによる妖怪たちとか、VFXの効果はある程度満足いくものに仕上がっていた。幼い頃、初めて見たTVアニメのゲゲゲの鬼太郎は白黒でしたが、さすがにその衝撃度は全く感じられませんでした。俳優陣でもウエンツなんてどうなることかと思ってましたけど、ネズミ男の大泉洋、猫娘の田中麗奈、砂かけ婆の室井滋、子泣き爺の間寛平たちがソックリ度において充分カバーしてくれたと思います。

 映画のストーリーとしては理解し難い部分も多く、大人が楽しむよりは子どもが鬼太郎の行動をどのように受け止めるのかという製作サイドの願いがあったのかもしれません。ネズミ男が妖怪石を盗んで換金した行為、小学生の健太が父親との約束のため妖怪石を秘匿し続けた行為、妖怪裁判で有罪判決を受けた鬼太郎と仲間たちがとった行為等々。大人の観点からすると、環境破壊や住民運動、バブル期を思い起こしてしまうテーマパーク建設のための地上げ行為、一方的な裁判制度、「憎しみは憎しみしか生まない」といった重要なテーマなど・・・ところがそれが上手く絡み合わないのが残念でした。

 その他、健太と美香の父親(利重剛)が現総理大臣に見えてしょうがなかったこと。鬼太郎はあちこちで色んな約束をしてしまうけど、大丈夫なのか?と心配になってしまったこと。妖怪石を今日中に見つけなければ目玉おやじと砂かけ婆が釜茹での刑に処せられるのに、鬼太郎が健太を強引なやり方で石を奪おうとしなかったこと・・・これが重要なポイントになるのに、お子様たちにはどう映ったのでしょうね・・・

 予告編でも見られたマトリックス風の目玉おやじや、一反木綿に乗ったときの疾走浮遊感、鬼太郎の家を取り囲んだ狐たちの特撮など、心地よいほどの映像もありました。もちろん一番の見所は鬼太郎の一瞬ハゲです。また、彼にはちゃんと両目がありましたので、彼の目が目玉おやじになったという噂はあっさりと払拭してしまいました。子どもにせがまれてしょうがなく鑑賞したお父さんには田中麗奈の太股と猫ダンスがオススメです。

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kossy

3.0「漫画」と割り切れば大人でも楽しめる

2019年6月23日
Androidアプリから投稿

最後にネズミ男が釜茹でにされたらスカッとするんだけどな(笑)

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ぱぶりっく・まいんど

4.0思いきり振り切って鬼太郎=「ウエンツ瑛士」で、私は正解だと思う。

2015年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ゲッ、ゲッ、ゲゲゲのゲー
夜は墓場で運動会
楽しいな
楽しいな
おばけは死なない
病気もなんにもなーい♩
と、歌っていたのにも関わらず、
目玉親父が「妖怪結膜炎」になっていたのを観て以来、もう何も信じられなくなった子供時代。
因みに、高校の時の私のあだ名は、鬼太郎です。髪が、ワンレンだったせいです。
えー!?
ちょっと、短絡的じゃね?こいつ、あだ名つけるセンスゼロじゃね?と、思ったその男子生徒が、現在の有吉です。
あ、嘘です。すみません。

が、中途半端に似せて来るより、思いきり振り切って鬼太郎=「ウエンツ瑛士」で、私は正解だったと思います。ウエンツが好きだからというのもあります。だって、可愛いもの。

あと、妖怪が好きです!なんかさー、朝起きたら、枕が足下に転がってたんだよね!これは妖怪「枕返し」のせいだ!とか考える、妄想癖な日本人が好き。いや、趣きがあります。

映画館で観ました。ええ、周りは子供(幼児)&その保護者でしたよ。一人で観に来てる、妙齢の女なんかいなかったっす。でも、子供って凄いですね!笑うべきところで絶対笑うし、鬼太郎ピンチの時には「頑張って!」と声援が飛ぶし、エンドロールが終わって、電気つくまでじーっと画面を見つめてる。だれーも席を立とうとしない。なんだか、おばちゃん、大事なことを教わりました。

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さぽ太

4.0すごく混んでいて、びっくりしました。

2013年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

とにかく人が入っていました。
連休中ということを差し引いても、地元のシネコンでこんなに人が入っているのは、見たことがありません。
ほとんどが親子連れか、中学生、高校生だったと思います。
この映画、かなりヒットしそうです。
内容も「どろろ」とかよりも、多少下の年齢向けのような感じですが、大人が見ても普通に楽しいです。
ストーリーも、テレビアニメで普通にやっている鬼太郎そのままで、昔見ていた大人が見ても、今見ている子供が見ても、問題なく入っていけます。
しかもそれを、CGやきぐるみを駆使して、楽しい絵に仕上げており、有名な俳優さんや女優さん、タレントさんなどが、妖怪役で次々と登場してくるのも楽しいです。
ただ、鬼太郎がウエンツさんでは、チョっと抵抗がありますが、女性も見るわけですから、ビジュアル的にやもおえないでしょう。
抜群によいというほどでもないけれど、十分に楽しめる、よい映画だと思います。

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