「トップガン3」の可能性は？　ジェリー・ブラッカイマーが言及

1986年に大ヒットした映画「トップガン」の36年ぶりとなる続編「トップガン　マーヴェリック」が、トム・クルーズの歴代出演作品のなかでも最高の興行記録を更新するなかで、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが第3弾の可能性について言及した。

米Deadlineの取材を受けたブラッカイマーは、第2弾の実現にこれほどまでに時間がかかった理由は、「（企画開発を続けても製作できる状態に）近づくことができなかったからだ」と説明。「（満足できる）脚本がなかった。アイデアがなかった」としている。

企画開発が活発化したのは、ジョセフ・コシンスキー監督が「トップガン　マーヴェリック」のストーリーを考案したのがきっかけだ。仏パリで「ミッション：インポッシブル　フォールアウト」を撮影していたクルーズを、コシンスキー監督が訪問。コンセプト画などを見せながら、ストーリー案をプレゼンしたという。

「トムは目を輝かせて、パラマウントに電話をかけた。それで実現に向かって動き出したんだ」

第3弾について聞かれると、具体的にはまだ決まっていないとブラッカイマーは言う。「まずは、いまの成功を楽しもうじゃないか」