「トップガン マーヴェリック」のために撮影された映像は800時間以上

2022年4月20日 11:00


「トップガン マーヴェリック」の一場面
「トップガン マーヴェリック」の一場面

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で複数回にわたり公開延期を余儀なくされた、トム・クルーズ主演の「トップガン マーヴェリック」が、5月27日に日米同時公開される。

英エンパイアにジョセフ・コジンスキー監督が語ったところによると、スカイアクションシーンのリアルさにこだわり過ぎて「1日12時間から14時間の撮影のうち、本編に使ったのは30秒程度だった」という。「何カ月も何カ月も空撮を行った。実際、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の全フッテージくらい撮影した。トータルで800時間を超えていると思う」

また、コックピット内の映像に関しては、撮影クルーが搭乗することができないため、役者自身にカメラを操作させたと、プロデューサーを兼ねるクルーズが語っている。

「俳優たちには照明や撮影、編集について教えなければならなかった。カメラのオンとオフの仕方、アングルやレンズの違いなどもね。ジェットに乗る時間は限られていた。2、30分の飛行でも、必要な映像をきちんと収める必要があったんだ」

トップガン マーヴェリック」は、カンヌ国際映画祭でワールドプレミアを行ったあと、5月27日に日米で同時公開される。

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